日本代表は、パリでフランス代表と、ポーランドでブラジル代表と対戦したが、両試合を通じて、まるで冷水を浴び曝れれたような、ぶざまな結果に終わった。
フランス代表とは、試合自体は終了間際の香川のゴールで1−0と勝利を飾ったが、内容は、圧倒的にフランスに押されていた。特に、前半は、まったく相手に歯が立たなかった。
ブラジルとの試合では、そのフランス戦の反省からか、試合開始早々から、積極的に攻撃を仕掛けたが、結果的にはそれが仇となり、相手のカウンター攻撃などで、0−4と惨敗した。
ブラジル代表が相手とはいえ、これほどの大差で日本代表が敗れたのは久し振り。アジアではいい試合を展開しているものの、世界のトップレベルのチームとの間には、まだまだ大きな差があることを、まざまざと思い知らされた。
海外で、有名なチームで、プレーしている選手が何人いるとか、そんな話ではなく、チームとしてまとまった時に、1つのチームとして機能するかどうかが、重要なのだ。
確かに、前半のフランスは、ベンゼマがいたことが大きかった。彼が退いた後半は、前半ほどの勢いはなかった。
ブラジルのこの試合での出来は素晴らしかった。特に、ネイマールは、心技体とも、充実しており、彼に振り回された部分が大きかった。ブラジルも、いつでもこの試合のようなプレーをする訳ではないだろう。
しかし、それにしても、この実力差は、とてもブラジル・ワールドカップまでの2年間では、埋められる差ではないことは明らかだった。
少なくとも、あと一世代は、必要になる。と思わせるほど、このヨーロッパ遠征での試合は、酷い内容だった。
2012年10月16日火曜日
2012年8月12日日曜日
ロンドン・オリンピック 男子 決勝戦 ブラジル 1-2 メキシコ
ロンドン・オリンピック、男子サッカーの決勝、ブラジルとメキシコの対戦は、大方の予想を覆し、メキシコが2−1でブラジルを降し、オリンピックのサッカーでの初めての金メダルを手にした。
試合では、メキシコの勝負強さだけが目立ち、ネイマール、オスカル、ディアゴ・シウバ、マルチェロ、アレ・サンドロら、世界中の一流チームで活躍するスター選手をそろえたブラジルは、その前に屈した。
試合は、開始早々、ブラジルの激しいプレスで始まった。一度、押し戻されたメキシコも、同じくブラジルのディフェンスに激しいチェック。相手のバックパスを奪ったペラルタが、そのまま一気にゴール前に持ち込んで、右足でゴール左隅にシュート。これがあっさり決まり、開始わずか30秒でメキシコが先制した。
ブラジルは、大会前から不安視されていた守備の弱さが、いきなり露呈し、開始早々から、1点のディスアドバンテージを負ってしまった。
ワールドカップ4回の優勝を誇るブラジルは、オリンピックでの優勝は一度もない。1984年、88年大会でも決勝まで進みながら、銀メダルに終わっている。この大会での優勝は、ブラジルに取って、至上命題になっていた。そのプレッシャーが、1点のビハインドとともに、ブラジルのイレブンに襲いかかった。
ブラジルの華麗なパス回しから繰り出されるシュートを、メキシコのディフェンス陣は、ことごとく跳ね返した。
ブラジルが次第に焦りを感じ始めた後半30分。メキシコが、ゴール前右サイドからのフリーキックのチャンス。ファビアンがゴール前に上げたボールに、左サイドから飛び込んで来たペラルタが、再びゴールを決めて、メキシコがダメ押しの2点目。
ブラジルのディフェンスは、走り込んできたペラルタをだれも止めにいけず、ただゴール前で立っているだけだった。
ブラジルは、守備を巡って、ピッチ場で味方同士で言い争いを始める一幕もあり、チーム一丸となって決勝に挑んだメキシコとの、好対照なチーム事情を露呈した。
ブラジルは、ロスタイムにレアンドロがようやく1ゴールを返したが、時既に遅し。優勝に相応しい戦いをしたメキシコが、勝利を手にした。
試合では、メキシコの勝負強さだけが目立ち、ネイマール、オスカル、ディアゴ・シウバ、マルチェロ、アレ・サンドロら、世界中の一流チームで活躍するスター選手をそろえたブラジルは、その前に屈した。
試合は、開始早々、ブラジルの激しいプレスで始まった。一度、押し戻されたメキシコも、同じくブラジルのディフェンスに激しいチェック。相手のバックパスを奪ったペラルタが、そのまま一気にゴール前に持ち込んで、右足でゴール左隅にシュート。これがあっさり決まり、開始わずか30秒でメキシコが先制した。
ブラジルは、大会前から不安視されていた守備の弱さが、いきなり露呈し、開始早々から、1点のディスアドバンテージを負ってしまった。
ワールドカップ4回の優勝を誇るブラジルは、オリンピックでの優勝は一度もない。1984年、88年大会でも決勝まで進みながら、銀メダルに終わっている。この大会での優勝は、ブラジルに取って、至上命題になっていた。そのプレッシャーが、1点のビハインドとともに、ブラジルのイレブンに襲いかかった。
ブラジルの華麗なパス回しから繰り出されるシュートを、メキシコのディフェンス陣は、ことごとく跳ね返した。
ブラジルが次第に焦りを感じ始めた後半30分。メキシコが、ゴール前右サイドからのフリーキックのチャンス。ファビアンがゴール前に上げたボールに、左サイドから飛び込んで来たペラルタが、再びゴールを決めて、メキシコがダメ押しの2点目。
ブラジルのディフェンスは、走り込んできたペラルタをだれも止めにいけず、ただゴール前で立っているだけだった。
ブラジルは、守備を巡って、ピッチ場で味方同士で言い争いを始める一幕もあり、チーム一丸となって決勝に挑んだメキシコとの、好対照なチーム事情を露呈した。
ブラジルは、ロスタイムにレアンドロがようやく1ゴールを返したが、時既に遅し。優勝に相応しい戦いをしたメキシコが、勝利を手にした。
2012年8月11日土曜日
ロンドン・オリンピック 男子 3位決定戦 韓国 2-0 日本
ロンドン・オリンピック、男子サッカーの3位決定戦、日本と韓国の戦いは、韓国が2-0で日本を降し、銅メダルを手にした。
日本は、得意のパスサッカーを展開し、幾度となくチャンスを迎えたが、最後に決めきれず、無得点に終わった。これまでの戦いで主役を演じてきた永井も、怪我の影響もあってか、韓国のディフェンス陣に完全に封じられ、全く活躍できなかった。
一方の韓国は、前半から闘争心むき出しでこの試合にかける意気込みを示した。得意のカウンターから、ここぞ、という場面でキッチリとゴールを決めて、宿敵の日本を降した。
試合開始早々、韓国が日本ゴールに襲いかかった。その後、試合が落ち着いてくると、日本がボールを支配し、韓国陣内で試合が勧められた。韓国は、無理に日本のボールを奪おうとはせず、しかし、時折激しいプレーで、この試合への思い入れを体で表した。
韓国は、明らかに足を狙ったプレーで、前半で3枚のイエローカードを受け、さすがに、その後のラフプレーは、やや抑え気味になった。
前半38分。韓国はカウンター攻撃から、オーバーエージ枠のパク・チュヨンがディフェンス4人を引きつけながら、最後は右足でギール右隅にゴール。これまでの試合で堅守を誇っていた日本のディフェンス陣は、何もできなかった。
後半の立ち上がり、日本はディフェンスのちぐはぐなプレーで、何度かピンチを迎えたが、その後は落ち着きを取り戻し、前半同様、日本が韓国エリア内で試合を進めた。
しかし、後半12分、韓国はゴールキーパーからの長いキックを、キャプテンのク・ジャチョルが、そのまま持ち込んで右足でゴール。
日本は、選手交代などで打開を図るが、結局ゴールを挙げることができず、試合は2-0のままで終了。銅メダルを獲得することはできなかった。
韓国は、中盤では日本のパスワークに無理には付き合わず、しかしゴール前での守りに集中し、日本のゴールを許さなかった。また、永井が得意の足を行かせるような展開にならないように、細心の注意を図っていた。
伝統のカウンター攻撃からのゴールは見事だった。日本のディフェンス陣は、一番警戒していた韓国の攻撃を、なすすべなく許した。
日本は、永井を封じられ、ゴール前までボールを運べるが、最後の最後で、韓国のディフェンスの壁を崩すことができなかった。自陣でボールを回しているときと、相手のゴール前に迫っているときと、同じような雰囲気で試合を進めているように見え、韓国の攻守の切り替えとの差が、際立っていた。
大会を通じて、日本は初戦のスペイン戦では、世界が賞賛する素晴らしいチームだったが、最後の各国選では、これまでの通りの、普通のチームになっていた。
日本は、得意のパスサッカーを展開し、幾度となくチャンスを迎えたが、最後に決めきれず、無得点に終わった。これまでの戦いで主役を演じてきた永井も、怪我の影響もあってか、韓国のディフェンス陣に完全に封じられ、全く活躍できなかった。
一方の韓国は、前半から闘争心むき出しでこの試合にかける意気込みを示した。得意のカウンターから、ここぞ、という場面でキッチリとゴールを決めて、宿敵の日本を降した。
試合開始早々、韓国が日本ゴールに襲いかかった。その後、試合が落ち着いてくると、日本がボールを支配し、韓国陣内で試合が勧められた。韓国は、無理に日本のボールを奪おうとはせず、しかし、時折激しいプレーで、この試合への思い入れを体で表した。
韓国は、明らかに足を狙ったプレーで、前半で3枚のイエローカードを受け、さすがに、その後のラフプレーは、やや抑え気味になった。
前半38分。韓国はカウンター攻撃から、オーバーエージ枠のパク・チュヨンがディフェンス4人を引きつけながら、最後は右足でギール右隅にゴール。これまでの試合で堅守を誇っていた日本のディフェンス陣は、何もできなかった。
後半の立ち上がり、日本はディフェンスのちぐはぐなプレーで、何度かピンチを迎えたが、その後は落ち着きを取り戻し、前半同様、日本が韓国エリア内で試合を進めた。
しかし、後半12分、韓国はゴールキーパーからの長いキックを、キャプテンのク・ジャチョルが、そのまま持ち込んで右足でゴール。
日本は、選手交代などで打開を図るが、結局ゴールを挙げることができず、試合は2-0のままで終了。銅メダルを獲得することはできなかった。
韓国は、中盤では日本のパスワークに無理には付き合わず、しかしゴール前での守りに集中し、日本のゴールを許さなかった。また、永井が得意の足を行かせるような展開にならないように、細心の注意を図っていた。
伝統のカウンター攻撃からのゴールは見事だった。日本のディフェンス陣は、一番警戒していた韓国の攻撃を、なすすべなく許した。
日本は、永井を封じられ、ゴール前までボールを運べるが、最後の最後で、韓国のディフェンスの壁を崩すことができなかった。自陣でボールを回しているときと、相手のゴール前に迫っているときと、同じような雰囲気で試合を進めているように見え、韓国の攻守の切り替えとの差が、際立っていた。
大会を通じて、日本は初戦のスペイン戦では、世界が賞賛する素晴らしいチームだったが、最後の各国選では、これまでの通りの、普通のチームになっていた。
2012年8月10日金曜日
ロンドン・オリンピック 女子 決勝 アメリカ 2-1 日本
ロンドン・オリンピック、女子サッカーの決勝戦。ロンドンのサッカーの聖地、ウェンブリースタジアムで行われた試合は、アメリカが2-1で日本を降し、3大会連続でオリンピックでの金メダルを獲得した。
日本は、前回のワールドカップの優勝に続き、史上初めてのワールドカップとオリンピックの連覇を目指したが、果たせず、そのワールドカップの決勝で降したアメリカから、リベンジを受けた形になった。
試合の立ち上がりは、両チームともほぼ互角の戦い。しかし、先制したのはアメリカだった。
前半8分。モーガンが右サイドを深く切れ込んで、ゴール前に折り返し、このボールを飛び込んで来たロイドが頭で決めた。日本のディフェンスは、マークしていたワンバクの後ろから飛び出してきたロイドを、止めることができなかった。
日本は、何度となく決定的なチャンスを迎えたが、シュートミスをしたり、バーに跳ね返されたり、決め手を欠き、同点ゴールが奪えなかった。
また、アメリカのペナルティエリア内での明らかなハンドがありながら、審判がハンドを取らないなど、運にも見放されていた。前半は、1-0のまま終了。後半も、先にゴールを奪ったのは、アメリカだった。
後半9分。先制点を挙げたロイドが、中盤からドリブルでゴール前まで持ち込み、そのまま、あっさりとミドルシュートを決めた。日本は、ずっとロイドについていたが、相手にフリーキックを与えるのをためらい、強引に止めには行かなかったが、それが仇となってしまった。
日本も、後半18分に、宮間、大野、澤と渡ったボール。澤のシュートははじかれたが、そのリバウンドを澤がフリーの大野にパス。これを大野が決めて、ついに、1点を返した。
さらに日本は、後半、鮫島に変わって出場した岩渕が、キーパーと1対1となり、この試合で最大のチャンスを迎えたが、ゴール右隅を狙ったシュートは、アメリカのGKソロに落ち着いてキャッチされ、絶好の同点機を逃した。
結局、試合はそのまま終了し、アメリカが、ワールドカップでの雪辱を果たし、オリンピックの3連覇を決めた。試合は、決勝戦に相応しく、展開がめまぐるしく変わり、お互い攻撃的に試合を展開した、好ゲームだったが、決定力にまさり、運にも恵まれたアメリカが最後には勝利を掴んだ。
日本は、試合内容自体は悪くなかったが、何度かあった決定的なチャンスに決められず、またPKにつながるハンドも主審に認められず、運もなく、銀メダルに終わった。
日本は、前回のワールドカップの優勝に続き、史上初めてのワールドカップとオリンピックの連覇を目指したが、果たせず、そのワールドカップの決勝で降したアメリカから、リベンジを受けた形になった。
試合の立ち上がりは、両チームともほぼ互角の戦い。しかし、先制したのはアメリカだった。
前半8分。モーガンが右サイドを深く切れ込んで、ゴール前に折り返し、このボールを飛び込んで来たロイドが頭で決めた。日本のディフェンスは、マークしていたワンバクの後ろから飛び出してきたロイドを、止めることができなかった。
日本は、何度となく決定的なチャンスを迎えたが、シュートミスをしたり、バーに跳ね返されたり、決め手を欠き、同点ゴールが奪えなかった。
また、アメリカのペナルティエリア内での明らかなハンドがありながら、審判がハンドを取らないなど、運にも見放されていた。前半は、1-0のまま終了。後半も、先にゴールを奪ったのは、アメリカだった。
後半9分。先制点を挙げたロイドが、中盤からドリブルでゴール前まで持ち込み、そのまま、あっさりとミドルシュートを決めた。日本は、ずっとロイドについていたが、相手にフリーキックを与えるのをためらい、強引に止めには行かなかったが、それが仇となってしまった。
日本も、後半18分に、宮間、大野、澤と渡ったボール。澤のシュートははじかれたが、そのリバウンドを澤がフリーの大野にパス。これを大野が決めて、ついに、1点を返した。
さらに日本は、後半、鮫島に変わって出場した岩渕が、キーパーと1対1となり、この試合で最大のチャンスを迎えたが、ゴール右隅を狙ったシュートは、アメリカのGKソロに落ち着いてキャッチされ、絶好の同点機を逃した。
結局、試合はそのまま終了し、アメリカが、ワールドカップでの雪辱を果たし、オリンピックの3連覇を決めた。試合は、決勝戦に相応しく、展開がめまぐるしく変わり、お互い攻撃的に試合を展開した、好ゲームだったが、決定力にまさり、運にも恵まれたアメリカが最後には勝利を掴んだ。
日本は、試合内容自体は悪くなかったが、何度かあった決定的なチャンスに決められず、またPKにつながるハンドも主審に認められず、運もなく、銀メダルに終わった。
ロンドン・オリンピック 女子 準々決勝 フランス 1-2 日本
ロンドン・オリンピック、女子サッカーの準決勝は、日本がフランスを2−1で降し、決勝戦への進出を決めた。北京大会では、ベスト4で姿を消したが、この勝利で、オリンピックにおいて、初めてメダルを獲得、銀メダル以上が確定した。
日本もフランスも、速いパス回しで試合を進める似たタイプのチーム。試合開始から、お互い中盤での激しいボールの奪い合いを演じた。
先制したのは日本。前半32分、ゴール前でのフリーキックのチャンス。宮間がボール前に送ったボールを、混戦の中で、大儀見が押し込んだ。
フランスも何度か惜しいチャンスを迎えたが、自らのシュートミスや日本の攻守に阻まれて、前半は、同点に追いつくことはできなかった。
後半4分。日本はまたもフリーキックのチャンス。先制点と同じような位置。宮間が今度はゴール左前にふわっとしたパス。これを阪口が、下がりながらの難しいヘディングでゴール右隅に決め、後半開始早々、2-0とした。
これで、日本が楽々と勝利するかに思われたが、後半31分、中盤でボールを奪われ、右サイドを崩されてゴールラインのギリギリからの折り返しを、飛び込んだゾマが決めて1点差。
その直後の後半33分、阪口がPE内で相手選手を倒してしまい、フランスにPKのチャンス。しかし、キッカーのブサリが、ゴール右に外してしまい、絶好の同点機を失った。
フランスは、その後もタイムアップまでの時間、猛攻を仕掛けたが、ついに同点に追いつくことはできなかった。
日本は、少ないチャンスをものにして、フランスの猛攻を、相手の詰めの甘さにも助けられながら、集中したディフェンスで、なんとか逃げ切った。
日本もフランスも、速いパス回しで試合を進める似たタイプのチーム。試合開始から、お互い中盤での激しいボールの奪い合いを演じた。
先制したのは日本。前半32分、ゴール前でのフリーキックのチャンス。宮間がボール前に送ったボールを、混戦の中で、大儀見が押し込んだ。
フランスも何度か惜しいチャンスを迎えたが、自らのシュートミスや日本の攻守に阻まれて、前半は、同点に追いつくことはできなかった。
後半4分。日本はまたもフリーキックのチャンス。先制点と同じような位置。宮間が今度はゴール左前にふわっとしたパス。これを阪口が、下がりながらの難しいヘディングでゴール右隅に決め、後半開始早々、2-0とした。
これで、日本が楽々と勝利するかに思われたが、後半31分、中盤でボールを奪われ、右サイドを崩されてゴールラインのギリギリからの折り返しを、飛び込んだゾマが決めて1点差。
その直後の後半33分、阪口がPE内で相手選手を倒してしまい、フランスにPKのチャンス。しかし、キッカーのブサリが、ゴール右に外してしまい、絶好の同点機を失った。
フランスは、その後もタイムアップまでの時間、猛攻を仕掛けたが、ついに同点に追いつくことはできなかった。
日本は、少ないチャンスをものにして、フランスの猛攻を、相手の詰めの甘さにも助けられながら、集中したディフェンスで、なんとか逃げ切った。
2012年8月4日土曜日
ロンドン・オリンピック 男子 準々決勝 日本 3-0 エジプト
ロンドン・オリンピック、男子サッカーの準々決勝、日本はエジプトと対戦し、永井のゴールなどで3-0で圧勝。メキシコ大会以来の44年振りのベスト4に駒を進めた。
日本は、これまでの試合同様、開始早々から積極的にプレスをかけ、早く前線にパスを送るという積極的な戦い方で、試合の主導権を握った。攻撃的と目されたエジプトは、全くいい形が作れなかった。
前半14分。右サイドで清武がチェックで奪ったボールをゴール前に。永井が得意のスピードでGKとDFを交わし、右足でゴールを決め日本が先制した。しかし、永井はゴール直後の相手DFとの接触で、右足を痛めて途中後退となってしまった。
その後は、エジプトが猛攻。しかし、日本はオーバー・エイジ組の吉田を中心に、集中したディフェンスでゴールを許さなかった。
エジプトは、前半44分にサードがゴール前のファールでレッドカードで退場となり、ますます苦しい展開になった。
後半は、一人多い日本が有利に試合を進めた。後半33分に、右サイドのフリーキックのチャンス。清武がゴール前の空いたスペースに出したパスを、走り込んだ吉田が頭で決め、さらに勝利を確実なものにした。
エジプトは、試合終了間際、DFで長身のヘガジが足を痛め、すでに3人を後退していたたため、その後は9人で戦わなければならなくなった。
その直後、日本は左サイドの荻原からのセンタリングに、大津が頭で合わせてダメ押しの3点目。それまでエジプトは、日本のセンタリングを、長身のヘガジがことごとく跳ね返していたが、すでにヘガジはピッチの中にいなかった。
日本は、これまで通りの戦い方で、見事にベスト4への進出を決めた。相手が最終的に9人にまでなってしまったこともあったが、3-0とこれまでの最高得点も決めた。しかし、永井と東が足を痛め、次の試合への影響が心配される。
日本は、これまでの試合同様、開始早々から積極的にプレスをかけ、早く前線にパスを送るという積極的な戦い方で、試合の主導権を握った。攻撃的と目されたエジプトは、全くいい形が作れなかった。
前半14分。右サイドで清武がチェックで奪ったボールをゴール前に。永井が得意のスピードでGKとDFを交わし、右足でゴールを決め日本が先制した。しかし、永井はゴール直後の相手DFとの接触で、右足を痛めて途中後退となってしまった。
その後は、エジプトが猛攻。しかし、日本はオーバー・エイジ組の吉田を中心に、集中したディフェンスでゴールを許さなかった。
エジプトは、前半44分にサードがゴール前のファールでレッドカードで退場となり、ますます苦しい展開になった。
後半は、一人多い日本が有利に試合を進めた。後半33分に、右サイドのフリーキックのチャンス。清武がゴール前の空いたスペースに出したパスを、走り込んだ吉田が頭で決め、さらに勝利を確実なものにした。
エジプトは、試合終了間際、DFで長身のヘガジが足を痛め、すでに3人を後退していたたため、その後は9人で戦わなければならなくなった。
その直後、日本は左サイドの荻原からのセンタリングに、大津が頭で合わせてダメ押しの3点目。それまでエジプトは、日本のセンタリングを、長身のヘガジがことごとく跳ね返していたが、すでにヘガジはピッチの中にいなかった。
日本は、これまで通りの戦い方で、見事にベスト4への進出を決めた。相手が最終的に9人にまでなってしまったこともあったが、3-0とこれまでの最高得点も決めた。しかし、永井と東が足を痛め、次の試合への影響が心配される。
ロンドン・オリンピック 女子 準々決勝 ブラジル 0-2 日本
ロンドン・オリンピック、女子サッカーの準々決勝、ブラジルと日本の強豪同士の戦いは、圧倒的にボールを支配されながらも、少ないチャンスをものにした日本が、2-0でブラジルを降し、準決勝進出を決めた。次の相手は、スウェーデンを降したフランス。
ブラジルは、女子サッカーがオリンピックの競技になって以来、常にベスト4に名前を連ねてたが、これで、初めてベスト8で姿を消すことになるという、初の屈辱を味わった。
試合は、開始早々、3-4-3というこれまでにない攻撃的なスタイルで望んだブラジルが、ほとんどボールを支配し、日本のサイドで試合が行われた。日本の細かいパス回しを封じ、先制点を奪い、有利に試合を進める戦術だった。
日本は、中盤での沢、阪口、守備の岩清水、熊谷を中心に、ブラジルの攻撃を組織で封じ、チャンスを伺った。前半20分以降は、ようやく相手陣内でボールを回し、決定的なチャンスを作れるようになった。
そして、前半27分。相手の左サイドでリスタートのチャンス。沢が素早くディフェンスの後ろに出したボールに、大儀見がいいタイミングで飛び出し、キーパーと1対1になり、冷静にゴール右隅に先制点を決めた。
ブラジルは、ディフェンスの二人が大儀見を追いかけていたが、ただ後ろからついていっている、といだけで、後ろからプレッシャーをかけようとか、そうした気迫が全く感じられなかった。こうした点が、ブラジルのディフェンスの弱点だった。
後半も、ブラジルは開始早々からラインを上げて、主力のマルタを中心に、日本ゴールに襲いかかった。日本は、前半同様、粘り強い組織的な守りで、その攻撃を凌いだ。
ブラジルは、何度なく決定なチャンスを迎えたが、日本のGK福元の攻守や、自らのシュートミスで、なかなか、ゴールを奪えない。この試合、ブラジルには運にも見放されていた。
日本は、後半28分。カウンター攻撃のチャンス。左サイドの大儀見からのパスが、ゴール前の大野につながり、大野は落ち着いてディフェンダーを交わし、左足で貴重な追加点を決めた。ここでも、ブラジルのディフェンスの淡白さが目についた。
ブラジルは、最後まで圧倒的にボールを支配しながら、組織的な日本の守備を崩せず、そのままタイムアップ。一方の日本は、少ないチャンスに、大儀見、大野の決定力の高さで2ゴールを奪った。この決定力の差が、試合の勝敗を分けた。
しかし、日本は、あまりに相手にボールを支配され過ぎていた。相手の決定力の無さや、不運にも助けられて、ノーゴールにブラジルを抑えたが、全体としての調子は、あまりいいとは言えなかった。
ブラジルは、女子サッカーがオリンピックの競技になって以来、常にベスト4に名前を連ねてたが、これで、初めてベスト8で姿を消すことになるという、初の屈辱を味わった。
試合は、開始早々、3-4-3というこれまでにない攻撃的なスタイルで望んだブラジルが、ほとんどボールを支配し、日本のサイドで試合が行われた。日本の細かいパス回しを封じ、先制点を奪い、有利に試合を進める戦術だった。
日本は、中盤での沢、阪口、守備の岩清水、熊谷を中心に、ブラジルの攻撃を組織で封じ、チャンスを伺った。前半20分以降は、ようやく相手陣内でボールを回し、決定的なチャンスを作れるようになった。
そして、前半27分。相手の左サイドでリスタートのチャンス。沢が素早くディフェンスの後ろに出したボールに、大儀見がいいタイミングで飛び出し、キーパーと1対1になり、冷静にゴール右隅に先制点を決めた。
ブラジルは、ディフェンスの二人が大儀見を追いかけていたが、ただ後ろからついていっている、といだけで、後ろからプレッシャーをかけようとか、そうした気迫が全く感じられなかった。こうした点が、ブラジルのディフェンスの弱点だった。
後半も、ブラジルは開始早々からラインを上げて、主力のマルタを中心に、日本ゴールに襲いかかった。日本は、前半同様、粘り強い組織的な守りで、その攻撃を凌いだ。
ブラジルは、何度なく決定なチャンスを迎えたが、日本のGK福元の攻守や、自らのシュートミスで、なかなか、ゴールを奪えない。この試合、ブラジルには運にも見放されていた。
日本は、後半28分。カウンター攻撃のチャンス。左サイドの大儀見からのパスが、ゴール前の大野につながり、大野は落ち着いてディフェンダーを交わし、左足で貴重な追加点を決めた。ここでも、ブラジルのディフェンスの淡白さが目についた。
ブラジルは、最後まで圧倒的にボールを支配しながら、組織的な日本の守備を崩せず、そのままタイムアップ。一方の日本は、少ないチャンスに、大儀見、大野の決定力の高さで2ゴールを奪った。この決定力の差が、試合の勝敗を分けた。
しかし、日本は、あまりに相手にボールを支配され過ぎていた。相手の決定力の無さや、不運にも助けられて、ノーゴールにブラジルを抑えたが、全体としての調子は、あまりいいとは言えなかった。
2012年8月1日水曜日
ロンドン・オリンピック 女子 日本 0-0 南アフリカ
なでしこのロンドン・オリンピック、ファーストステージの第3戦目、最終戦は、大幅にメンバーを入れ替えて望んだが、格下の南アフリカに、0-0の引分に終わった。
この試合の結果、日本は1勝2分けでグループFでの2位が確定。決勝トーナメントの初戦は、強豪のブラジルと対戦することが確定した。
すでに、第2戦目終了時で決勝トーナメント進出が決まっていた日本は、主力メンバーを休ませたかったのか、これまでのスターティングメンバーを大幅に入れ替えて望んだ。
左サイドバックの鮫島に代えて、矢野。ボランチも沢と阪口のコンビニ代え、宮間を下げて、さらに前の試合で後半途中から沢の代わりに出場して活躍した田中を起用。トップに岩渕と丸山、その後ろに安藤と高瀬を配置した。
試合開始早々から、これまでの日本とは全く違ったチームがそこにはいた。急造のメンバーということもあり、コンビネーションからの攻撃が全く見られない。個々のプレーヤーのテクニックには、見るべきものあるが、その後が続かない。
逆に、時折見せる南アフリカのカウンター攻撃の方が、よっぽど点が入りそうな感じがした。
あまりの不甲斐なさに、しびれを切らしたのか、後半13分に、岩渕に代わり川澄を投入。ようやく川澄を中心に、左サイドでコンビネーション・プレーが見られるようになったが、最後まで、リズムを大きく変えることができなかった。
試合後、佐々木監督は、記者会見の場で、グループで2位になれば、移動することなく決勝トーナメントを戦えるので、2位を望んでいた、と語ったが、言い訳めいて聞こえなくはなかった。
いずれにしろ、日本は先のスウェーデン戦では決定力のなさを露呈し、この試合では、控えメンバーの層の薄さを露呈した。大きな不安を残したまま、強豪ブラジルとの対戦を迎える。
この試合の結果、日本は1勝2分けでグループFでの2位が確定。決勝トーナメントの初戦は、強豪のブラジルと対戦することが確定した。
すでに、第2戦目終了時で決勝トーナメント進出が決まっていた日本は、主力メンバーを休ませたかったのか、これまでのスターティングメンバーを大幅に入れ替えて望んだ。
左サイドバックの鮫島に代えて、矢野。ボランチも沢と阪口のコンビニ代え、宮間を下げて、さらに前の試合で後半途中から沢の代わりに出場して活躍した田中を起用。トップに岩渕と丸山、その後ろに安藤と高瀬を配置した。
試合開始早々から、これまでの日本とは全く違ったチームがそこにはいた。急造のメンバーということもあり、コンビネーションからの攻撃が全く見られない。個々のプレーヤーのテクニックには、見るべきものあるが、その後が続かない。
逆に、時折見せる南アフリカのカウンター攻撃の方が、よっぽど点が入りそうな感じがした。
あまりの不甲斐なさに、しびれを切らしたのか、後半13分に、岩渕に代わり川澄を投入。ようやく川澄を中心に、左サイドでコンビネーション・プレーが見られるようになったが、最後まで、リズムを大きく変えることができなかった。
試合後、佐々木監督は、記者会見の場で、グループで2位になれば、移動することなく決勝トーナメントを戦えるので、2位を望んでいた、と語ったが、言い訳めいて聞こえなくはなかった。
いずれにしろ、日本は先のスウェーデン戦では決定力のなさを露呈し、この試合では、控えメンバーの層の薄さを露呈した。大きな不安を残したまま、強豪ブラジルとの対戦を迎える。
2012年7月30日月曜日
ロンドン・オリンピック 男子 日本 1-0 モロッコ
日本の第2戦は、アフリカ勢のモロッコ。試合内容はほぼ互角だったが、清武と永井のコンビで、値千金のゴールを決め、日本が1-0で難敵モロッコを破り、2戦目で早くもセカンドラウンドへの進出を決めた。
前半は、モロッコの早い攻撃と、日本の繋ぐサッカーが、真っ向から激突した好試合を展開。前半終了間際には、相手キーパーのキャッチしたボールが、ゴールラインを超えたのでは?という微妙な判定があったが、結局0-0のままで終了。
後半は、立ち上がりは、スピードに勝るモロッコが、やや有利に試合を進めたが、徐々に日本がペースを掴んだ。清武、大津が決定的なシュートを放つが、いずれもGKのアムシフの攻守に阻まれ、ゴールはならなかった。
終了間際の後半39分。中盤の清武が相手ディフェンスの後方にロングパス。これに、スピードが持ち味の永井が、相手ディフェンダーを抜き去り、右足アウトでのループシュートを鮮やかに決めた。
後半途中から日本にペースを奪われ、引分に持ち込む雰囲気だったモロッコは、その後、猛攻を仕掛けたが、日本はこれを冷静に凌ぎきった。
一方、第1戦で、日本のまさかの敗戦を喫したスペインは、第2戦のホンジュス戦で、またも0-1で破れ、早々とファーストラウンドでの敗戦が決まった。
直前のフル代表のユーロでの優勝を受けて、このオリンピックでもブラジルとともに優勝候補の筆頭だったが、日本戦での敗戦のショックから、立ち直ることはできなかった。
前半は、モロッコの早い攻撃と、日本の繋ぐサッカーが、真っ向から激突した好試合を展開。前半終了間際には、相手キーパーのキャッチしたボールが、ゴールラインを超えたのでは?という微妙な判定があったが、結局0-0のままで終了。
後半は、立ち上がりは、スピードに勝るモロッコが、やや有利に試合を進めたが、徐々に日本がペースを掴んだ。清武、大津が決定的なシュートを放つが、いずれもGKのアムシフの攻守に阻まれ、ゴールはならなかった。
終了間際の後半39分。中盤の清武が相手ディフェンスの後方にロングパス。これに、スピードが持ち味の永井が、相手ディフェンダーを抜き去り、右足アウトでのループシュートを鮮やかに決めた。
後半途中から日本にペースを奪われ、引分に持ち込む雰囲気だったモロッコは、その後、猛攻を仕掛けたが、日本はこれを冷静に凌ぎきった。
一方、第1戦で、日本のまさかの敗戦を喫したスペインは、第2戦のホンジュス戦で、またも0-1で破れ、早々とファーストラウンドでの敗戦が決まった。
直前のフル代表のユーロでの優勝を受けて、このオリンピックでもブラジルとともに優勝候補の筆頭だったが、日本戦での敗戦のショックから、立ち直ることはできなかった。
ロンドン・オリンピック 女子 日本 0-0 スウェーデン
現在世界ランキング3位の日本は、ロンドン・オリンピック、ファースト・ラウンドの第2戦は、世界ランキング4位のスウェーデンとの対戦。決定的なチャンスを何度も迎えながら、結局0-0のまま引分、勝ち点3を逃した。
この試合の直後に行われた、カナダと南アフリカの試合の結果、日本の決勝ラウンド進出が決まった。順位は、最終戦の、南アフリカとの結果で確定する。
お互い、手の内を知り尽くした相手同士の戦い。前半は、お互い様子を見るように、あまり積極的に仕掛けず、お互いチャンスも少なかった。
後半、日本が次第にペースを上げていき、後半10分過ぎには、日本がスウェーデン陣内でパスを回し、スウェーデンがカウンターを狙う、という形になった。
日本は、前半、あまり動きが良くなかった沢を、後半途中で田中に変えてから、次第にボールを支配するようになった。
しかし、日本は、決定的なチャンスを何度なく迎えながら、川澄、大野、大儀見らが、決定力に欠け、なかなかゴールを奪えない。
スウェーデンは、試合終了直前、日本が責め疲れた所を見逃さず、猛攻。ほとんど日本のサイドで試合を進めたが、こちらも攻めきれず、そのままタイムアップ。
日本は、初戦のカナダ戦よりは、動きは良くなった。後半途中で田中に変えたのは、成功だった。
この試合の直後に行われた、カナダと南アフリカの試合の結果、日本の決勝ラウンド進出が決まった。順位は、最終戦の、南アフリカとの結果で確定する。
お互い、手の内を知り尽くした相手同士の戦い。前半は、お互い様子を見るように、あまり積極的に仕掛けず、お互いチャンスも少なかった。
後半、日本が次第にペースを上げていき、後半10分過ぎには、日本がスウェーデン陣内でパスを回し、スウェーデンがカウンターを狙う、という形になった。
日本は、前半、あまり動きが良くなかった沢を、後半途中で田中に変えてから、次第にボールを支配するようになった。
しかし、日本は、決定的なチャンスを何度なく迎えながら、川澄、大野、大儀見らが、決定力に欠け、なかなかゴールを奪えない。
スウェーデンは、試合終了直前、日本が責め疲れた所を見逃さず、猛攻。ほとんど日本のサイドで試合を進めたが、こちらも攻めきれず、そのままタイムアップ。
日本は、初戦のカナダ戦よりは、動きは良くなった。後半途中で田中に変えたのは、成功だった。
2012年7月27日金曜日
ロンドン・オリンピック 男子 スペイン 0-1 日本
ロンドン・オリンピックの男子サッカーの初戦は、世界王者のスペイン。しかし、結果は大方の予想を裏切り、日本が大津のゴールで1-0で、スペインを降した。
日本は、立ち上がりが良かった。フル代表では世界ランク一位、ワールドカップとヨーロッパ選手権を続けて獲得している、文字通りの世界王者のスペイン相手に、試合開始から、攻撃的に試合を展開した。
前線からの早いチェックでボールを奪い、ワントップの永井にボールを供給していった。
スペインも、当初は日本の前線からのチェック。永井の飛び出しのスピードの速さに、当初は戸惑っていたが、徐々にペースを取り戻し、次第に試合のペースを握っていった。
しかし、前半34分、カウンター攻撃から、両リームを通じてはじめてのコーナーキックのチャンスを奪い、これを大津がディフェンダーを振り切って、体勢を崩しながらも、先制ゴールを決めた。
スペインは、まさかの失点に次第に焦りの色が濃くなり、前半41分に、永井に執拗にファールを続けていたマルティネスが、一発レッドカードで退場となり、ますます苦しい体制に追い込まれた。
後半は、一人少ないスペインが、怒濤の攻撃を仕掛けたが、日本も時折、カウンター攻撃で決定的なチャンスを迎えた。しかし、得点は奪えず、試合はそのままタイムアップ。
日本は、前半は良かったが、後半は、一人多い有利な展開を全く行かせず、しかも、何度も決定的なチャンスを迎えながら、追加点を奪えなかったのは、痛かった。
決勝トーナメント進出に向けて、得失点差のことを考えても、最低でももう一点は欲しかった。
アトランタ・オリンピックにおいても、中田や前園がいた日本は、優勝候補のブラジルから大金星を挙げたが、結局は得失点差で、惜しくも決勝トーナメント進出を逃している。
一方のスペインは、まさかの黒星発進。スペインは、どの大会でもスロー・スターターだが、最悪のシナリオでも勝ち点1だっただけに、今後の試合で、2戦全勝が求められ、プレッシャーも大きくなる。
しかし、スペイン以外で、フル代表とオリンピック代表との差が、これほど大きなチームも他にないだろう。イニエスタとシャビが、いかに大きな存在であるかを、実感した試合でもあった。
日本は、立ち上がりが良かった。フル代表では世界ランク一位、ワールドカップとヨーロッパ選手権を続けて獲得している、文字通りの世界王者のスペイン相手に、試合開始から、攻撃的に試合を展開した。
前線からの早いチェックでボールを奪い、ワントップの永井にボールを供給していった。
スペインも、当初は日本の前線からのチェック。永井の飛び出しのスピードの速さに、当初は戸惑っていたが、徐々にペースを取り戻し、次第に試合のペースを握っていった。
しかし、前半34分、カウンター攻撃から、両リームを通じてはじめてのコーナーキックのチャンスを奪い、これを大津がディフェンダーを振り切って、体勢を崩しながらも、先制ゴールを決めた。
スペインは、まさかの失点に次第に焦りの色が濃くなり、前半41分に、永井に執拗にファールを続けていたマルティネスが、一発レッドカードで退場となり、ますます苦しい体制に追い込まれた。
後半は、一人少ないスペインが、怒濤の攻撃を仕掛けたが、日本も時折、カウンター攻撃で決定的なチャンスを迎えた。しかし、得点は奪えず、試合はそのままタイムアップ。
日本は、前半は良かったが、後半は、一人多い有利な展開を全く行かせず、しかも、何度も決定的なチャンスを迎えながら、追加点を奪えなかったのは、痛かった。
決勝トーナメント進出に向けて、得失点差のことを考えても、最低でももう一点は欲しかった。
アトランタ・オリンピックにおいても、中田や前園がいた日本は、優勝候補のブラジルから大金星を挙げたが、結局は得失点差で、惜しくも決勝トーナメント進出を逃している。
一方のスペインは、まさかの黒星発進。スペインは、どの大会でもスロー・スターターだが、最悪のシナリオでも勝ち点1だっただけに、今後の試合で、2戦全勝が求められ、プレッシャーも大きくなる。
しかし、スペイン以外で、フル代表とオリンピック代表との差が、これほど大きなチームも他にないだろう。イニエスタとシャビが、いかに大きな存在であるかを、実感した試合でもあった。
2012年7月26日木曜日
ロンドン・オリンピック 女子 日本 2-1 カナダ
なでしこジャパンのロンドンオリンピックの初戦、カナダ戦は、2-1で勝利を飾った。勝ち点を上げたのは大きかったが、課題も多かった。
日本は、立ち上がりは緊張のためか、なかなか自由にボールを回せなかったが、徐々に左サイドでいい形を作れるようになり、前半33分、ゴール前で大野が上手くボールを溜め、そこに飛び込んだ川澄が落ち着いて右足で決めて先制。
前半終了間際の44分にも、鮫島の左からのセンタリングに、キャプテンの宮間が珍しく頭で合わせて2点目を上げた。
カナダは、試合内容では日本に押されていたが、後半10分に、タンクレディが低いクロスボールに合わせて1点を返した。
その後、カナダが試合のペースを握ったが、日本は1点差を守りきり、初戦で勝ち点3を挙げた。
日本は、最初のゴールは”らしい”形で良かったが、2点目は、相手のディフェンスの連携ミスで、たまたま競っていた宮間にボールが来て、それで生まれたゴール。ラッキーなゴールだった。
後半は、どちらかといえばカナダペース。タンクレディにも、簡単にディフェンスの前に出られて、あっさりとゴールを奪われた。
ディフェンスは、今大会の大きな課題だったが、今日の試合を見る限り、今後もある程度の失点は、覚悟をすべきだろう。
やはり、優勝するためには、攻撃力がどこまで機能するかにかかっている。
今日の試合では、左サイドの鮫島のセンタリングの精度の高さが目を引いた。右サイドの近賀は、今日の出来は今ひとつだったが、こちらも最近の試合では、かなり技術を上げてきている。この両サイドの今後の出来が、大会の行方を左右するかもしれない。
日本は、立ち上がりは緊張のためか、なかなか自由にボールを回せなかったが、徐々に左サイドでいい形を作れるようになり、前半33分、ゴール前で大野が上手くボールを溜め、そこに飛び込んだ川澄が落ち着いて右足で決めて先制。
前半終了間際の44分にも、鮫島の左からのセンタリングに、キャプテンの宮間が珍しく頭で合わせて2点目を上げた。
カナダは、試合内容では日本に押されていたが、後半10分に、タンクレディが低いクロスボールに合わせて1点を返した。
その後、カナダが試合のペースを握ったが、日本は1点差を守りきり、初戦で勝ち点3を挙げた。
日本は、最初のゴールは”らしい”形で良かったが、2点目は、相手のディフェンスの連携ミスで、たまたま競っていた宮間にボールが来て、それで生まれたゴール。ラッキーなゴールだった。
後半は、どちらかといえばカナダペース。タンクレディにも、簡単にディフェンスの前に出られて、あっさりとゴールを奪われた。
ディフェンスは、今大会の大きな課題だったが、今日の試合を見る限り、今後もある程度の失点は、覚悟をすべきだろう。
やはり、優勝するためには、攻撃力がどこまで機能するかにかかっている。
今日の試合では、左サイドの鮫島のセンタリングの精度の高さが目を引いた。右サイドの近賀は、今日の出来は今ひとつだったが、こちらも最近の試合では、かなり技術を上げてきている。この両サイドの今後の出来が、大会の行方を左右するかもしれない。
2012年6月25日月曜日
EURO 2012 準々決勝④ イングランド 2-0 イタリア
準々決勝の最後の試合は、グループD1位のイングランドと、グループC2位のイタリアの戦い。
結果は、延長戦でも決着がつかず、PK戦の末、イタリアが0-0(4-2)で、イングランドを降した。
守備が高く、得点力はあまりないチーム通しの戦い。予想通り、なかなか点が入らない。フラストレーションがたまる試合内容になった。
しかし、伝統のあるチーム通しの対戦は、個々の局面でのテクニックの応酬は、見所の多い試合でもあった。
イングランドのジェラード、イタリアのピルロ。両チームとも、ベテランのゲームメーカーが、これまでの得点のほとんどに絡んできた。この二人の出来が、試合を左右すると予想されていた。
ジェラードは、後半の途中から足がつるなど疲れがたまり、動きが悪くなった。自然と、ゲームの形勢も、徐々にイタリアが有利になっていった。
90分で決着がつかず、延長戦に入ると、イングランドは、ほとんど攻撃が出来ないほど、体力を消耗していた。イタリアの一歩的な試合になったが、イタリアも、最後の詰めが甘く、なかなかゴールを決められない。
PK戦では、イタリアの2人目モントリーボが最初に外し、イングランドが優位になったが、3人目のピルロの余裕過ぎるPKが、逆にイタリアに落ち着きを取り戻し、今度は逆にイングランドにプレッシャーとなった。
その後、イングランドがヤング、Aコールが立て続けに外し、イタリアは最後ディアマンティが、ゴール左隅に決めて、イタリアが、準決勝進出を決めた。
イングランドは、後半途中から、一気に運動量が落ち、選手交代をしても、その流れを変えることは出来なかった。特に、ジェエラードが調子を落としてからは、完全にイタリアのペースだった。
イタリアは、イングランドの自滅により試合のペースを握ったが、守りに徹したイングランドからゴールを奪うほどの攻撃力は、イタリアにはなかった。しかし、ピルロの存在は、最後の最後でイタリアを救った。
イタリアは、ドイツを決勝戦進出を目指して戦うことになったが、グループステージと準々決勝の試合から見ると、ドイツの有利は間違いないだろう。
結果は、延長戦でも決着がつかず、PK戦の末、イタリアが0-0(4-2)で、イングランドを降した。
守備が高く、得点力はあまりないチーム通しの戦い。予想通り、なかなか点が入らない。フラストレーションがたまる試合内容になった。
しかし、伝統のあるチーム通しの対戦は、個々の局面でのテクニックの応酬は、見所の多い試合でもあった。
イングランドのジェラード、イタリアのピルロ。両チームとも、ベテランのゲームメーカーが、これまでの得点のほとんどに絡んできた。この二人の出来が、試合を左右すると予想されていた。
ジェラードは、後半の途中から足がつるなど疲れがたまり、動きが悪くなった。自然と、ゲームの形勢も、徐々にイタリアが有利になっていった。
90分で決着がつかず、延長戦に入ると、イングランドは、ほとんど攻撃が出来ないほど、体力を消耗していた。イタリアの一歩的な試合になったが、イタリアも、最後の詰めが甘く、なかなかゴールを決められない。
PK戦では、イタリアの2人目モントリーボが最初に外し、イングランドが優位になったが、3人目のピルロの余裕過ぎるPKが、逆にイタリアに落ち着きを取り戻し、今度は逆にイングランドにプレッシャーとなった。
その後、イングランドがヤング、Aコールが立て続けに外し、イタリアは最後ディアマンティが、ゴール左隅に決めて、イタリアが、準決勝進出を決めた。
イングランドは、後半途中から、一気に運動量が落ち、選手交代をしても、その流れを変えることは出来なかった。特に、ジェエラードが調子を落としてからは、完全にイタリアのペースだった。
イタリアは、イングランドの自滅により試合のペースを握ったが、守りに徹したイングランドからゴールを奪うほどの攻撃力は、イタリアにはなかった。しかし、ピルロの存在は、最後の最後でイタリアを救った。
イタリアは、ドイツを決勝戦進出を目指して戦うことになったが、グループステージと準々決勝の試合から見ると、ドイツの有利は間違いないだろう。
2012年6月24日日曜日
EURO 2012 準々決勝③ スペイン 2-0 フランス
準々決勝の第3戦は、大会2連覇を目指すスペインと、フランスの対戦。
結果は、スペインがフランスに2-0と完勝。準決勝に駒を進めた。
スペインは、FWに不安定なトーレスでなく、セスクを先発させた。一方のフランスも、これまでずっと先発だった攻撃的なMFであるナスリをベンチスタートさせた。両チームとも、この試合に対して、慎重な姿勢で臨んだ。
終わってから見れば、この試合は、代表キャップの100試合目となった、シャビ・アロンソによる、シャビ・アロンのための試合だった。
前半19分、イニエスタからのパスが左サイドのジョルディ・アルバへ。アルバはそのまま切れ込んでから逆サイドにセンタリング。フリーでゴール前に飛び込んで来たシャビ・アロンソが、頭で叩き付けて、ゴール左隅に。
その後は、両チームとも何度かチャンスを迎えたが、いずれも得点できず。後半ロスタイムに、ペドロがペナルティ・エリア内で倒されてスペインにPKが与えられた。これを、シャビ・アロンソは、落ち着いて、キーパーが飛んだ逆側の左上に決めて、スペインがフランスに引導を渡した。
スペインは、圧倒的な強さはないが、パスを回し、ゴール前に飛び出し、相手の攻撃を防ぐ、という単純な作業を繰り返し、90分後には、2-0でリードしたまま終了の笛を聴いた。
フランスは、決して出来は悪くなかった。しかし、堅いスペインのディフェンスを崩せるだけの、あと一歩、が足りなかった。それは、この試合だけでなく、大会全体の印象だった。フランスは、とてもいいチームだが、それを突き抜ける、完璧な安定感、爆発的な攻撃力、点取り屋、といったものが欠けていた。
スペインは、準決勝では、クリスチャーノ・ロナウド率いるポルトガルと対戦する。ポルトガルは、スペインほどの安定感はないが、爆発的な攻撃力がある。対照的なこの2チームの対戦は、大差がつくか、接戦になるか、どちらかの展開になるだろう。
結果は、スペインがフランスに2-0と完勝。準決勝に駒を進めた。
スペインは、FWに不安定なトーレスでなく、セスクを先発させた。一方のフランスも、これまでずっと先発だった攻撃的なMFであるナスリをベンチスタートさせた。両チームとも、この試合に対して、慎重な姿勢で臨んだ。
終わってから見れば、この試合は、代表キャップの100試合目となった、シャビ・アロンソによる、シャビ・アロンのための試合だった。
前半19分、イニエスタからのパスが左サイドのジョルディ・アルバへ。アルバはそのまま切れ込んでから逆サイドにセンタリング。フリーでゴール前に飛び込んで来たシャビ・アロンソが、頭で叩き付けて、ゴール左隅に。
その後は、両チームとも何度かチャンスを迎えたが、いずれも得点できず。後半ロスタイムに、ペドロがペナルティ・エリア内で倒されてスペインにPKが与えられた。これを、シャビ・アロンソは、落ち着いて、キーパーが飛んだ逆側の左上に決めて、スペインがフランスに引導を渡した。
スペインは、圧倒的な強さはないが、パスを回し、ゴール前に飛び出し、相手の攻撃を防ぐ、という単純な作業を繰り返し、90分後には、2-0でリードしたまま終了の笛を聴いた。
フランスは、決して出来は悪くなかった。しかし、堅いスペインのディフェンスを崩せるだけの、あと一歩、が足りなかった。それは、この試合だけでなく、大会全体の印象だった。フランスは、とてもいいチームだが、それを突き抜ける、完璧な安定感、爆発的な攻撃力、点取り屋、といったものが欠けていた。
スペインは、準決勝では、クリスチャーノ・ロナウド率いるポルトガルと対戦する。ポルトガルは、スペインほどの安定感はないが、爆発的な攻撃力がある。対照的なこの2チームの対戦は、大差がつくか、接戦になるか、どちらかの展開になるだろう。
2012年6月23日土曜日
EURO 2012 準々決勝② ドイツ 4-2 ギリシャ
準々決勝の第2戦は、グループB首位のドイツと、グループA2位のギリシャとの戦い。折しも、統合通貨ユーロ危機において、危機の震源地となったギリシャと、支援の中心国ドイツとの因縁の戦いとなった。
結果は、優勝候補の筆頭ドイツが、2004年大会の優勝国のギリシャを全く寄せ付けず、4-1で圧勝した。
ドイツの先発メンバーを見て驚かされた。グループ・ステージで、ずっと先発だったFWのマリオ・ゴメス、MFの左サイドのポドルスキー、右サイドのミューラーの名前が見えない。ドイツのレーブ監督は、準々決勝に、主力をベンチで休ませるという、前代未聞の行動に出た。ギリシャにとっては、屈辱的な試合となった。
しかも、試合内容は、ドイツの一方的な試合内容だった。開始早々、ほとんどの時間が、ギリシャのサイドで行われた。なかなかゴールを奪えなかったドイツだが、前半分、キャプテンのラームのミドルシュートで先制。
ギリシャも、これだけ舐められたら、さすがに意地を見せないわけにはいかなかった。後半10分、カウンター攻撃を見せ、右サイドを駆け上がったサルピンギディスの折り返しを、ゴール前に走り込んだサマラスが右足で決めて、同点に追いついた。
しかし、ドイツのペースは変わらなかった。後半16分には、後方から飛び出してきたケディラが決勝ゴール。さらに、後半23分には、クローゼがヘッドで、後半26分にはロイスが、それぞれゴールを決めて、試合を決めた。
ギリシャは、終了間際、ドイツのポアティングのペナルティエリア内でのハンドがあり、ラッキーなPKを得て、サルピンギディスがPKで2点目を決めたが、時既に遅し。
ギリシャは、やはりキャプテンのカラグニスの警告累積による欠場が大きかった。試合開始から、終止ドイツに追い込まれ、あまり見せ場を作れなかった。ただし、1点目のカウンターは見事。2004年の優勝国としての意地を見せた。
ギリシャは、大会前は、グループ・ステージ自体の突破も不安視されていたが、持ち前のしぶとさを発揮し、ベスト8まで進んだのは、結果的にはまずまずの結果だったといえる。
ドイツは、攻撃の3選手を後半途中まで温存しながら、ギリシャに圧勝。優勝に向けて着実に歩を進めた。先のデンマーク戦は、不安な要素も見せたが、全体的な安定感では、大会の中ではナンバー1と言える。準決勝では、イギリスとイタリアの勝者と対戦する。
結果は、優勝候補の筆頭ドイツが、2004年大会の優勝国のギリシャを全く寄せ付けず、4-1で圧勝した。
ドイツの先発メンバーを見て驚かされた。グループ・ステージで、ずっと先発だったFWのマリオ・ゴメス、MFの左サイドのポドルスキー、右サイドのミューラーの名前が見えない。ドイツのレーブ監督は、準々決勝に、主力をベンチで休ませるという、前代未聞の行動に出た。ギリシャにとっては、屈辱的な試合となった。
しかも、試合内容は、ドイツの一方的な試合内容だった。開始早々、ほとんどの時間が、ギリシャのサイドで行われた。なかなかゴールを奪えなかったドイツだが、前半分、キャプテンのラームのミドルシュートで先制。
ギリシャも、これだけ舐められたら、さすがに意地を見せないわけにはいかなかった。後半10分、カウンター攻撃を見せ、右サイドを駆け上がったサルピンギディスの折り返しを、ゴール前に走り込んだサマラスが右足で決めて、同点に追いついた。
しかし、ドイツのペースは変わらなかった。後半16分には、後方から飛び出してきたケディラが決勝ゴール。さらに、後半23分には、クローゼがヘッドで、後半26分にはロイスが、それぞれゴールを決めて、試合を決めた。
ギリシャは、終了間際、ドイツのポアティングのペナルティエリア内でのハンドがあり、ラッキーなPKを得て、サルピンギディスがPKで2点目を決めたが、時既に遅し。
ギリシャは、やはりキャプテンのカラグニスの警告累積による欠場が大きかった。試合開始から、終止ドイツに追い込まれ、あまり見せ場を作れなかった。ただし、1点目のカウンターは見事。2004年の優勝国としての意地を見せた。
ギリシャは、大会前は、グループ・ステージ自体の突破も不安視されていたが、持ち前のしぶとさを発揮し、ベスト8まで進んだのは、結果的にはまずまずの結果だったといえる。
ドイツは、攻撃の3選手を後半途中まで温存しながら、ギリシャに圧勝。優勝に向けて着実に歩を進めた。先のデンマーク戦は、不安な要素も見せたが、全体的な安定感では、大会の中ではナンバー1と言える。準決勝では、イギリスとイタリアの勝者と対戦する。
2012年6月22日金曜日
EURO 2012 準々決勝① チェコ 0-1 ポルトガル
準々決勝の第1戦。グループA1位のチェコと、グループB2位にポルトガルの戦い。
結果は、試合を完全に支配したポルトガルが、再三の決定期を外しに外しながらも、エースのクリスチャーノ・ロナウドが決めた決勝点で、1-0でチェコを破り、準決勝進出の1番乗りを果たした。
ポルトガルのサポーター、クリスチャーノ・ロナウドのファン以外にとっては、これほどつまらない試合はなかった。EURO 2012では、これまでこの試合を含めて25試合あったが、一番つまらない試合だった。
ポルトガルがほとんどの時間攻撃しながら、チェコのGKチェフの攻守や、自らのシュートミスなどにより、なかなかゴールが決まらない。ポルトガルは20のシュートを打ちながら、枠内はわずか5だった。まるで、ポルトガルの攻撃練習のようだった。しかも、わざとゴールを外しているようにさえ見えた。
チェコは、試合開始早々、積極的にポルトガル・ゴールに襲いかかった。明らかに、グループ・ステージでのギリシャとの戦いで、出だしに一気に2得点を奪い、逃げ切った試合の再現を狙った。しかし、ポルトガルのゴールを割ることはできず、試合のペースは次第にポルトガルに移り、チェコは2度と試合のペースを握ることはなかった。
試合は次第にポルトガルペースとなった。クリスチャーノ・ロナウドが盛んにシュートを放つが、ことごとく決まらない。ようやく、後半34分、右サイドに切り込んだモウチーニョのクロスを、クリスチャーノ・ロナウドが頭で叩きつけて、ようやくゴール。その後も猛攻を仕掛けるが、結局はこの1ゴールだけだった。
チェコは、時折カウンター攻撃をしかけたが、ほとんど決定的なチャンスは作れなかった。GKのチェフの攻守だけが目立った試合だった。チェコのロシツキは、アキレス腱の怪我が治らず、最後まで出場は叶わなかった。
とにかく、チェコとポルトガルのとの実力差が大きすぎた。ポルトガルは、死のグループBを勝ち抜いたが、チェコは、初戦のロシア戦で大敗しながら、ギリシャとの試合でたまたま得た序盤の2得点で、ロシアの失速もあり、ぼたもち的にグループAの首位を手にした。やはり、ポルトガルの敵ではなかった。
ポルトガルは、スペイン対フランスの勝者と準決勝を戦う。スペインとの対決が想定される。クリスチャーノ・ロナウドが、最も望む対戦相手だろう。しかし、準決勝の戦いでは、この試合ほど、多くのチャンスが訪れるとは思えない。シュートを精度を上げない限り、ポルトガルが決勝に進む可能性は限りなく小さい。
結果は、試合を完全に支配したポルトガルが、再三の決定期を外しに外しながらも、エースのクリスチャーノ・ロナウドが決めた決勝点で、1-0でチェコを破り、準決勝進出の1番乗りを果たした。
ポルトガルのサポーター、クリスチャーノ・ロナウドのファン以外にとっては、これほどつまらない試合はなかった。EURO 2012では、これまでこの試合を含めて25試合あったが、一番つまらない試合だった。
ポルトガルがほとんどの時間攻撃しながら、チェコのGKチェフの攻守や、自らのシュートミスなどにより、なかなかゴールが決まらない。ポルトガルは20のシュートを打ちながら、枠内はわずか5だった。まるで、ポルトガルの攻撃練習のようだった。しかも、わざとゴールを外しているようにさえ見えた。
チェコは、試合開始早々、積極的にポルトガル・ゴールに襲いかかった。明らかに、グループ・ステージでのギリシャとの戦いで、出だしに一気に2得点を奪い、逃げ切った試合の再現を狙った。しかし、ポルトガルのゴールを割ることはできず、試合のペースは次第にポルトガルに移り、チェコは2度と試合のペースを握ることはなかった。
試合は次第にポルトガルペースとなった。クリスチャーノ・ロナウドが盛んにシュートを放つが、ことごとく決まらない。ようやく、後半34分、右サイドに切り込んだモウチーニョのクロスを、クリスチャーノ・ロナウドが頭で叩きつけて、ようやくゴール。その後も猛攻を仕掛けるが、結局はこの1ゴールだけだった。
チェコは、時折カウンター攻撃をしかけたが、ほとんど決定的なチャンスは作れなかった。GKのチェフの攻守だけが目立った試合だった。チェコのロシツキは、アキレス腱の怪我が治らず、最後まで出場は叶わなかった。
とにかく、チェコとポルトガルのとの実力差が大きすぎた。ポルトガルは、死のグループBを勝ち抜いたが、チェコは、初戦のロシア戦で大敗しながら、ギリシャとの試合でたまたま得た序盤の2得点で、ロシアの失速もあり、ぼたもち的にグループAの首位を手にした。やはり、ポルトガルの敵ではなかった。
ポルトガルは、スペイン対フランスの勝者と準決勝を戦う。スペインとの対決が想定される。クリスチャーノ・ロナウドが、最も望む対戦相手だろう。しかし、準決勝の戦いでは、この試合ほど、多くのチャンスが訪れるとは思えない。シュートを精度を上げない限り、ポルトガルが決勝に進む可能性は限りなく小さい。
2012年6月21日木曜日
EURO 2012 準々決勝を展望する
グループA1位のチェコとグループB2位のポルトガルの戦い。グループステージの調子を見る限りでは、ポルトガルに軍配が上がりそう。
チェコはグループステージで、1位ながら4得点5失点。ロシアがこけたせいで1位になれただけ。厳しいグループBを、5得点4失点で勝ち抜いたポルトガルを、止めることはできないだろう。
グループB1位のドイツとグループA2位のギリシャの戦い。通貨ユーロ危機でも、話題の両国の対戦は、サッカー以外でも、大きな注目を浴びそうだ。
実力的には、ドイツが圧倒的に上。しかも、ギリシャはチームの精神的な支柱であるキャプテンのカラグニスが、警告累積で出場できない。ギリシャには、有利なデータは1つもない。しかし、ギリシャに声援を送るのは、決して私だけではないだろう。
グループC1位のスペインとグループD2位のフランスの戦い。ややスペインが有利か。フランスがイングランド戦で見せたプレーができれば、勝負は互角になる。フランスは、ナスリ、リベリ、ベンゼマの攻撃陣のコンビネーションが、勝負の鍵となる。
スペインは、フランスの堅い守りに、なかなかゴールを挙げられないだろう。後半の終盤以降、フランスのディフェンスに疲れが見えた時に、スペインのパスサッカーの真価が試される。
グループD1位のイングランドとグループC2位のイタリアの戦い。これは、準々決勝屈指の好ゲームになるだろう。両チームとも堅い守り、少ないチャンスを得点に結びつけ、1点差で勝ちきれるチーム。
勝敗の鍵は、両チームのゲームメーカー、イングランドのジェラードと、イタリアのピルロの対決。両者とも、この大会では好調。ほとんどの得点には、この二人が絡んでいる。相手のディフェンスも、そこに集中する。この二人が、理想の状態でボールを持った時が、試合が動く時になるだろう。
チェコはグループステージで、1位ながら4得点5失点。ロシアがこけたせいで1位になれただけ。厳しいグループBを、5得点4失点で勝ち抜いたポルトガルを、止めることはできないだろう。
グループB1位のドイツとグループA2位のギリシャの戦い。通貨ユーロ危機でも、話題の両国の対戦は、サッカー以外でも、大きな注目を浴びそうだ。
実力的には、ドイツが圧倒的に上。しかも、ギリシャはチームの精神的な支柱であるキャプテンのカラグニスが、警告累積で出場できない。ギリシャには、有利なデータは1つもない。しかし、ギリシャに声援を送るのは、決して私だけではないだろう。
グループC1位のスペインとグループD2位のフランスの戦い。ややスペインが有利か。フランスがイングランド戦で見せたプレーができれば、勝負は互角になる。フランスは、ナスリ、リベリ、ベンゼマの攻撃陣のコンビネーションが、勝負の鍵となる。
スペインは、フランスの堅い守りに、なかなかゴールを挙げられないだろう。後半の終盤以降、フランスのディフェンスに疲れが見えた時に、スペインのパスサッカーの真価が試される。
グループD1位のイングランドとグループC2位のイタリアの戦い。これは、準々決勝屈指の好ゲームになるだろう。両チームとも堅い守り、少ないチャンスを得点に結びつけ、1点差で勝ちきれるチーム。
勝敗の鍵は、両チームのゲームメーカー、イングランドのジェラードと、イタリアのピルロの対決。両者とも、この大会では好調。ほとんどの得点には、この二人が絡んでいる。相手のディフェンスも、そこに集中する。この二人が、理想の状態でボールを持った時が、試合が動く時になるだろう。
EURO 2012 グループ・ステージを総括
グループ・ステージの最大の話題は、オランダの不振だろう。2010年ワールドカップ南アフリカ大会の準優勝国が、勝ち点1も奪えず、3連敗で敗退した。もともと、ディフェンスは悪かったが、今大会では、攻撃陣が大不振。わずか2ゴールしか奪えなかった。
死のグループと言われたグループBに入ったのも、運がなかったのかもしれない。初戦のデンマーク戦で、攻撃陣のコンビネーションが全く見られず、まさかの敗戦をしたことが、大きすぎた。
大会2連覇を目指すスペインは、グループCを首位で通過したものの、試合内容は今ひとつ。格下のアイルランドには4-0と大勝したものの、イタリアとは1-1、クロアチアとは1-0と、圧倒的な強さはない。
優勝候補の筆頭、ドイツも、死のグループBを3勝負けなしのトップで通過したが、こちらも、圧倒的な強さはない。しかし、安定した力を持っていることは確か。苦しみながらも、今後も勝ち進んでいくだろう。
ポルトガルは、大会前は、評判はあまり良くなかったが、始まってみれば、まとまりのあるチームになっていた。優勝にかけるクリスチャーノ・ロナウドが、チームプレーに徹し、チャンスメークに専念する姿は、他のチームメートに大きな影響を与えている。ペペ、ナニ、ポスティガら、軸となる選手がおり、今後も目の離せないチームだ。
イングランド、イタリアが、その次を追っている感じ。イングランドも、大会前は不安視されたが、ルーニーも戻り、徐々に調子を上げている。イタリアも、伝統の守備の強さが戻りつつある。
開幕前に期待された、ロシアは不発。クロアチアは、スペイン、イタリアといい試合をしながら、あと一歩の詰めの甘さに泣いた。
地元開催の、ポーランドとウクライナは、初戦はまあまあだったが、その後失速、ベスト8に駒を進めることができなかった。2大会連続で、開催国がベスト8に進めなかったことは、今後の開催国の選定について、大きな意味を持つかもしれない。
死のグループと言われたグループBに入ったのも、運がなかったのかもしれない。初戦のデンマーク戦で、攻撃陣のコンビネーションが全く見られず、まさかの敗戦をしたことが、大きすぎた。
大会2連覇を目指すスペインは、グループCを首位で通過したものの、試合内容は今ひとつ。格下のアイルランドには4-0と大勝したものの、イタリアとは1-1、クロアチアとは1-0と、圧倒的な強さはない。
優勝候補の筆頭、ドイツも、死のグループBを3勝負けなしのトップで通過したが、こちらも、圧倒的な強さはない。しかし、安定した力を持っていることは確か。苦しみながらも、今後も勝ち進んでいくだろう。
ポルトガルは、大会前は、評判はあまり良くなかったが、始まってみれば、まとまりのあるチームになっていた。優勝にかけるクリスチャーノ・ロナウドが、チームプレーに徹し、チャンスメークに専念する姿は、他のチームメートに大きな影響を与えている。ペペ、ナニ、ポスティガら、軸となる選手がおり、今後も目の離せないチームだ。
イングランド、イタリアが、その次を追っている感じ。イングランドも、大会前は不安視されたが、ルーニーも戻り、徐々に調子を上げている。イタリアも、伝統の守備の強さが戻りつつある。
開幕前に期待された、ロシアは不発。クロアチアは、スペイン、イタリアといい試合をしながら、あと一歩の詰めの甘さに泣いた。
地元開催の、ポーランドとウクライナは、初戦はまあまあだったが、その後失速、ベスト8に駒を進めることができなかった。2大会連続で、開催国がベスト8に進めなかったことは、今後の開催国の選定について、大きな意味を持つかもしれない。
EURO 2012 グループDの戦いを振り返る
グループDは、1位イングランド、2位フランス、3位ウクライナ、4位スウェーデン、という結果に終わった。
グループDは、結果とは別に、実力的にはほぼ紙一重だった。1位のイングランドは5得点だが、4位のスウェーデンも5得点。2位にフランスは3得点3失点。ちょっとした試合の駆け引きが、最終的な順位に結びついた。
イングランドは、大会直前の監督交代や、ランバートらの主力の欠場と、悪いニュースばかりが続き、大会での活躍に赤信号が灯っていたが、終わってみれば、2勝1分、5得点3失点というまずまずの結果だった。
初戦のフランス戦を手堅く引き分け、スウェーデン、ウクライナという格下の相手に、しっかりと勝利を収めた。メンバーが揃わなくても、安定した力を発揮した。DFのテリー、MFのジェラードという攻守の柱がいるのが、今のイングランドの強み。最終戦に復帰したルーニーがいきなりゴールを決めるなど、上位進出に決めて、いい材料が揃ってきた。
フランスは、大会前に21試合無敗、という安定した状態で臨んだ。初戦のイングランドに1-1で引き分け、ウクライナに2-0と勝利したまでは良かったが、最後のスウェーデン戦で0-2と破れ、3得点3失点、と不安定な成績に終わった。
ナスリ、リベリ、ベンゼマらの攻撃陣は、決してコンビネーションも悪くはないが、思ったよりゴールが奪えなかった。
ウクライナは、地元での開催。初戦のスウェーデン戦で勝利して最高のスタートを切ったが、フランス、イングランドという伝統にチームからは、勝ち点を奪うことはできなかった。試合内容は、決して悪くなかった。
シェフチェンコばかりに注目が当たっていたが、若手も伸びてきている。惜しむらくは、もう4年後に地元開催だったら、ベスト8に進出できていたかもしれない。
スウェーデンは、初戦のウクライナへの敗戦が全てだった。イングランドに2-3と打ち負けて敗退が決定。最後のフランス戦では意地を見せ、2-0とフランスを圧倒。終わってみれば、5得点5失点と、大味なチームだった。
グループDは、結果とは別に、実力的にはほぼ紙一重だった。1位のイングランドは5得点だが、4位のスウェーデンも5得点。2位にフランスは3得点3失点。ちょっとした試合の駆け引きが、最終的な順位に結びついた。
イングランドは、大会直前の監督交代や、ランバートらの主力の欠場と、悪いニュースばかりが続き、大会での活躍に赤信号が灯っていたが、終わってみれば、2勝1分、5得点3失点というまずまずの結果だった。
初戦のフランス戦を手堅く引き分け、スウェーデン、ウクライナという格下の相手に、しっかりと勝利を収めた。メンバーが揃わなくても、安定した力を発揮した。DFのテリー、MFのジェラードという攻守の柱がいるのが、今のイングランドの強み。最終戦に復帰したルーニーがいきなりゴールを決めるなど、上位進出に決めて、いい材料が揃ってきた。
フランスは、大会前に21試合無敗、という安定した状態で臨んだ。初戦のイングランドに1-1で引き分け、ウクライナに2-0と勝利したまでは良かったが、最後のスウェーデン戦で0-2と破れ、3得点3失点、と不安定な成績に終わった。
ナスリ、リベリ、ベンゼマらの攻撃陣は、決してコンビネーションも悪くはないが、思ったよりゴールが奪えなかった。
ウクライナは、地元での開催。初戦のスウェーデン戦で勝利して最高のスタートを切ったが、フランス、イングランドという伝統にチームからは、勝ち点を奪うことはできなかった。試合内容は、決して悪くなかった。
シェフチェンコばかりに注目が当たっていたが、若手も伸びてきている。惜しむらくは、もう4年後に地元開催だったら、ベスト8に進出できていたかもしれない。
スウェーデンは、初戦のウクライナへの敗戦が全てだった。イングランドに2-3と打ち負けて敗退が決定。最後のフランス戦では意地を見せ、2-0とフランスを圧倒。終わってみれば、5得点5失点と、大味なチームだった。
2012年6月20日水曜日
EURO 2012 グループD スウェーデン 2-0 フランス
グループDの最後のもう1試合、第6戦は、すでに敗退が決まっているスウェーデンと、ほぼ進出を決めているフランスの戦い。
結果は、スウェーデンが最後の意地を見せて、ここまで23試合の無敗記録を誇っていたフランスを降した。フランスは0-2で敗れたが、イングランドに次ぐ2位で、ベスト8への進出を決めた。
前半は、フランスがボールを支配し、スウェーデンがカウンターを狙うという展開。両チームとも決め手を欠き、無得点のまま終了。
後半は、立ち上がりはスウェーデンが攻勢。後半9分、右サイドからのクロスに、イブラヒモビッチが豪快なボレーシュートをゴールに叩き込み、スウェーデンが先制した。
こうなると、フランスの攻撃にも火がついた。スウェーデン陣内に深く攻め込んで、ベンゼマ、リベリ、ナスリらが、次々とシュートを放つが、スウェーデンの堅いディフェンスに阻まれて、なかなか同点に追いつけない。
スウェーデンは、後半ロスタイムにも、バーに当たって跳ね返ったボールを、ラーションが豪快にシュートを決めて、2-0とし、勝負を決めた。
フランスは、この試合に敗れたものの、グループD2位で、決勝トーナメントへの進出を決めた。
スウェーデンは、これまでの2試合とは違って、攻守に渡り集中力が最後まで切れず、23戦無敗だったフランスに勝利。本来の実力の高さを証明した。
会場は、ほとんどがスウェーデンのサポーターだったが、さすがに今日の試合は満足したようだった。
結果は、スウェーデンが最後の意地を見せて、ここまで23試合の無敗記録を誇っていたフランスを降した。フランスは0-2で敗れたが、イングランドに次ぐ2位で、ベスト8への進出を決めた。
前半は、フランスがボールを支配し、スウェーデンがカウンターを狙うという展開。両チームとも決め手を欠き、無得点のまま終了。
後半は、立ち上がりはスウェーデンが攻勢。後半9分、右サイドからのクロスに、イブラヒモビッチが豪快なボレーシュートをゴールに叩き込み、スウェーデンが先制した。
こうなると、フランスの攻撃にも火がついた。スウェーデン陣内に深く攻め込んで、ベンゼマ、リベリ、ナスリらが、次々とシュートを放つが、スウェーデンの堅いディフェンスに阻まれて、なかなか同点に追いつけない。
スウェーデンは、後半ロスタイムにも、バーに当たって跳ね返ったボールを、ラーションが豪快にシュートを決めて、2-0とし、勝負を決めた。
フランスは、この試合に敗れたものの、グループD2位で、決勝トーナメントへの進出を決めた。
スウェーデンは、これまでの2試合とは違って、攻守に渡り集中力が最後まで切れず、23戦無敗だったフランスに勝利。本来の実力の高さを証明した。
会場は、ほとんどがスウェーデンのサポーターだったが、さすがに今日の試合は満足したようだった。
EURO 2012 グループD イングランド 1-0 ウクライナ
グループDの最終戦、第5戦となるイングランドと、開催国の1つウクライナとの対戦。
結果は、イングランドが復帰したルーニーの虎の子の一点を守りきって勝利、グループ1位でベスト8進出を決めた。ウクライナは、明らかなゴールを、審判のひどすぎるミスジャッジにより、ゴールが認められず、無念の敗退となった。
その事件が起こったのは、イングランドが1点をリードした、後半16分。ウクライナがイングランドのディフェンスを崩し、シュートは明らかにゴールラインを割ったように見えた。しかも、ゴールすぐ近くで、副審がチェックしていた。
ゴールが認められず、ウクライナの選手たちは猛抗議。テレビ中継では、何度もリプレーを流し、世界中の人間がゴールを認めたが、ピッチ場の審判団だけが、そのゴールを認めなかった。
ウクライナは、後半24分に、エースのシェフチェンコを投入したが、ついに、”2点目”を奪うことはできなかった。
イングランドは、この日から、ラフプレーで、大会開始から2試合の出場停止だったルーニーが復帰。いきなりゴールを決めてみせた。
後半3分。右サイドのジェラードからのセンタリング、これをウクライナのGKピアトフがボールを掴みきれず、ゴール前につめていた、ルーニーが頭で難なくゴール。ルーニーのFWとしての嗅覚がもたらしたゴールだった。
イングランドは、大会前は、監督の辞任騒動、主力の怪我などで、ベスト8進出に不安が大きかったが、審判のミスにも助けられ、何とか、ベスト8進出を決めた。
ウクライナは、試合内容では全くの互角だった。審判のミスジャッジに泣いた。
結果は、イングランドが復帰したルーニーの虎の子の一点を守りきって勝利、グループ1位でベスト8進出を決めた。ウクライナは、明らかなゴールを、審判のひどすぎるミスジャッジにより、ゴールが認められず、無念の敗退となった。
その事件が起こったのは、イングランドが1点をリードした、後半16分。ウクライナがイングランドのディフェンスを崩し、シュートは明らかにゴールラインを割ったように見えた。しかも、ゴールすぐ近くで、副審がチェックしていた。
ゴールが認められず、ウクライナの選手たちは猛抗議。テレビ中継では、何度もリプレーを流し、世界中の人間がゴールを認めたが、ピッチ場の審判団だけが、そのゴールを認めなかった。
ウクライナは、後半24分に、エースのシェフチェンコを投入したが、ついに、”2点目”を奪うことはできなかった。
イングランドは、この日から、ラフプレーで、大会開始から2試合の出場停止だったルーニーが復帰。いきなりゴールを決めてみせた。
後半3分。右サイドのジェラードからのセンタリング、これをウクライナのGKピアトフがボールを掴みきれず、ゴール前につめていた、ルーニーが頭で難なくゴール。ルーニーのFWとしての嗅覚がもたらしたゴールだった。
イングランドは、大会前は、監督の辞任騒動、主力の怪我などで、ベスト8進出に不安が大きかったが、審判のミスにも助けられ、何とか、ベスト8進出を決めた。
ウクライナは、試合内容では全くの互角だった。審判のミスジャッジに泣いた。
EURO 2012 グループCの戦いを振り返る
グループCは、1位スペイン、2位イタリア、3位クロアチア、4位アイルランド、という結果に終わった。
前回優勝国のスペインが、予想以上に調子が今ひとつだったため、アイルランドを除く3カ国での混戦となった。伝統の差が、順位の差となった。
スペインは、初戦のイタリア戦は、慎重に1-1での引き分けスタート。次のアイルランド戦では、大会前は不安視されていた、フェルナンド・トーレスの2ゴールなどで4-0と圧勝。しかし、最後のクロアチア戦では、大苦戦。後半43分のゴールで、何とか1-0で、グループ1位で、準々決勝への進出を決めた。
前回大会のような、圧倒的な安定感、という感じはない。フェルナンド・トーレスは、相手が強いと、あまり怖さを感じなくなる。中盤のパスワーク、ディフェンスの堅さは健在だが、得点力という点で、ビジャの不在は、予想以上に大きい。
イタリアは、初戦のスペイン戦、続くクロアチア戦は、ともに1-1の引き分けながら、実にいい試合内容だった。予選でわずか2得点だった守備は堅く、圧倒的な強さはないが、カッサーノとバロテッリの異色のFWコンビネーションもいいようだ。
しかし、最終戦のアイルランド戦は、いただけなかった。まるで違うチームになってしまったようだった。皮肉にも、この試合は2-0と初めての2得点だったが、むしろ、2点しか取れなかった、という印象だった。準々決勝へ向けて、不安を残した。
クロアチアは、今大会のダークホースといわれ、前評判が高かった。その名に恥じず、前回優勝国のスペイン、優勝経験のあるイタリアと、ほぼ互角の試合を展開した。しかし、最後のスペイン戦での、終了間際の失点に泣いた。
典型的な、サイドから崩してくるチーム。そこから、ゴールまで待つ長身のFW陣にボールがどんどん供給されてくる。ディフェンスも高く、堅いので、比較的背が低い、スペイン、イタリアの攻撃陣を大いに苦しめた。
アイルランドは、やはり、他の3チームとの実力差は隠せなかった。しかし、時折見せる、ゴール前でのパワープレーは、かつてのプレミアリーグの戦いを見ているようで、オールドスタイルだが、実に迫力があった。
特に、最後のイタリア戦は、試合内容ではほぼ互角、時にそれ以上になり、イタリアゴールを脅かした。
先発プレーヤーたちの年齢層が高く、国内では若手を使わないことへの批判も大きかったようだが、監督のトラパットーニは、2008年から苦楽をともにしたベテラン陣に、最後の最後まで信頼を託していた。
前回優勝国のスペインが、予想以上に調子が今ひとつだったため、アイルランドを除く3カ国での混戦となった。伝統の差が、順位の差となった。
スペインは、初戦のイタリア戦は、慎重に1-1での引き分けスタート。次のアイルランド戦では、大会前は不安視されていた、フェルナンド・トーレスの2ゴールなどで4-0と圧勝。しかし、最後のクロアチア戦では、大苦戦。後半43分のゴールで、何とか1-0で、グループ1位で、準々決勝への進出を決めた。
前回大会のような、圧倒的な安定感、という感じはない。フェルナンド・トーレスは、相手が強いと、あまり怖さを感じなくなる。中盤のパスワーク、ディフェンスの堅さは健在だが、得点力という点で、ビジャの不在は、予想以上に大きい。
イタリアは、初戦のスペイン戦、続くクロアチア戦は、ともに1-1の引き分けながら、実にいい試合内容だった。予選でわずか2得点だった守備は堅く、圧倒的な強さはないが、カッサーノとバロテッリの異色のFWコンビネーションもいいようだ。
しかし、最終戦のアイルランド戦は、いただけなかった。まるで違うチームになってしまったようだった。皮肉にも、この試合は2-0と初めての2得点だったが、むしろ、2点しか取れなかった、という印象だった。準々決勝へ向けて、不安を残した。
クロアチアは、今大会のダークホースといわれ、前評判が高かった。その名に恥じず、前回優勝国のスペイン、優勝経験のあるイタリアと、ほぼ互角の試合を展開した。しかし、最後のスペイン戦での、終了間際の失点に泣いた。
典型的な、サイドから崩してくるチーム。そこから、ゴールまで待つ長身のFW陣にボールがどんどん供給されてくる。ディフェンスも高く、堅いので、比較的背が低い、スペイン、イタリアの攻撃陣を大いに苦しめた。
アイルランドは、やはり、他の3チームとの実力差は隠せなかった。しかし、時折見せる、ゴール前でのパワープレーは、かつてのプレミアリーグの戦いを見ているようで、オールドスタイルだが、実に迫力があった。
特に、最後のイタリア戦は、試合内容ではほぼ互角、時にそれ以上になり、イタリアゴールを脅かした。
先発プレーヤーたちの年齢層が高く、国内では若手を使わないことへの批判も大きかったようだが、監督のトラパットーニは、2008年から苦楽をともにしたベテラン陣に、最後の最後まで信頼を託していた。
2012年6月19日火曜日
EURO 2012 グループC イタリア 2-0 アイルランド
グループCの最後のもう一つの試合、今大会好調のイタリアと、すでに敗退が決まっているアイルランドの戦い。
結果は、イタリアが2-0でアイルランドを降し、グループCを2位で、準々決勝への進出を決めた。しかし、試合内容は、点差とは違い、ほぼ互角の戦いだった。
アイルランドの監督は、今年73才になる大ベテランのトラパットーニ。イタリア代表やインテル、ユベントスの監督などを務めたこともあり、イタリア代表の監督、ブランデッリとは、監督と選手という関係だったこともある。この対決は師弟対決でもあった。
イタリアは、この試合で、勝たないとベスト8へ進出できない。しかし、試合開始早々、アイルランドの方が、一気にゴール前にボールを運び、この試合にかける意気込みを示した。
イタリアは、これまでの2試合と違って、今日は出だしから、ギクシャクしていた。アイルランドの体を張った攻撃、守りに、当初は圧倒されていた。勝利が絶対条件ということからくる、堅さもあった。
しかし、徐々にペースを取り戻し、前半35分、左サイドからのコーナーキックを、カッサーノがヘディングで合わせ、何とか先制した。
後半の中盤以降は、アイルランドが猛攻。ゴール前にボールを次々に放り込み、高く、大きな巨体で、イタリア・ゴールに襲いかかった。
しかし、アイルランドは、あまり熱くなり過ぎたのか、アンドリュースが2枚目のイエローカードで退場。その直後、後半から出場していたバロテッリが、右サイドからのコーナーキックを、ボレーで右足で合わせて、試合を決めた。
イタリアは、勝ったものの、試合内容は今ひとつ。準々決勝での戦いに不安が残った。
アイルランドは、3敗で敗退したが、試合内容は決して、悪くなかった。決定力が足りなかった。
結果は、イタリアが2-0でアイルランドを降し、グループCを2位で、準々決勝への進出を決めた。しかし、試合内容は、点差とは違い、ほぼ互角の戦いだった。
アイルランドの監督は、今年73才になる大ベテランのトラパットーニ。イタリア代表やインテル、ユベントスの監督などを務めたこともあり、イタリア代表の監督、ブランデッリとは、監督と選手という関係だったこともある。この対決は師弟対決でもあった。
イタリアは、この試合で、勝たないとベスト8へ進出できない。しかし、試合開始早々、アイルランドの方が、一気にゴール前にボールを運び、この試合にかける意気込みを示した。
イタリアは、これまでの2試合と違って、今日は出だしから、ギクシャクしていた。アイルランドの体を張った攻撃、守りに、当初は圧倒されていた。勝利が絶対条件ということからくる、堅さもあった。
しかし、徐々にペースを取り戻し、前半35分、左サイドからのコーナーキックを、カッサーノがヘディングで合わせ、何とか先制した。
後半の中盤以降は、アイルランドが猛攻。ゴール前にボールを次々に放り込み、高く、大きな巨体で、イタリア・ゴールに襲いかかった。
しかし、アイルランドは、あまり熱くなり過ぎたのか、アンドリュースが2枚目のイエローカードで退場。その直後、後半から出場していたバロテッリが、右サイドからのコーナーキックを、ボレーで右足で合わせて、試合を決めた。
イタリアは、勝ったものの、試合内容は今ひとつ。準々決勝での戦いに不安が残った。
アイルランドは、3敗で敗退したが、試合内容は決して、悪くなかった。決定力が足りなかった。
EURO 2012 グループC クロアチア 0-1 スペイン
グループCの最終戦、第5戦は、今大会、イタリアと引分け、注目度が一気に上がったクロアチアと、大会2連覇を目指すスペインの注目の戦い。
結果は、苦しみながらも、終了直前の、オフサイドギリギリの微妙なゴールで、スペインが、クロアチアを降し、2勝1分けで、グループCを首位で、準々決勝に勝ち進んだ。
試合は、予想通り、終了間際までは、両者ほぼ互角の戦い。どちらが勝ってももおかしくないような、そんな試合内容だった。
スペインにとっては、厳しい試合だった。ボールを支配し、ゴール前までは、いつもの華麗なパスワークで迫れるが、クロアチアの高い、堅いディフェンスに苦しめられた。
一方のクロアチアは、これまで通り、奪ったボールをサイドから一気にゴール前に持ち込む、典型的なカウンター攻撃で、スペインゴールを脅かした。
クロアチアは、何度となく、決定的なチャンスを迎えたが、ミスあるいはゴール正面で、ついに、スペインのゴールを割ることはできなかった。
スペインの得点は、後半43分。中央のビジャが、イニエスタにスルーパス。イニエスタは、オフサイドギリギリの位置で、オフサイドを取られてもおかしくない位置だった。しかし、オフサイドはなく、イニエスタは、ゴール右前にいたナパスにバックパス。デリフェンスは誰もいないが、後方へのパスはオフサイドにはならない。ナパスが、落ち着いてゴールポストに流し込んだ。
スペインは、苦しみながらも、前回優勝国として、ワールドカップ優勝国として、最後の最後で、勝負強さを発揮した。
クロアチアは、何度かあった決定的なチャンスを決められなかったのが、痛かった。
結果は、苦しみながらも、終了直前の、オフサイドギリギリの微妙なゴールで、スペインが、クロアチアを降し、2勝1分けで、グループCを首位で、準々決勝に勝ち進んだ。
試合は、予想通り、終了間際までは、両者ほぼ互角の戦い。どちらが勝ってももおかしくないような、そんな試合内容だった。
スペインにとっては、厳しい試合だった。ボールを支配し、ゴール前までは、いつもの華麗なパスワークで迫れるが、クロアチアの高い、堅いディフェンスに苦しめられた。
一方のクロアチアは、これまで通り、奪ったボールをサイドから一気にゴール前に持ち込む、典型的なカウンター攻撃で、スペインゴールを脅かした。
クロアチアは、何度となく、決定的なチャンスを迎えたが、ミスあるいはゴール正面で、ついに、スペインのゴールを割ることはできなかった。
スペインの得点は、後半43分。中央のビジャが、イニエスタにスルーパス。イニエスタは、オフサイドギリギリの位置で、オフサイドを取られてもおかしくない位置だった。しかし、オフサイドはなく、イニエスタは、ゴール右前にいたナパスにバックパス。デリフェンスは誰もいないが、後方へのパスはオフサイドにはならない。ナパスが、落ち着いてゴールポストに流し込んだ。
スペインは、苦しみながらも、前回優勝国として、ワールドカップ優勝国として、最後の最後で、勝負強さを発揮した。
クロアチアは、何度かあった決定的なチャンスを決められなかったのが、痛かった。
EURO 2012 グループBの戦いを振り返る
グループBは、1位ドイツ、2位ポルトガル、3位デンマーク、4位オランダ、という結果に終わった。
このグループは、優勝候補のドイツとオランダ、クリスチャーノ・ロナウドのポルトガルと強豪国がひしめいていることから、”死のグループ”と言われた。
しかし、何と言っても、このグループを総括すれば、オランダの不振、の一言に尽きるだろう。ワールドカップでスペインに次ぐ準優勝国、この大会の予選でも9勝1敗という実績からは、誰も予想できない結果だった。
ドイツは、初戦のポルトガル戦で、1-0で勝ったものの、内容はポルトガルとほぼ互角の内容。続きオランダ戦では、2-1と勝利。点差以上にドイツの強さが目立ったが、今から振り返れば、オランダの調子が悪すぎた。
そして、最終戦のデンマーク戦では、後半35分にラース・ベンダーの初ゴールで何とか勝ち越したものの、優勝候補にしては、やや物足りない内容だった。
エジル、シュバインシュターガー、ポドルスキー、ミューラー、ラーメらの錚々たるメンバーを擁しながら、まだ本調子にはほど遠い。
ポルトガルは、大会前の前評判はあまり高くなかったが、始まってみれば、まとまりのあるいいチームに仕上がってきた。
初戦のドイツとは敗れたものの試合内容は互角。デンマークも3-2で降し、最終戦のオランダ戦。オランダが最も調子のいい試合だったが、クリスチャーノ・ロナウドが2得点で、準々決勝への進出を決めた。
クリスチャーノ・ロナウドだけが、注目されていたが、ペペ、ポスティガ、ナニといったプレーヤーが実にいい。クリスチャーノ・ロナウドも、3度目の大会は、チームプレーに徹し、初ゴールは3戦目のオランダ戦だった。
デンマークは、初戦のオランダ戦の1-0の勝利で勢いに乗った。続くポルトガル戦でも敗れたもの、2-3とあと一歩まで詰め寄った。最後のドイツ戦でも、後半35分までは1-1と粘りを見せた。
MFのエリクセン、FWの長身ベントナーを中心にした攻撃は、相手チームには驚異だった。ディフェンスも堅く、バランスが取れたいいチームだった。
そして、オランダ。一体、オランダに何が起こったのだろう。スナイデル、ロッペン、ファン・ペルシー、フンテラール、ファン・デル・ファールト、ファン・ボメル。錚々たるメンバー。ある意味では、スペインやドイツ以上に、タレントは豊富だ。
まず、ディフェンスが悪すぎた。特に、2戦目のドイツ戦の2失点はあまりにも酷すぎた。攻撃陣が不調だったこともあり、ディフェンスのまずさが余計に目立った。
攻撃も、全体的に単調だった。最後のポルトガル戦は、まあまあの内容だったが、他の2戦は、コンビネーションがあまり見られず、個人技でのプレーが目立った。
先発メンバーについては、大会前からも多くの批判があったが、これも最後まで確定しなかった。タレントが豊富すぎて、FWではファン・ペルシーとフンテラールが、MFではファン・デル・ファールト、ファン・ボメルが、それぞれ先発ではいっしょにならない、という布陣は、やはりどう見ても、おかしかった。
2012年6月18日月曜日
EURO 2012 グループB ポルトガル 2-1 オランダ
グループBの最後の第6戦は、クリスチャーノ・ロナウドを中心に好調のポルトガルと、まさかの2連敗のオランダの戦い。
結果は、ポルトガルが、これまでの試合で、何度なく決定的なチャンスにゴールを決められなかった、クリスチャーノ・ロナウドが2得点の活躍で、オランダを2-1で降し、グループ2位でベスト8進出を決めた。
試合は、すでに2敗して後がないオランダが、開始早々からボールを支配し、積極的に攻撃を仕掛けていった。
先制したのはオランダだった。前半11分に、キャプテンのファン・デル・ファールトが、右サイドからカーブをかけたシュートをゴール左隅に決めた。今日のオランダは、これまでの2試合とは違う、と思わせる、そんなオランダの攻撃だった。
しかし、このゴールを期に、ポルトガルも反撃。再三のチャンスの後、前半28分。右サイドからペレイラが持ち込んで、ゴール前にスルーパス。DFライン、ギリギリから飛び出したクリスチャーノ・ロナウドが落ち着いてゴールを決め、ポルトガルが同点に追いついた。クリスチャーノ・ロナウドは、これが大会初ゴール。
後半は、お互いに、開始早々から積極的にゴールを狙いにいき、攻守の切り替えの激しい展開に。
その混戦に終止符を打ったのは、やはり、この男だった。後半29分。カウンター攻撃から、ボールを左サイドで受けたクリスチャーノ・ロナウドが、追いついて相手を交わして、決勝ゴールを決めた。
ポルトガルは、大会前の評判は今ひとつだったが、初戦のドイツ戦で敗れはしたものの、チームとしてまとまりのあるプレーで、デンマーク、オランダから2勝を挙げ、死のグループといわれる厳しい戦いを勝ち抜いた。
一方のオランダは、優勝候補の一角といわれながら、まさかの3連敗。屈辱的な、最悪の形での、グループステージでの敗退となった。
結果は、ポルトガルが、これまでの試合で、何度なく決定的なチャンスにゴールを決められなかった、クリスチャーノ・ロナウドが2得点の活躍で、オランダを2-1で降し、グループ2位でベスト8進出を決めた。
試合は、すでに2敗して後がないオランダが、開始早々からボールを支配し、積極的に攻撃を仕掛けていった。
先制したのはオランダだった。前半11分に、キャプテンのファン・デル・ファールトが、右サイドからカーブをかけたシュートをゴール左隅に決めた。今日のオランダは、これまでの2試合とは違う、と思わせる、そんなオランダの攻撃だった。
しかし、このゴールを期に、ポルトガルも反撃。再三のチャンスの後、前半28分。右サイドからペレイラが持ち込んで、ゴール前にスルーパス。DFライン、ギリギリから飛び出したクリスチャーノ・ロナウドが落ち着いてゴールを決め、ポルトガルが同点に追いついた。クリスチャーノ・ロナウドは、これが大会初ゴール。
後半は、お互いに、開始早々から積極的にゴールを狙いにいき、攻守の切り替えの激しい展開に。
その混戦に終止符を打ったのは、やはり、この男だった。後半29分。カウンター攻撃から、ボールを左サイドで受けたクリスチャーノ・ロナウドが、追いついて相手を交わして、決勝ゴールを決めた。
ポルトガルは、大会前の評判は今ひとつだったが、初戦のドイツ戦で敗れはしたものの、チームとしてまとまりのあるプレーで、デンマーク、オランダから2勝を挙げ、死のグループといわれる厳しい戦いを勝ち抜いた。
一方のオランダは、優勝候補の一角といわれながら、まさかの3連敗。屈辱的な、最悪の形での、グループステージでの敗退となった。
EURO 2012 グループB デンマーク 1-2 ドイツ
グループBの最終戦の1つ、第5戦は、初戦でオランダを降したデンマークと、優勝候補筆頭のドイツの戦い。
結果は、自力に勝るドイツが2-1でデンマークを降し、3連勝でグループ1位で準々決勝への進出を決めた。
立ち上がりは、両者とも慎重に試合に入った。しかし、次第に、ドイツがボールを支配し、デンマークはカウンターを狙う展開になっていった。
ドイツは前半19分、右サイドからのスローインのボールをゴール前までつなぎ、フリーのポドルスキーが、左サイドから走り込んで右足でゴールで先制。ポドルスキーは、この試合が代表での100キャップ目だった。
デンマークも、その直後の24分。右サイドからのコーナーキック。ファーサイドのベントナーがヘッドでゴール前に折り返し、これをクロン・デリは頭で決めて、ドイツに追いついた。
後半に入り、ドイツはボールを支配し、チャンスを作りながらも、なかなか決勝ゴールが奪えない。レーヴ監督は、ポドルスキーに代えてシュールレ、ゴメスに代えてクローゼを投入し、打開を図る。
そしてついに後半35分。デンマークの攻撃の後のカウンター攻撃で、右サイドを駆け上がった、この試合で初めての先発出場のラース・ベンダーが、右足でゴール左に流し込んだ。ドイツは、ベンダーの代表初ゴールで、粘るデンマークを振り切った。
ドイツはこの試合、全体的に有利に試合を進めながらも、デンマークの堅い守りと、ベントナーを中心としたカウンター攻撃に苦しめられた。
デンマークは、優勝候補のドイツと、ほぼ互角に近い戦いを展開したが、あと一歩、届かなかった。しかし、オランダを降し、ポルトガルとも2-3と追いつめた実力は、この試合でも遺憾なく発揮された。
結果は、自力に勝るドイツが2-1でデンマークを降し、3連勝でグループ1位で準々決勝への進出を決めた。
立ち上がりは、両者とも慎重に試合に入った。しかし、次第に、ドイツがボールを支配し、デンマークはカウンターを狙う展開になっていった。
ドイツは前半19分、右サイドからのスローインのボールをゴール前までつなぎ、フリーのポドルスキーが、左サイドから走り込んで右足でゴールで先制。ポドルスキーは、この試合が代表での100キャップ目だった。
デンマークも、その直後の24分。右サイドからのコーナーキック。ファーサイドのベントナーがヘッドでゴール前に折り返し、これをクロン・デリは頭で決めて、ドイツに追いついた。
後半に入り、ドイツはボールを支配し、チャンスを作りながらも、なかなか決勝ゴールが奪えない。レーヴ監督は、ポドルスキーに代えてシュールレ、ゴメスに代えてクローゼを投入し、打開を図る。
そしてついに後半35分。デンマークの攻撃の後のカウンター攻撃で、右サイドを駆け上がった、この試合で初めての先発出場のラース・ベンダーが、右足でゴール左に流し込んだ。ドイツは、ベンダーの代表初ゴールで、粘るデンマークを振り切った。
ドイツはこの試合、全体的に有利に試合を進めながらも、デンマークの堅い守りと、ベントナーを中心としたカウンター攻撃に苦しめられた。
デンマークは、優勝候補のドイツと、ほぼ互角に近い戦いを展開したが、あと一歩、届かなかった。しかし、オランダを降し、ポルトガルとも2-3と追いつめた実力は、この試合でも遺憾なく発揮された。
なでしこ 五輪強化試合 日本 1-4 アメリカ
ロンドンでのオリンピックに向けての強化試合。前回のワールドカップで決勝を戦ったアメリカとの戦い。
アメリカは、試合開始早々からラッシュをかけた。中盤でボールを奪って、すぐに前線に放り込む。これが、見事に決まって、モーガン、ワンバクが立て続けにシュート。あっと言う間に0-2となってしまった。
日本も、次第に落ち着きを取り戻し、パスワークがようやく繋がるようになった。中央の沢から、左サイドの宮山、そこからのセンタリングを永里が豪快なヘッドで決めて、1点を返した。
アメリカは、後半15分にモーガンが右サイドを一人で持ち込んでそのままゴール。日本は直前に、沢と大野を下げ、熊谷と安藤を入れた直後だった。
日本は、その後、阪口の惜しいミドルシュートなどがあったが、次第にアメリカに押し込まれ、ロスタイムには、ワンバクにもゴールを決められ惨敗。
アメリカの完勝だった。選手個人のコンディションも、チームとしての戦術もアメリカが1枚も2枚も上手だった。日本のパスを中盤で奪い、すかさず前線にパス。ワンバクのセンタープレイ、モーガンのスピードある突破で崩す、というパターン。
日本は、自慢のパスサッカーが機能せず、中盤で相手にボールを奪われるシーンが多かった。アメリカのゴール前のスピードとパワーにも、歯が立たなかった。
アメリカは、試合開始早々からラッシュをかけた。中盤でボールを奪って、すぐに前線に放り込む。これが、見事に決まって、モーガン、ワンバクが立て続けにシュート。あっと言う間に0-2となってしまった。
日本も、次第に落ち着きを取り戻し、パスワークがようやく繋がるようになった。中央の沢から、左サイドの宮山、そこからのセンタリングを永里が豪快なヘッドで決めて、1点を返した。
アメリカは、後半15分にモーガンが右サイドを一人で持ち込んでそのままゴール。日本は直前に、沢と大野を下げ、熊谷と安藤を入れた直後だった。
日本は、その後、阪口の惜しいミドルシュートなどがあったが、次第にアメリカに押し込まれ、ロスタイムには、ワンバクにもゴールを決められ惨敗。
アメリカの完勝だった。選手個人のコンディションも、チームとしての戦術もアメリカが1枚も2枚も上手だった。日本のパスを中盤で奪い、すかさず前線にパス。ワンバクのセンタープレイ、モーガンのスピードある突破で崩す、というパターン。
日本は、自慢のパスサッカーが機能せず、中盤で相手にボールを奪われるシーンが多かった。アメリカのゴール前のスピードとパワーにも、歯が立たなかった。
2012年6月17日日曜日
EURO 2012 グループAの戦いを振り返る
グループAは、1位チェコ、2位ギリシャ、3位ロシア、4位ポーランド、という結果に終わった。
このグループは、最後の最後まで、どのグループが勝ち抜けるのかわからない状況で、しかも、最後で大きなどんでん返しもあり、非常にスリリングでエキサイティングなグループだった。
チェコは、最悪の出だしだった。ロシアに4-1と完敗。しかし、次のギリシャ戦で開始早々の2ゴールで2-1と初勝利。これで勢いをつけ、開催国ポーランドとの厳しい試合を、イラチェクの後半27分の貴重なゴールで1-0と勝利。終わってみれば、首位での追加だった。
最後のポーランド戦は、チームの柱、ロシツキを欠いての勝利だったが、準々決勝の相手は、死のグループと言われるグループBの2位のチームと対戦する。かなり厳しい戦いになるだろう。
ギリシャは、初戦をポーランドと1-1と引分。開幕戦でしかも相手は地元とあって、難しい試合だったが、後半で相手が疲れた所をついて同点に追いつき、まずまずのスタートだった。しかし、次のチェコ戦で1-2と破れ、この時点で勝ち点はわずか1、誰もがギリシャの敗退を予想した。
そして迎えたロシアとの最終戦。この日は予選でわずか5失点だった守備陣が復活。前半ロスタイムのカラグニスのゴールを守りきって、2位でベスト8進出を決めた。とにかく、”しぶとい”という言葉が似合う。2004年の優勝経験メンバーがいるのも、大きかった。
しかし、このカラグニスは、イエローカードの累積で準々決勝は出場できず、しかも相手は、死のグループBの首位のチーム。残念ながら、ギリシャはベスト4に進む可能性は限りなく低いだろう。
ロシアに取っては、悪夢のような大会だった。初戦を強豪チェコ相手に4-1と快勝したときは、誰もが、ベスト4と活躍した前回大会の力を、今大会でもまだ保っている、と思ったに違いない。
しかし、続くポーランド戦では、初戦で活躍したキャプテンのアルシャビンが不発。1-1と引き分け、雲行きが怪しくなってきた。そして、ギリシャとの最終戦は、前半ロスタイムに、一瞬の隙をつかれて失点。ついに、堅いギリシャの守りを崩すことができなかった。
唯一の良いニュースは、3試合で2ゴールの活躍を見せた若手のザゴエフの存在だろう。次の大会は、彼が中心選手として臨むはずだ。
ポーランドは、開催国として、ベスト8進出が大きく期待された。初戦は、ギリシャと1-1の引分。先制しながら、後半に追いつかれてしまった。ここで勝ち点3を奪えなかったのが、最後まで大きく響いた。
続くロシア戦の1-1はまずまずとしても、最終戦のチェコでは、前半の猛攻でゴールできず、後半は疲れが見えたところをチェコに決勝ゴールを決められてしまった。厳しい予選を経験していないせいか、全体的に、スタミナが90分持たない、という課題が目立った。
しかし、ドルトムントのレヴァンドフスキ、ブラシュチコフスキの二人は、数々の素晴らしいプレーを見せてくれた。
このグループは、最後の最後まで、どのグループが勝ち抜けるのかわからない状況で、しかも、最後で大きなどんでん返しもあり、非常にスリリングでエキサイティングなグループだった。
チェコは、最悪の出だしだった。ロシアに4-1と完敗。しかし、次のギリシャ戦で開始早々の2ゴールで2-1と初勝利。これで勢いをつけ、開催国ポーランドとの厳しい試合を、イラチェクの後半27分の貴重なゴールで1-0と勝利。終わってみれば、首位での追加だった。
最後のポーランド戦は、チームの柱、ロシツキを欠いての勝利だったが、準々決勝の相手は、死のグループと言われるグループBの2位のチームと対戦する。かなり厳しい戦いになるだろう。
ギリシャは、初戦をポーランドと1-1と引分。開幕戦でしかも相手は地元とあって、難しい試合だったが、後半で相手が疲れた所をついて同点に追いつき、まずまずのスタートだった。しかし、次のチェコ戦で1-2と破れ、この時点で勝ち点はわずか1、誰もがギリシャの敗退を予想した。
そして迎えたロシアとの最終戦。この日は予選でわずか5失点だった守備陣が復活。前半ロスタイムのカラグニスのゴールを守りきって、2位でベスト8進出を決めた。とにかく、”しぶとい”という言葉が似合う。2004年の優勝経験メンバーがいるのも、大きかった。
しかし、このカラグニスは、イエローカードの累積で準々決勝は出場できず、しかも相手は、死のグループBの首位のチーム。残念ながら、ギリシャはベスト4に進む可能性は限りなく低いだろう。
ロシアに取っては、悪夢のような大会だった。初戦を強豪チェコ相手に4-1と快勝したときは、誰もが、ベスト4と活躍した前回大会の力を、今大会でもまだ保っている、と思ったに違いない。
しかし、続くポーランド戦では、初戦で活躍したキャプテンのアルシャビンが不発。1-1と引き分け、雲行きが怪しくなってきた。そして、ギリシャとの最終戦は、前半ロスタイムに、一瞬の隙をつかれて失点。ついに、堅いギリシャの守りを崩すことができなかった。
唯一の良いニュースは、3試合で2ゴールの活躍を見せた若手のザゴエフの存在だろう。次の大会は、彼が中心選手として臨むはずだ。
ポーランドは、開催国として、ベスト8進出が大きく期待された。初戦は、ギリシャと1-1の引分。先制しながら、後半に追いつかれてしまった。ここで勝ち点3を奪えなかったのが、最後まで大きく響いた。
続くロシア戦の1-1はまずまずとしても、最終戦のチェコでは、前半の猛攻でゴールできず、後半は疲れが見えたところをチェコに決勝ゴールを決められてしまった。厳しい予選を経験していないせいか、全体的に、スタミナが90分持たない、という課題が目立った。
しかし、ドルトムントのレヴァンドフスキ、ブラシュチコフスキの二人は、数々の素晴らしいプレーを見せてくれた。
EURO 2012 グループA ギリシャ 1-0 ロシア
グループAの最終戦。もうひとつの第6戦は、すでに勝ち点4を挙げているロシアと、未だにポーランドとの引分による勝ち点1しかないギリシャの戦い。
ギリシャのサポーター以外は、誰もがロシアの勝利を確信していたこの試合は、大方の予想を裏切り、ギリシャが1-0で勝利を飾り、チェコに次ぐ2位で、準々決勝への進出を決めた。
サッカーは、始まってみなかればわからない、という言葉を、改めて思い起こさせる。そんな内容の試合だった。
ギリシャは、いつもはスロースターターだが、前のチェコ戦で、試合開始早々に2失点し、そのまま敗れてしまった。この試合では、その反省からか、試合開始早々から、積極的にロシアのゴール前に迫った。
しかし、10分過ぎくらいになると、いつも通り引き気味になり、ロシアがギリシャのサイドでボールを回す展開が多くなった。
ロシアもチャンスは迎えるが、決定期を欠き、前半はこのまま0-0で終わるかと思えたロスタイム、ドラマが待っていた。
右サイドの中盤付近でのギリシャのスローイン。ゴール方面に出したボールを、ロシアのDFは対応を誤り、このチャンスをギリシャのキャプテン、2004年大会の優勝メンバー、ベテランのカラグニスは見逃さなかった。
そのままボールを奪い、ゴール前に突進、相手ゴールキーパーの右手下をすり抜ける低いシュートを、右足でゴール左隅に決めた。
後半、後がないロシアは猛攻を仕掛けるが、この試合のギリシャのディフェンス陣は、いつになく堅かった。再三のロシアの猛攻を、落ち着いて対応し、ゴールを許さない。
後半38分、右サイドのアルシャビンからのセンタリングに、ジャゴエフが頭で合わせたが、ボールは無情にもゴールポストの左をすり抜けた。
ギリシャは、ゴールを決めたキャプテンのカラグニスが、ゴールまでフライングを取られ、大会での通算2枚目のイエローカードをもらい、準々決勝への出場ができなくなったが、試合はそのままタイムアップ。ギリシャがグループステージの突破を決めた。
2004年大会の覇者、ギリシャの勝負強さが目立った試合だった。
ギリシャのサポーター以外は、誰もがロシアの勝利を確信していたこの試合は、大方の予想を裏切り、ギリシャが1-0で勝利を飾り、チェコに次ぐ2位で、準々決勝への進出を決めた。
サッカーは、始まってみなかればわからない、という言葉を、改めて思い起こさせる。そんな内容の試合だった。
ギリシャは、いつもはスロースターターだが、前のチェコ戦で、試合開始早々に2失点し、そのまま敗れてしまった。この試合では、その反省からか、試合開始早々から、積極的にロシアのゴール前に迫った。
しかし、10分過ぎくらいになると、いつも通り引き気味になり、ロシアがギリシャのサイドでボールを回す展開が多くなった。
ロシアもチャンスは迎えるが、決定期を欠き、前半はこのまま0-0で終わるかと思えたロスタイム、ドラマが待っていた。
右サイドの中盤付近でのギリシャのスローイン。ゴール方面に出したボールを、ロシアのDFは対応を誤り、このチャンスをギリシャのキャプテン、2004年大会の優勝メンバー、ベテランのカラグニスは見逃さなかった。
そのままボールを奪い、ゴール前に突進、相手ゴールキーパーの右手下をすり抜ける低いシュートを、右足でゴール左隅に決めた。
後半、後がないロシアは猛攻を仕掛けるが、この試合のギリシャのディフェンス陣は、いつになく堅かった。再三のロシアの猛攻を、落ち着いて対応し、ゴールを許さない。
後半38分、右サイドのアルシャビンからのセンタリングに、ジャゴエフが頭で合わせたが、ボールは無情にもゴールポストの左をすり抜けた。
ギリシャは、ゴールを決めたキャプテンのカラグニスが、ゴールまでフライングを取られ、大会での通算2枚目のイエローカードをもらい、準々決勝への出場ができなくなったが、試合はそのままタイムアップ。ギリシャがグループステージの突破を決めた。
2004年大会の覇者、ギリシャの勝負強さが目立った試合だった。
EURO 2012 グループA チェコ 1-0 ポーランド
いよいよ、グループステージの最後の試合を迎えた。グループAの第5戦は、開催国のポーランドとチェコの戦い。
開催国としてベスト8への進出を狙っていたポーランドだったが、駒を進めたのは、優勝経験のあるチェコだった。
前半は、完全にポーランドの試合だった。地元の大声援を浴びて、開始早々から、ロシツキを怪我で欠いたチェコのサイドで試合を勧め、再三にわたり決定的なチャンスを迎えたが、結局、ゴールを決めることはできなかった。
頼みのレヴァンドフスキも、キーパーと1対1になったチャンスを外してしまう。この前半での無得点が、ポーランドにとっては命取りだった。
後半は、今度はチェコがペースを掴んだ。ポーランドは、前半の猛攻で体力を消費してしまったのか、前半の猛攻は、息をひそめた。
チェコは、前半27分。中盤で奪ったボールをバロシュがゴール前に持ち込んで、ディフェンスを引きつけておいて左にパス、これを受けたイラチェクがフェイントでDFを交わして、右足でシュート。これが、無情にもポーランドのゴールに突き刺さった。
さすがのポーランドも、再び猛攻を仕掛け、幾度となく、決定的なチャンスを何度か迎えたが、最後の最後で詰めを欠き、試合はそのままタイムアップ。
会場は、健闘したポーランド代表に惜しみない拍手を贈った。しかし、厳しい予選を戦わなかったポーランドにとっては、ロシアとチェコの壁は大きかった。
開催国としてベスト8への進出を狙っていたポーランドだったが、駒を進めたのは、優勝経験のあるチェコだった。
前半は、完全にポーランドの試合だった。地元の大声援を浴びて、開始早々から、ロシツキを怪我で欠いたチェコのサイドで試合を勧め、再三にわたり決定的なチャンスを迎えたが、結局、ゴールを決めることはできなかった。
頼みのレヴァンドフスキも、キーパーと1対1になったチャンスを外してしまう。この前半での無得点が、ポーランドにとっては命取りだった。
後半は、今度はチェコがペースを掴んだ。ポーランドは、前半の猛攻で体力を消費してしまったのか、前半の猛攻は、息をひそめた。
チェコは、前半27分。中盤で奪ったボールをバロシュがゴール前に持ち込んで、ディフェンスを引きつけておいて左にパス、これを受けたイラチェクがフェイントでDFを交わして、右足でシュート。これが、無情にもポーランドのゴールに突き刺さった。
さすがのポーランドも、再び猛攻を仕掛け、幾度となく、決定的なチャンスを何度か迎えたが、最後の最後で詰めを欠き、試合はそのままタイムアップ。
会場は、健闘したポーランド代表に惜しみない拍手を贈った。しかし、厳しい予選を戦わなかったポーランドにとっては、ロシアとチェコの壁は大きかった。
2012年6月16日土曜日
EURO 2012 グループD スウェーデン 2-3 イングランド
EURO 2012 グループDの第4試合は、初戦で開催国のウクライナに敗れて後がないスウェーデンと、フランスと引き分けたイングランドの対戦。
結果は、ケガ人で主力を何人か欠いているイングランドが、スウェーデンを3-2で降して勝利。イングランドは、これが公式戦でのスウェーデンに対する初めての勝利。敗れたスウェーデンは、これでグループステージでの敗退が決まった。
前半23分、右サイドでジェラードのセンタリングが、スウェーデンの二人のディフェンスの真ん中にいたキャロルの頭に、ドンピシャで会って、キャロルがヘディングでゴール。
フランス戦に続いて、またもジェロードからの決定的なボールで、イングランドは先制した。観客席から応援していたルーニーも、これには立ち上がって拍手を送った。
対するスウェーデンも後半4分。イブラヒモビッチのゴール前のフリーキック。こぼれ球をDFのメルベリが右サイドから押し込んで同点に追いついた。
後半14分のスウェーデン。今度は左サイド遠めからのフリーキック。これに、またもメルベリが頭で合わせてついに勝ち越しに成功。イングランドのディフェンス陣は、まったく競ることができず、ゴール前にはスウェーデンプレーヤーの方が数が多いほどだった。
しかし、イングランドもこの試合は負けられない。後半19分、左サイドからのコーナーキックのクリアボールを、後半から出場していたウォルコットが豪快なミドルシュートを決め、同点に追いついた。
そしてついに後半31分、右サイドを深く切れ込んだウォルコットが折り返し、これをウェルベックがゴールに背を向けながら、右足の裏で合わせて、ゴール左隅に決め、これがイングランドの決勝ゴールとなった。
スウェーデンは、何度か決定的なチャンスを迎えながら、あと一歩、ゴールまでの距離が長かった。試合内容は良かっただけに、この負けは大いに悔やまれた。
結果は、ケガ人で主力を何人か欠いているイングランドが、スウェーデンを3-2で降して勝利。イングランドは、これが公式戦でのスウェーデンに対する初めての勝利。敗れたスウェーデンは、これでグループステージでの敗退が決まった。
前半23分、右サイドでジェラードのセンタリングが、スウェーデンの二人のディフェンスの真ん中にいたキャロルの頭に、ドンピシャで会って、キャロルがヘディングでゴール。
フランス戦に続いて、またもジェロードからの決定的なボールで、イングランドは先制した。観客席から応援していたルーニーも、これには立ち上がって拍手を送った。
対するスウェーデンも後半4分。イブラヒモビッチのゴール前のフリーキック。こぼれ球をDFのメルベリが右サイドから押し込んで同点に追いついた。
後半14分のスウェーデン。今度は左サイド遠めからのフリーキック。これに、またもメルベリが頭で合わせてついに勝ち越しに成功。イングランドのディフェンス陣は、まったく競ることができず、ゴール前にはスウェーデンプレーヤーの方が数が多いほどだった。
しかし、イングランドもこの試合は負けられない。後半19分、左サイドからのコーナーキックのクリアボールを、後半から出場していたウォルコットが豪快なミドルシュートを決め、同点に追いついた。
そしてついに後半31分、右サイドを深く切れ込んだウォルコットが折り返し、これをウェルベックがゴールに背を向けながら、右足の裏で合わせて、ゴール左隅に決め、これがイングランドの決勝ゴールとなった。
スウェーデンは、何度か決定的なチャンスを迎えながら、あと一歩、ゴールまでの距離が長かった。試合内容は良かっただけに、この負けは大いに悔やまれた。
EURO 2012 グループD ウクライナ 0-2 フランス
グループDの第3試合は、初戦でスウェーデンに快勝し、地元を大いに湧かせたウクライナと、イングランドと引き分け、無敗記録を22に伸ばしたフランスの戦い。
試合開始早々、激しい雨と雷のため、一時中断した”荒れた試合”の結果は、自力に勝るフランスが、後半の立ち上がりに一気に攻勢をかけ、2-0で開催国のウクライナを降した。
前半は0-0。両者とも、何度かいいチャンスを迎えながら、ゴールまではたどり着けず、ほぼ互角な展開。
しかし、後半の立ち上がりにフランスが猛攻。後半8分にはメネズ、後半11分にはキャバイエがそれぞれゴールを決めた。
ウクライナは、敗れはしたものの、試合内容は、決して悪いものではなかった。
ゴールキーパーのビヤトフは、前半からフランスの決定的なチャンスを何度もそのスーパーセーブで防いだ。
初戦で2得点を挙げ、一躍英雄に返り咲いたシェフチェンコも、キーパーと1対1になる決定的なチャンスを迎えたが、相手GKの攻守に阻まれた。
ウクライナには、まだ準々決勝進出の可能性は残されている。次のイングランド戦に、ベスト8進出をかける。
試合開始早々、激しい雨と雷のため、一時中断した”荒れた試合”の結果は、自力に勝るフランスが、後半の立ち上がりに一気に攻勢をかけ、2-0で開催国のウクライナを降した。
前半は0-0。両者とも、何度かいいチャンスを迎えながら、ゴールまではたどり着けず、ほぼ互角な展開。
しかし、後半の立ち上がりにフランスが猛攻。後半8分にはメネズ、後半11分にはキャバイエがそれぞれゴールを決めた。
ウクライナは、敗れはしたものの、試合内容は、決して悪いものではなかった。
ゴールキーパーのビヤトフは、前半からフランスの決定的なチャンスを何度もそのスーパーセーブで防いだ。
初戦で2得点を挙げ、一躍英雄に返り咲いたシェフチェンコも、キーパーと1対1になる決定的なチャンスを迎えたが、相手GKの攻守に阻まれた。
ウクライナには、まだ準々決勝進出の可能性は残されている。次のイングランド戦に、ベスト8進出をかける。
2012年6月15日金曜日
EURO 2012 グループC イタリア 1-1 クロアチア
グループCの第3戦は、初戦でスペインと互角の戦いで引き分けたイタリアと、アイルランドに快勝したクロアチアの戦い。
結果は、両者譲らず、1-1の引分に終わった。
初戦でスペインと引き分けて、今大会での上位進出が期待されるイタリア。そのイタリアが序盤のゲームを支配した。
その勢いのまま、前半39分、左サイドのフリーキックのチャンスに、MFのピルロが、壁の間を抜ける見事なゴールを、ゴール左隅に決めて、イタリアが先制した。
しかし、クロアチアもサイド攻撃で反撃。次第に、いい形の攻撃を仕掛けるようになっていった。
その後は、両者一歩も譲らず、互角の勝負を展開。しかし、後半27分、ついにクロアチアが同点に追いついた。左からのクロスに、アイルランド戦で2ゴールと活躍したFWのマンジュキッチが、トラップしてから落ち着いてゴール。
その後も、両者ともに、何度か決定的なチャンスを迎えたが、試合はそのまま1-1でタイムアップ。
イタリアは相変わらず好調だが、クロアチアの健闘が目立った試合だった。サイドからの攻撃を基本とするが、モドリッチが、中央からもスルーパスをゴール前に流し込んでくる。
飛び抜けたスター、テクニシャンはおらず、派手さはないが、じわじわと相手を追いつめていく攻撃は、対戦チームとっては、驚異だ。
スペイン、イタリア、クロアチア。このうちベスト8に進むのは2チーム。どのチームが進出してもおかしくない。
結果は、両者譲らず、1-1の引分に終わった。
初戦でスペインと引き分けて、今大会での上位進出が期待されるイタリア。そのイタリアが序盤のゲームを支配した。
その勢いのまま、前半39分、左サイドのフリーキックのチャンスに、MFのピルロが、壁の間を抜ける見事なゴールを、ゴール左隅に決めて、イタリアが先制した。
しかし、クロアチアもサイド攻撃で反撃。次第に、いい形の攻撃を仕掛けるようになっていった。
その後は、両者一歩も譲らず、互角の勝負を展開。しかし、後半27分、ついにクロアチアが同点に追いついた。左からのクロスに、アイルランド戦で2ゴールと活躍したFWのマンジュキッチが、トラップしてから落ち着いてゴール。
その後も、両者ともに、何度か決定的なチャンスを迎えたが、試合はそのまま1-1でタイムアップ。
イタリアは相変わらず好調だが、クロアチアの健闘が目立った試合だった。サイドからの攻撃を基本とするが、モドリッチが、中央からもスルーパスをゴール前に流し込んでくる。
飛び抜けたスター、テクニシャンはおらず、派手さはないが、じわじわと相手を追いつめていく攻撃は、対戦チームとっては、驚異だ。
スペイン、イタリア、クロアチア。このうちベスト8に進むのは2チーム。どのチームが進出してもおかしくない。
EURO 2012 グループC スペイン 4-0 アイルランド
グループCの第4戦は、大会2連覇を目指すスペインと、6大会振りに出場のアイルランドの戦い。結果は、スペインが4-0とアイルランドに圧勝した。
スペインは、開始早々の前半4分。スルーパスにフェルナンド・トーレスが抜け出してゴール。その後は、ボールを完全に支配するものの、追加点はならず。ゴールラッシュは後半だった。
後半も、またも開始4分に、今度はシルバが、イニエスタのシュートの跳ね返りを、個人技でゴール。その後は、しばらくこう着状態が続いたが、後半25分にも、前半のゴールと同様の展開で、またもフェルナンド・トーレスが、スルーパスに抜け出してゴール。
そのトーレスに代わって出場したセスクも、後半38分、右からのコーナーキックのボールを持ち込んで、右足の強烈なゴールを決めた。
スペインは大勝したが、ゴールは、スルーパス、セットプレー、個人技によるもので、流れるようなパスワークからのゴールではなかったのが、唯一の懸念点。
アイルランドは、スペインの堅いディフェンスの前に、ほとんど試合をさせてもらえなかった。しかし、観客席のアイルランドのサポーターは、最後まで惜しみない声援をピッチに送り続けた。
試合が終わっても、しばらくは、アイルランドのサポーターの合唱が止まなかった。選手の健闘を称えるその会場を包む歌声は、とても心に強く残った。
スペインは、開始早々の前半4分。スルーパスにフェルナンド・トーレスが抜け出してゴール。その後は、ボールを完全に支配するものの、追加点はならず。ゴールラッシュは後半だった。
後半も、またも開始4分に、今度はシルバが、イニエスタのシュートの跳ね返りを、個人技でゴール。その後は、しばらくこう着状態が続いたが、後半25分にも、前半のゴールと同様の展開で、またもフェルナンド・トーレスが、スルーパスに抜け出してゴール。
そのトーレスに代わって出場したセスクも、後半38分、右からのコーナーキックのボールを持ち込んで、右足の強烈なゴールを決めた。
スペインは大勝したが、ゴールは、スルーパス、セットプレー、個人技によるもので、流れるようなパスワークからのゴールではなかったのが、唯一の懸念点。
アイルランドは、スペインの堅いディフェンスの前に、ほとんど試合をさせてもらえなかった。しかし、観客席のアイルランドのサポーターは、最後まで惜しみない声援をピッチに送り続けた。
試合が終わっても、しばらくは、アイルランドのサポーターの合唱が止まなかった。選手の健闘を称えるその会場を包む歌声は、とても心に強く残った。
2012年6月14日木曜日
EURO 2012 グループB デンマーク 2-3 ポルトガル
グループBの第3戦は、初戦でオランダを降して勢いに乗るデンマークと、健闘しながらドイツに惜敗したポルトガルの戦い。
結果は、ポルトガルが、3-2でデンマークを降して、うれしい初勝利を手にした。
試合開始直後は、デンマークが有利に試合を進めたが、次第に、ポルトガルがゲームを支配するようになった。
前半24分、左サイドからのコーナーキックにペペが頭で合わせて右隅に決め先制。前半36分には、右サイドのナニからの早いセンタリングに、ポスティガが合わせてゴール。
ポルトガルが、初戦のうっぷんを晴らすように、その攻撃力を見せつけた。これで、ポルトガルの楽勝かに思われたが、ここからデンマークが粘りを見せる。
前半42分に、左の深いところからの折り返しに、ベントナーがヘディングでゴールを決め、1点差に追いついた。
後半32分、クリスチャーノ・ロナウドが、キーパーと1対1の決定的なチャンスを迎えたが、シュートはゴール右に外れた。いやな雰囲気が、ポルトガルに漂う。
その直後、後半35分。今度はデンマークが、エリクソンの右サイドのセンタリングに、またもベントナーが頭で合わせ、ついにデンマークが同点に追いついた。
しかし、グループステージ突破にむけて、どうしても勝ち点が欲しいポルトガルが、後半42分に、一度空振りしたヴァレラが、すかさず再度シュート。これがゴール右隅に決まって、ついにポルトガルが初勝利を決めた。
デンマークは、2-0からベントナーの2ゴールで追いついたが、最後はポルトガルに振り切られた。しかし、一時同点に追いついた実力は本物。初戦のオランダ戦が、まぐれでなかったことを証明した。
ポルトガルは、クリスチャーノ・ロナウドのゴールなしでの3得点は見事。これで、クリスチャーノ・ロナウドが調子を上げてくると、初優勝も決して夢ではなくなる。
結果は、ポルトガルが、3-2でデンマークを降して、うれしい初勝利を手にした。
試合開始直後は、デンマークが有利に試合を進めたが、次第に、ポルトガルがゲームを支配するようになった。
前半24分、左サイドからのコーナーキックにペペが頭で合わせて右隅に決め先制。前半36分には、右サイドのナニからの早いセンタリングに、ポスティガが合わせてゴール。
ポルトガルが、初戦のうっぷんを晴らすように、その攻撃力を見せつけた。これで、ポルトガルの楽勝かに思われたが、ここからデンマークが粘りを見せる。
前半42分に、左の深いところからの折り返しに、ベントナーがヘディングでゴールを決め、1点差に追いついた。
後半32分、クリスチャーノ・ロナウドが、キーパーと1対1の決定的なチャンスを迎えたが、シュートはゴール右に外れた。いやな雰囲気が、ポルトガルに漂う。
その直後、後半35分。今度はデンマークが、エリクソンの右サイドのセンタリングに、またもベントナーが頭で合わせ、ついにデンマークが同点に追いついた。
しかし、グループステージ突破にむけて、どうしても勝ち点が欲しいポルトガルが、後半42分に、一度空振りしたヴァレラが、すかさず再度シュート。これがゴール右隅に決まって、ついにポルトガルが初勝利を決めた。
デンマークは、2-0からベントナーの2ゴールで追いついたが、最後はポルトガルに振り切られた。しかし、一時同点に追いついた実力は本物。初戦のオランダ戦が、まぐれでなかったことを証明した。
ポルトガルは、クリスチャーノ・ロナウドのゴールなしでの3得点は見事。これで、クリスチャーノ・ロナウドが調子を上げてくると、初優勝も決して夢ではなくなる。
EURO 2012 グループB オランダ 1-2 ドイツ
グループBの第4試合は、ポルトガルを降して勢いに乗るドイツと、デンマークのまさかの黒星スタートになったオランダの戦い。
結果は、優勝候補筆頭のドイツが圧倒的な強さを見せ、オランダを降して、ベスト8進出をほぼ確実にした。
ドイツは、前半24分、右サイドでシュバインシュターガーがオランダのディフェンダーの間に走り込んだゴメスにラストパス。これをゴメスが難なく決めてドイツが先制した。
さらに前半38分、またも同じような形で、シュバインシュターガーからゴメスにラストパス。ゴメスは冷静にゴールを決め、ゴールを決めた後も、当然とばかり、あまり喜びを表さない。
オランダは、攻撃中心のチームで、みずからディフェンスの弱さを認めているが、この2点における守りは酷すぎた。シュバインシュターガーにチェックにも行けず、飛び込んでくるゴメスをブロックすることもできない。
あまりにも鮮やかなドイツの攻撃、あまりにも不甲斐ないオランダのディフェンスは、まるで練習風景でも見ているようだった。
前のデンマーク戦同様、オランダの今大会での課題が、明確になった2失点だった。
オランダも、このままでは引き下がれない。後半の開始から、フンテラールを投入。後半28分には、ファン・ペルシーが一人で左サイドから持ち込んでそのままゴール。意地を見せたが、反撃もここまで。
オランダは、何度かチャンスを迎えたが、ものにできず、ドイツの堅い守りに、自慢の攻撃陣は、ファン・ペルシーの1点だけに抑えられた。
オランダは、優勝候補の一角と見られていたが、ドイツとの実力差は、予想以上に大きかった。グループステージの最終戦は、クリスチャーノ・ロナウド率いるポルトガルと対戦する。
ドイツは、もっとも優勝に近いチームであることを証明した。しかし、前大会では、オランダが同様に圧倒的な強さで勝ち進みながら、準決勝でロシアに敗れる、という波乱があった。勿論、油断は禁物だ。
結果は、優勝候補筆頭のドイツが圧倒的な強さを見せ、オランダを降して、ベスト8進出をほぼ確実にした。
ドイツは、前半24分、右サイドでシュバインシュターガーがオランダのディフェンダーの間に走り込んだゴメスにラストパス。これをゴメスが難なく決めてドイツが先制した。
さらに前半38分、またも同じような形で、シュバインシュターガーからゴメスにラストパス。ゴメスは冷静にゴールを決め、ゴールを決めた後も、当然とばかり、あまり喜びを表さない。
オランダは、攻撃中心のチームで、みずからディフェンスの弱さを認めているが、この2点における守りは酷すぎた。シュバインシュターガーにチェックにも行けず、飛び込んでくるゴメスをブロックすることもできない。
あまりにも鮮やかなドイツの攻撃、あまりにも不甲斐ないオランダのディフェンスは、まるで練習風景でも見ているようだった。
前のデンマーク戦同様、オランダの今大会での課題が、明確になった2失点だった。
オランダも、このままでは引き下がれない。後半の開始から、フンテラールを投入。後半28分には、ファン・ペルシーが一人で左サイドから持ち込んでそのままゴール。意地を見せたが、反撃もここまで。
オランダは、何度かチャンスを迎えたが、ものにできず、ドイツの堅い守りに、自慢の攻撃陣は、ファン・ペルシーの1点だけに抑えられた。
オランダは、優勝候補の一角と見られていたが、ドイツとの実力差は、予想以上に大きかった。グループステージの最終戦は、クリスチャーノ・ロナウド率いるポルトガルと対戦する。
ドイツは、もっとも優勝に近いチームであることを証明した。しかし、前大会では、オランダが同様に圧倒的な強さで勝ち進みながら、準決勝でロシアに敗れる、という波乱があった。勿論、油断は禁物だ。
2012年6月13日水曜日
EURO 2012 グループA ギリシャ 1-2 チェコ
グループAの第3戦。初戦でロシアに大敗したチェコが、ギリシャに勝利、貴重な勝ち点3を手にした。
チェコは、この試合負けたら、全てが終わってしまう。しかも、ロシアとの試合で1-4と退廃しているので、得失点を考えると、1点でも多く欲しい。開始早々から積極的に試合を展開した。
それが実り、前半3分にイラチェク、6分にピラジュがそれぞれゴールを決め、早々と試合を決めた。
ギリシャは、後半から出場したゲカスが、後半8分に、チェコのGKチェフが、DFと交錯してボールを見失う間にゴールを決め、反撃体制。さらに終了間際にチェコゴール前で猛攻を仕掛けたが、ついに、あと1点が奪えなかった。
ギリシャは、試合の入り方に完全に失敗した。チェコは、前の試合で大量失点している。この試合では、1点でも多く得点するという意識で望んでくることは、予測すべきだった。それにしては、あまりにもお粗末な出だしだった。
チェコは、この試合負けたら、全てが終わってしまう。しかも、ロシアとの試合で1-4と退廃しているので、得失点を考えると、1点でも多く欲しい。開始早々から積極的に試合を展開した。
それが実り、前半3分にイラチェク、6分にピラジュがそれぞれゴールを決め、早々と試合を決めた。
ギリシャは、後半から出場したゲカスが、後半8分に、チェコのGKチェフが、DFと交錯してボールを見失う間にゴールを決め、反撃体制。さらに終了間際にチェコゴール前で猛攻を仕掛けたが、ついに、あと1点が奪えなかった。
ギリシャは、試合の入り方に完全に失敗した。チェコは、前の試合で大量失点している。この試合では、1点でも多く得点するという意識で望んでくることは、予測すべきだった。それにしては、あまりにもお粗末な出だしだった。
EURO 2012 グループA ポーランド 1-1 ロシア
グループAの第4戦。開催国のポーランドは、手強いロシアとの対戦。1-1の引分に終わり、最後のチェコ戦に、グループステージ突破への望みをつないだ。
ポーランドは、初戦でギリシャと引き分けに終わり、この試合負けたら、自力でのグループリーグ突破がなくなる。試合開始から、積極的に試合を展開した。
一方のロシアは、初戦でチェコに4-1で快勝。この試合は引分でも良い。ポーランドの攻勢を受けて立つ、そんな感じの立ち上がりだった。
しかし、先制したのはロシア。前半37分に、左サイドからのフリーキックに、初戦でもゴールを決めたザゴエフが頭で合わせて先制。
どうしても負けられないポーランドは、後半の開始から猛ラッシュ。前半12分に、右サイドで奪ったボールを一気にゴール前につなぎ、ボルシア・ドルトムントの2連覇に大きく貢献した、キャプテンのブラシュチコフスキが、強烈な左足のミドルシュートで同点に追いついた。
その後は、両チームとも疲れが出た。双方とも引分でいいということもあり、ロシアが自陣でボールを回していても、ポーランドは奪いにいかない。結局、1-1のままホイッスル。
ロシアは、チェコ戦のような強烈なカウンター攻撃は、ポーランドが警戒したせいもあって、今日は不発。アルシャビンも、今日は精彩を欠き、相手にボールを奪われるシーンが目立った。
ポーランドは、ギリシャ戦に引き続き1-1のドロー。最後のチェコ戦に、グループステージの突破をかける。
ポーランドは、初戦でギリシャと引き分けに終わり、この試合負けたら、自力でのグループリーグ突破がなくなる。試合開始から、積極的に試合を展開した。
一方のロシアは、初戦でチェコに4-1で快勝。この試合は引分でも良い。ポーランドの攻勢を受けて立つ、そんな感じの立ち上がりだった。
しかし、先制したのはロシア。前半37分に、左サイドからのフリーキックに、初戦でもゴールを決めたザゴエフが頭で合わせて先制。
どうしても負けられないポーランドは、後半の開始から猛ラッシュ。前半12分に、右サイドで奪ったボールを一気にゴール前につなぎ、ボルシア・ドルトムントの2連覇に大きく貢献した、キャプテンのブラシュチコフスキが、強烈な左足のミドルシュートで同点に追いついた。
その後は、両チームとも疲れが出た。双方とも引分でいいということもあり、ロシアが自陣でボールを回していても、ポーランドは奪いにいかない。結局、1-1のままホイッスル。
ロシアは、チェコ戦のような強烈なカウンター攻撃は、ポーランドが警戒したせいもあって、今日は不発。アルシャビンも、今日は精彩を欠き、相手にボールを奪われるシーンが目立った。
ポーランドは、ギリシャ戦に引き続き1-1のドロー。最後のチェコ戦に、グループステージの突破をかける。
2012年6月12日火曜日
EURO 2012 グループD ウクライナ 2-1 スウェーデン
グループDの第2戦は、いよいよ、もうひとつの開催国ウクライナが登場。しかも、ウクライナのシェフチェンコ、スウェーデンのイブラヒモビッチという、ACミランの新旧エース対決。
話題が豊富なこの試合は、開催国の意地を見せ、ウクライナが2-1でスウェーデンを降した。
試合は、スウェーデンが後半7分にイブラヒモビッチが、左サイドからのクロスに、右足のアウトで会わせて先制。
しかし、ウクライナも、その3分後の後半10分に、右サイドからのセンタリングに、シェフチェンコが飛び込みながら頭で合わせて同点に追いついた。
勢いに乗るウクライナは、その7分後の後半17分、再びシェフチェンコが、左サイドからのコーナーキックに、またも頭で合わせて逆転。
シェフチェンコは、始め、イブラヒモビッチの後ろにいたが、キックとともにイブラヒモビッチの前に飛び出した。イブラヒモビッチは、慌てて足を出したが間に合わず、屈辱的なシーンを目の当りにすることになった。
ウクライナは、ベテランのシェフチェンコの2ゴールでの勝利は大きい。ベスト8進出に向けて、これ以上ないスタートを切った。
スウェーデンは、この敗戦は予想外だったろう。残りのイングランド、フランスとの間にに、厳しい試合が待っている。
話題が豊富なこの試合は、開催国の意地を見せ、ウクライナが2-1でスウェーデンを降した。
試合は、スウェーデンが後半7分にイブラヒモビッチが、左サイドからのクロスに、右足のアウトで会わせて先制。
しかし、ウクライナも、その3分後の後半10分に、右サイドからのセンタリングに、シェフチェンコが飛び込みながら頭で合わせて同点に追いついた。
勢いに乗るウクライナは、その7分後の後半17分、再びシェフチェンコが、左サイドからのコーナーキックに、またも頭で合わせて逆転。
シェフチェンコは、始め、イブラヒモビッチの後ろにいたが、キックとともにイブラヒモビッチの前に飛び出した。イブラヒモビッチは、慌てて足を出したが間に合わず、屈辱的なシーンを目の当りにすることになった。
ウクライナは、ベテランのシェフチェンコの2ゴールでの勝利は大きい。ベスト8進出に向けて、これ以上ないスタートを切った。
スウェーデンは、この敗戦は予想外だったろう。残りのイングランド、フランスとの間にに、厳しい試合が待っている。
EURO 2012 グループD フランス 1-1 イングランド
グループDの初戦は、フランスとイングランド。優勝の可能性としては、スペイン、ドイツ、オランダに次ぐ、第2グループの一角と見られる国同士の、注目の対決。結果は1-1のドローに終わった。
試合の立ち上がりは、このところ21試合無敗と安定しているフランスが、ナスリを中心としたパスサッカーで試合を有利に進め、イングランドは、カウンター狙う、という展開。
しかし、先制したのはイングランド。前半30分に、右からのフリーキック、ジェラードのキックがピンポイントでレスコットに渡り、頭で決めて、劣勢だったイングランドが先制した。
しかし、フランスも前半39分に、ゲームメーカーのナスリが、左サイドのペナルティエリア付近から、右足のシュートをゴール右に決めて同点。
レスコットもナスリも、ともに、今年のプレミアリーグで優勝したマンチェスター・シティーの中心プレーヤー。チームの調子を象徴するような二人の活躍だった。
後半は、両チームともにチャンスを迎えながら得点できず、0-0のままタイムアップ。
全体としては、フランスが圧していた。イングランドは、よく堪えて、勝ち点1をものにした。お互い、勝ちきれないところに、両チームのこの大会での課題が見えた。
試合の立ち上がりは、このところ21試合無敗と安定しているフランスが、ナスリを中心としたパスサッカーで試合を有利に進め、イングランドは、カウンター狙う、という展開。
しかし、先制したのはイングランド。前半30分に、右からのフリーキック、ジェラードのキックがピンポイントでレスコットに渡り、頭で決めて、劣勢だったイングランドが先制した。
しかし、フランスも前半39分に、ゲームメーカーのナスリが、左サイドのペナルティエリア付近から、右足のシュートをゴール右に決めて同点。
レスコットもナスリも、ともに、今年のプレミアリーグで優勝したマンチェスター・シティーの中心プレーヤー。チームの調子を象徴するような二人の活躍だった。
後半は、両チームともにチャンスを迎えながら得点できず、0-0のままタイムアップ。
全体としては、フランスが圧していた。イングランドは、よく堪えて、勝ち点1をものにした。お互い、勝ちきれないところに、両チームのこの大会での課題が見えた。
WCブラジル大会 最終予選 オーストラリア戦①
2014年ブラジルワールドカップ最終予選、初めてのアウェイでの戦いは、ブリスベンでオーストラリアとの対戦だった。
日本は、ホームでのこれまでの2試合、ほぼ完璧といっていい出来だった。一方のオーストラリアは、日本がホームで3-0で降したヨルダンに、ホームで引き分けるという出来。
オーストラリアのホームとはいえ、日本のペースでの試合が予想された。
しかし、フタを開けてみれば、試合は接戦となった。
オーストラリアのミリガンが、後半11分に2枚目のイエローで退場。これで有利になった日本は後半20分に、本田の折り返しに栗原が決めて先制した。しかし、後半25分に不可解な判定からPKを取られ、これをウィルクシャーに決められ、同点に追いつかれた。
試合は、その後、後半44分に栗原が、これまた不可解な判定で、2枚目のイエローで退場になったが、1-1のままでタイムアップ。
オーストラリアのディフェンスは、やはり体が大きく、さすがの香川も何度もこの壁に止められた。しかも、スピードもあり、日本の早い攻撃にも、慌てず対応していた。
日本は、一人多くなってからは、一時ペースを握ったが、PKで1点を失った後は、焦り過ぎて、自分たちが一人多いということを忘れてしまったようだ。あまりにも、中央からの攻撃にこだわり過ぎていた。
もっとも手強い相手に、相手のホームでの引分は、結果としては、まずますと言える。しかし、日本には、まだまだやらなければならないことが沢山ある、ということが、この試合で明らかになった。
日本は、ホームでのこれまでの2試合、ほぼ完璧といっていい出来だった。一方のオーストラリアは、日本がホームで3-0で降したヨルダンに、ホームで引き分けるという出来。
オーストラリアのホームとはいえ、日本のペースでの試合が予想された。
しかし、フタを開けてみれば、試合は接戦となった。
オーストラリアのミリガンが、後半11分に2枚目のイエローで退場。これで有利になった日本は後半20分に、本田の折り返しに栗原が決めて先制した。しかし、後半25分に不可解な判定からPKを取られ、これをウィルクシャーに決められ、同点に追いつかれた。
試合は、その後、後半44分に栗原が、これまた不可解な判定で、2枚目のイエローで退場になったが、1-1のままでタイムアップ。
オーストラリアのディフェンスは、やはり体が大きく、さすがの香川も何度もこの壁に止められた。しかも、スピードもあり、日本の早い攻撃にも、慌てず対応していた。
日本は、一人多くなってからは、一時ペースを握ったが、PKで1点を失った後は、焦り過ぎて、自分たちが一人多いということを忘れてしまったようだ。あまりにも、中央からの攻撃にこだわり過ぎていた。
もっとも手強い相手に、相手のホームでの引分は、結果としては、まずますと言える。しかし、日本には、まだまだやらなければならないことが沢山ある、ということが、この試合で明らかになった。
2012年6月11日月曜日
EURO 2012 グループC アイルランド 1-3 クロアチア
グループCの第2戦は、大会のダークホースと目されているクロアチアが、期待通りの攻撃力を発揮、難敵アイルランドを3-1で降した。
雨が激しく降りしきる中でのキックオフ。クロアチアは、開始早々の3分、FWマンジュキッチが、シュートの際に足を取られたが、これがフェイントのような形になり、アイルランドのGKギブンは、タイミングを外され、ボールはネット右隅に。ラッキーなゴールでクロアチアが先制した。
アイルランドも、前半19分、セットプレーからDFレンジャーが相手DFと競り合いながら、頭で合わせて同点に追いついた。
しばらくは、両者互角の展開だったが、前半の途中から、自力勝るクロアチアが、次第に試合を支配するようになった。
前半43分には、アイルランドのDFのクリアボールが、ゴール前にいたイェラビッチの前に転がり、これを難なくゴール。しかし、その直前のプレーは、明らかにオフサイドだったが、レフリーは取らず。アイルランドには再び、不運なゴールとなった。
さらに、後半開始早々の4分。再びマンジュキッチが、右サイドからのクロスに頭で合わせて、決定的な3点目を決めた。一度右のゴールポストに当たったボールが、アイルランドのGKの頭に当たりゴールに吸い込まれた。アイルランドには、とことん、ついていないゲームだった。
クロアチアは、初戦から3得点を挙げたが、試合内容は、決してそれほどいいとは言えなかった。次のイタリア戦で、本当の実力が試される。
敗れたアイルランドは、不運に泣いた試合だったが、攻撃が単調なことも事実。しかし、終了間際に見せた猛攻は、深い印象を残した。その堅実なサッカーは、相手も侮ると、痛い目に会う。このグループの行方を大きく左右するチームであることは間違いない。
雨が激しく降りしきる中でのキックオフ。クロアチアは、開始早々の3分、FWマンジュキッチが、シュートの際に足を取られたが、これがフェイントのような形になり、アイルランドのGKギブンは、タイミングを外され、ボールはネット右隅に。ラッキーなゴールでクロアチアが先制した。
アイルランドも、前半19分、セットプレーからDFレンジャーが相手DFと競り合いながら、頭で合わせて同点に追いついた。
しばらくは、両者互角の展開だったが、前半の途中から、自力勝るクロアチアが、次第に試合を支配するようになった。
前半43分には、アイルランドのDFのクリアボールが、ゴール前にいたイェラビッチの前に転がり、これを難なくゴール。しかし、その直前のプレーは、明らかにオフサイドだったが、レフリーは取らず。アイルランドには再び、不運なゴールとなった。
さらに、後半開始早々の4分。再びマンジュキッチが、右サイドからのクロスに頭で合わせて、決定的な3点目を決めた。一度右のゴールポストに当たったボールが、アイルランドのGKの頭に当たりゴールに吸い込まれた。アイルランドには、とことん、ついていないゲームだった。
クロアチアは、初戦から3得点を挙げたが、試合内容は、決してそれほどいいとは言えなかった。次のイタリア戦で、本当の実力が試される。
敗れたアイルランドは、不運に泣いた試合だったが、攻撃が単調なことも事実。しかし、終了間際に見せた猛攻は、深い印象を残した。その堅実なサッカーは、相手も侮ると、痛い目に会う。このグループの行方を大きく左右するチームであることは間違いない。
EURO 2012 グループC スペイン 1-1 イタリア
史上初の大会2連覇を目指すスペインがいよいよ登場のグループCの初戦。しかも相手は、イタリア。開会屈指の好ゲームが、無敵艦隊の初戦となった。
結果は、両チーム譲らず1-1の引分。得点はわずかだったが、90分があっという間に過ぎてしまった、好ゲームだった。
予選を20得点、2失点。8勝2分と素晴らしい成績で大会進出を決めたイタリア。このスペインでの初戦でその真価が試されたが、この試合内容を見ると、”この大会のイタリアは、これまでとは違うぞ”と思わせる、素晴らしい出来だった。
試合は、後半16分にピルロからの絶妙のスルーパスに、直前に交代して出場していたディ・ナターレが抜け出して技ありのゴール。劣勢が予想されたイタリアが先制した。これで、試合が一気に動き出した。
すかさずスペインも、その3分後の後半19分にセスクがディフェンスラインを抜け出して同点ゴール。その後は、スペインがボールを支配し、イタリアはカウンターという展開になったが、結局1-1のままタイムアップ。
イタリアは、この初戦で大会にかける意気込みを、世界に示した。FWのカッサーノが、中盤に出戻り、必死にディフェンスをする。ゴール前のチャンスに緩慢なプレーを見せたバロテッリを、プランデッリ監督がすかさずディ・ナターレに交代させる。
この何年か、ワールドカップ、EUROで、不甲斐ない成績に終わってきたイタリアとは明らかに違ったチームが、このピッチにはいた。この大会でのイタリアは、この試合で、優勝候補と読んでもおかしくない、その実力と意気込みを見せつけた。
スペインは、連覇に向けてまずまずの内容だった。イタリアの1失点は許したものの、ディフェンスは安定していた。中盤のパスワークも健在。唯一の心配は、途中出場したフェルナンド・トーレスの出来が今ひとつだったこと。決定的なチャンスを2度外した。
結果は、両チーム譲らず1-1の引分。得点はわずかだったが、90分があっという間に過ぎてしまった、好ゲームだった。
予選を20得点、2失点。8勝2分と素晴らしい成績で大会進出を決めたイタリア。このスペインでの初戦でその真価が試されたが、この試合内容を見ると、”この大会のイタリアは、これまでとは違うぞ”と思わせる、素晴らしい出来だった。
試合は、後半16分にピルロからの絶妙のスルーパスに、直前に交代して出場していたディ・ナターレが抜け出して技ありのゴール。劣勢が予想されたイタリアが先制した。これで、試合が一気に動き出した。
すかさずスペインも、その3分後の後半19分にセスクがディフェンスラインを抜け出して同点ゴール。その後は、スペインがボールを支配し、イタリアはカウンターという展開になったが、結局1-1のままタイムアップ。
イタリアは、この初戦で大会にかける意気込みを、世界に示した。FWのカッサーノが、中盤に出戻り、必死にディフェンスをする。ゴール前のチャンスに緩慢なプレーを見せたバロテッリを、プランデッリ監督がすかさずディ・ナターレに交代させる。
この何年か、ワールドカップ、EUROで、不甲斐ない成績に終わってきたイタリアとは明らかに違ったチームが、このピッチにはいた。この大会でのイタリアは、この試合で、優勝候補と読んでもおかしくない、その実力と意気込みを見せつけた。
スペインは、連覇に向けてまずまずの内容だった。イタリアの1失点は許したものの、ディフェンスは安定していた。中盤のパスワークも健在。唯一の心配は、途中出場したフェルナンド・トーレスの出来が今ひとつだったこと。決定的なチャンスを2度外した。
2012年6月10日日曜日
EURO 2012 グループB ドイツ 1-0 ポルトガル
グループBの第2戦は、大会屈指の好試合の一つ。ドイツとポルトガルの試合は、3度の優勝経験を誇るドイツが、苦しみながら、1−0で粘るポルトガルを振り切った。
ドイツは予選を圧倒的な強さで突破。一方のポルトガルは、プレーオフを勝ち抜いての出場。ドイツの有利が予想されたが、試合内容はほぼ互角。ポルトガルも再三のチャンスを作り、特に終了間際は、ドイツ陣内で試合を展開したが、ついにゴールを奪うことはできなかった。
ドイツは、エジル、ポドルスキー、ミュラーらの攻撃陣があまり絡めず、単発の攻撃に終わることが多く、これが試合の混戦に輪をかけた。
それでも、後半27分。この日、先発のFWのマリオ・ゴメスが、右サイドからのクロスに合わせて、ようやくドイツが先制した。
ポルトガルは、クリスチャーノ・ロナウドばかりに脚光が浴びていたが、この日は、チーム全体が1つになっていた。ペペ、ナニらが素晴らしいシュートを放ったが、いずれもバーに嫌われて、ドイツからゴールすることはできなかった。
後半43分には、FWのヴァレラが右サイドで決定的なチャンスを迎えたが、ディフェンダーのスライディングに阻まれ、ゴールならず。冷静に、一度フェイントをかければ、難なくゴールを奪えた展開だったが、ヴァレラにはその余裕がなかった。
この日、会場で観戦していたレアル・マドリッドのモウリーニョ監督も、このヴァレラのシュートミスには頭を抱えた。
ドイツは、初戦の難敵を下し、次のオランダ戦に有利な条件で望める。16年振りの優勝を目指して、まずまずのスタートを切ったといえるが、今日のような試合では、優勝はおろか、上位進出も厳しい。
ポルトガルは、大会前の下馬評を覆すような好ゲームを展開した。敗れはしたものの、残りの2試合に期待を残している。
ドイツは予選を圧倒的な強さで突破。一方のポルトガルは、プレーオフを勝ち抜いての出場。ドイツの有利が予想されたが、試合内容はほぼ互角。ポルトガルも再三のチャンスを作り、特に終了間際は、ドイツ陣内で試合を展開したが、ついにゴールを奪うことはできなかった。
ドイツは、エジル、ポドルスキー、ミュラーらの攻撃陣があまり絡めず、単発の攻撃に終わることが多く、これが試合の混戦に輪をかけた。
それでも、後半27分。この日、先発のFWのマリオ・ゴメスが、右サイドからのクロスに合わせて、ようやくドイツが先制した。
ポルトガルは、クリスチャーノ・ロナウドばかりに脚光が浴びていたが、この日は、チーム全体が1つになっていた。ペペ、ナニらが素晴らしいシュートを放ったが、いずれもバーに嫌われて、ドイツからゴールすることはできなかった。
後半43分には、FWのヴァレラが右サイドで決定的なチャンスを迎えたが、ディフェンダーのスライディングに阻まれ、ゴールならず。冷静に、一度フェイントをかければ、難なくゴールを奪えた展開だったが、ヴァレラにはその余裕がなかった。
この日、会場で観戦していたレアル・マドリッドのモウリーニョ監督も、このヴァレラのシュートミスには頭を抱えた。
ドイツは、初戦の難敵を下し、次のオランダ戦に有利な条件で望める。16年振りの優勝を目指して、まずまずのスタートを切ったといえるが、今日のような試合では、優勝はおろか、上位進出も厳しい。
ポルトガルは、大会前の下馬評を覆すような好ゲームを展開した。敗れはしたものの、残りの2試合に期待を残している。
EURO 2012 グループB オランダ 0-1 デンマーク
死のグループといわれるグループB。ポルトガル以外は優勝経験のある強豪がひしめくグループBにあって、優勝候補の一角を占めていたオランダが、デンマークに痛い1敗を喫した。
オランダは26本ものシュートを打ちながら、結局、デンマークのネットを揺らすことはできなかった。攻撃は、単調で、コンビネーションからのチャンスがほとんどなかった。
ロッペンが盛んに左サイドから持ち込んでの得意のシュートを何本も打っていたが、いずれもほとんどゴール枠内にも届かなかった。スナイデルからの決定的なパスも数えるほど。
デンマークは、ベントナーをトップに置いて、両サイドから崩す伝統的な攻撃スタイル。後ろから、次々に中盤の選手が中央に飛び込んで切る。
オランダのでディフェンスは、この飛び込んでくる選手を全く捕まえられなかった。前半24分に、左サイドから抜け出したクロン・デリにあっさりとゴールを決められ、これが決勝点になった。
この欠点は最後まで修正されず、何度となく追加点になりそうなピンチに見舞われたが、そのたびに、デンマークのミスに助けられた。
オランダは、後半26分に、シャルケで29得点を挙げ、ブンデスリーガの得点王に輝いたフンテラールを投入。ファンペルシーと会わせて60得点のツートップを形成したが、コンビネーションもなく、結局、デンマークからゴールを奪えなかった。
オランダは、死のグループ突破に黄色信号が灯った。次のドイツ戦は、勝ち点3が最低条件となり、優勝経験国同士の死闘が予想される。
一方のデンマークは、これ以上ないスタートを切ったが、残る2カ国も強敵であることには変わりない。厳しい戦いが続く。
オランダは26本ものシュートを打ちながら、結局、デンマークのネットを揺らすことはできなかった。攻撃は、単調で、コンビネーションからのチャンスがほとんどなかった。
ロッペンが盛んに左サイドから持ち込んでの得意のシュートを何本も打っていたが、いずれもほとんどゴール枠内にも届かなかった。スナイデルからの決定的なパスも数えるほど。
デンマークは、ベントナーをトップに置いて、両サイドから崩す伝統的な攻撃スタイル。後ろから、次々に中盤の選手が中央に飛び込んで切る。
オランダのでディフェンスは、この飛び込んでくる選手を全く捕まえられなかった。前半24分に、左サイドから抜け出したクロン・デリにあっさりとゴールを決められ、これが決勝点になった。
この欠点は最後まで修正されず、何度となく追加点になりそうなピンチに見舞われたが、そのたびに、デンマークのミスに助けられた。
オランダは、後半26分に、シャルケで29得点を挙げ、ブンデスリーガの得点王に輝いたフンテラールを投入。ファンペルシーと会わせて60得点のツートップを形成したが、コンビネーションもなく、結局、デンマークからゴールを奪えなかった。
オランダは、死のグループ突破に黄色信号が灯った。次のドイツ戦は、勝ち点3が最低条件となり、優勝経験国同士の死闘が予想される。
一方のデンマークは、これ以上ないスタートを切ったが、残る2カ国も強敵であることには変わりない。厳しい戦いが続く。
2012年6月9日土曜日
EURO 2012 グループA ロシア 4-1 チェコ
グループAの第2戦は、ロシアがチェコを4-1と圧倒し、幸先の良いスタートを切った。
試合は、チェコの攻勢で始まったが、ロシアは前回大会でも大活躍し、今大会ではキャプテンとなったアルシャビンを中心にしたカウンター攻撃が、チェコのディフェンスを崩壊に追い込んだ。
前半15分、ポストに跳ね返ったボールを、ジャゴエフが決めて先制。続く前半24分にも、シロコフがディフェンスラインを抜け出してゴール。
チェコは、圧倒的にボールを支配しながら、ロシアのディエンスを崩すことができず、中盤でボールを奪われると、あっという間に自分たちのゴール前に運ばれてしまう、というシーンを繰り返した。
チェコは、後半7分に、プロシネツキからのスルーパスを受けたピラージュがゴールを決めて、追撃態勢に入るか、と思われたが、続く2点目がなかなか奪えない。
次第に試合は、中盤を省略した打ち合いの様相を帯びてきた。ロシアはベテランFWのケルジャコフが、再三の決定的なシュートは外してしまったが、後半34分に、再びジャゴエフがゴールを決め、ロシアの勝利を決定的なものにした。
後半37分には、ケルジャコフに代わって出場したパブリュチェンコが、一人でディフェンダー3人をひきつれたままゴールを決めた。屈辱的なシーンだったが、チェコは、この時点では、すでに闘争心を失っていた。試合終了が間近になり、ロシアが自陣でボールを回していても、誰もボールを穫りにいかなかった。
ロシアは、ベスト4まで進んだ前回大会のメンバーの多くが残っており、それにジャゴエフらのニューフェイスも加わり、チェコを圧倒。2008年大会同様、台風の目になりそうだ。
チェコは、今日の負けは後に尾を引きそう。いかに気持ちを切り替えられるかが、グループ突破の鍵になる。
試合は、チェコの攻勢で始まったが、ロシアは前回大会でも大活躍し、今大会ではキャプテンとなったアルシャビンを中心にしたカウンター攻撃が、チェコのディフェンスを崩壊に追い込んだ。
前半15分、ポストに跳ね返ったボールを、ジャゴエフが決めて先制。続く前半24分にも、シロコフがディフェンスラインを抜け出してゴール。
チェコは、圧倒的にボールを支配しながら、ロシアのディエンスを崩すことができず、中盤でボールを奪われると、あっという間に自分たちのゴール前に運ばれてしまう、というシーンを繰り返した。
チェコは、後半7分に、プロシネツキからのスルーパスを受けたピラージュがゴールを決めて、追撃態勢に入るか、と思われたが、続く2点目がなかなか奪えない。
次第に試合は、中盤を省略した打ち合いの様相を帯びてきた。ロシアはベテランFWのケルジャコフが、再三の決定的なシュートは外してしまったが、後半34分に、再びジャゴエフがゴールを決め、ロシアの勝利を決定的なものにした。
後半37分には、ケルジャコフに代わって出場したパブリュチェンコが、一人でディフェンダー3人をひきつれたままゴールを決めた。屈辱的なシーンだったが、チェコは、この時点では、すでに闘争心を失っていた。試合終了が間近になり、ロシアが自陣でボールを回していても、誰もボールを穫りにいかなかった。
ロシアは、ベスト4まで進んだ前回大会のメンバーの多くが残っており、それにジャゴエフらのニューフェイスも加わり、チェコを圧倒。2008年大会同様、台風の目になりそうだ。
チェコは、今日の負けは後に尾を引きそう。いかに気持ちを切り替えられるかが、グループ突破の鍵になる。
EURO 2012 グループA ポーランド 1-1 ギリシャ
EURO2012の開幕戦は、波乱含みの展開になったが、地元開催のポーランドは、2004年大会優勝国のギリシャと1−1での引分に終わった。
立ち上がりは、ポーランドは積極的に攻撃を展開。右サイドのブラシュチコフキを中心に、ボールを奪うと、すかさず前線にパスを送る速い攻撃で、再三ギリシャ・ゴールに迫った。
そして、前半17分、右サイドからのクロスに、ボルシア・ドルトムントのV2の立役者、ブンデスリーグの今シーズンのMVP、レヴァントフスキが頭で会わせて先制した。
ギリシャは、前半44分に、明らかなミスジャッジにより、DFのパパスタソプロスが退場。苦しい展開になった。しかし、ポーランドは追加点が奪えず、前半はそのまま終了。
後半は、ギリシャは冒頭から、FWのサルビンギディスを投入。これが大きく試合を動かすことになった。
後半分、ゴールまでのこぼれ球を、そのサルビンギディスが倒れ込みながらゴール。前半は劣勢だった一人少ないギリシャが同点に追いついた。
ギリシャの勢いは止まらない。後半24分には、ディフェンスラインを抜け出たサルビンギディスを、GKのシュチェスニーが足をかけ、倒してしまい、ギリシャにPKが与えられた。シュチェスニーは一発レッドカードで退場。
しかし、この絶好のチャンスに、ギリシャのキャプテンで2004年大会優勝の経験者、カラグニスのシュートは、代わったばかりのに止められて、ギリシャは勝ち越しのチャンスを逃した。
ギリシャは、その後も惜しいチャンスがあったが、結局勝ち越せず、試合は1−1のままで終了。
ポーランドは、前半は、地元の大声援を受けて、ブラシュチコフキ、レヴァントフスキらを中心に、試合を有利に進めたが、後半は、防戦一方。今後に課題を残した。
ギリシャは、前半は慎重に戦いを勧め、一人少ない状況でも冷静に対応。後半は一気に攻勢に出て、見事に同点に追いついたが、勝ち越せなかったのは痛かった。
立ち上がりは、ポーランドは積極的に攻撃を展開。右サイドのブラシュチコフキを中心に、ボールを奪うと、すかさず前線にパスを送る速い攻撃で、再三ギリシャ・ゴールに迫った。
そして、前半17分、右サイドからのクロスに、ボルシア・ドルトムントのV2の立役者、ブンデスリーグの今シーズンのMVP、レヴァントフスキが頭で会わせて先制した。
ギリシャは、前半44分に、明らかなミスジャッジにより、DFのパパスタソプロスが退場。苦しい展開になった。しかし、ポーランドは追加点が奪えず、前半はそのまま終了。
後半は、ギリシャは冒頭から、FWのサルビンギディスを投入。これが大きく試合を動かすことになった。
後半分、ゴールまでのこぼれ球を、そのサルビンギディスが倒れ込みながらゴール。前半は劣勢だった一人少ないギリシャが同点に追いついた。
ギリシャの勢いは止まらない。後半24分には、ディフェンスラインを抜け出たサルビンギディスを、GKのシュチェスニーが足をかけ、倒してしまい、ギリシャにPKが与えられた。シュチェスニーは一発レッドカードで退場。
しかし、この絶好のチャンスに、ギリシャのキャプテンで2004年大会優勝の経験者、カラグニスのシュートは、代わったばかりのに止められて、ギリシャは勝ち越しのチャンスを逃した。
ギリシャは、その後も惜しいチャンスがあったが、結局勝ち越せず、試合は1−1のままで終了。
ポーランドは、前半は、地元の大声援を受けて、ブラシュチコフキ、レヴァントフスキらを中心に、試合を有利に進めたが、後半は、防戦一方。今後に課題を残した。
ギリシャは、前半は慎重に戦いを勧め、一人少ない状況でも冷静に対応。後半は一気に攻勢に出て、見事に同点に追いついたが、勝ち越せなかったのは痛かった。
2012年6月8日金曜日
WCブラジル大会 最終予選 ヨルダン戦①
2014年ワールドカップ、ブラジル大会に向けての、アジア最終予選。ホームでのヨルダンとの初戦は、日本が6−0で圧勝した。
日本は、試合開始から、完全にゲームを支配。再三のコーナーキックのチャンスの後、前半18分に前田のゴールで先制。頭で合わせようとしたが、肩に当たってそのままゴール。
その後は、本田のハットトリック。香川がこの大会での初ゴールなど、ゴールラッシュ。終わってみれば、日本の完勝だった。
早々と試合を決めた日本は、本田に代わり中村憲剛、今野に代わり井野波を出場させるなど、サブのメンバーを試す余裕があった。
一方のヨルダンは、開始早々から防戦一方。前半27分にFWのディーブが2枚目のイエローカードで退場となってからは、全く歯が立たなかった。
後半の立ち上がり、一時的に攻勢をかけたが、長続きせず、後半8分に本田のPKが決まってからは、再び防戦一方となった。
日本はこれでホームの最初の2戦を不安の全くない完勝で、好発進。6月12日に、アウェイで強敵オーストラリアと対戦する。
日本は、試合開始から、完全にゲームを支配。再三のコーナーキックのチャンスの後、前半18分に前田のゴールで先制。頭で合わせようとしたが、肩に当たってそのままゴール。
その後は、本田のハットトリック。香川がこの大会での初ゴールなど、ゴールラッシュ。終わってみれば、日本の完勝だった。
早々と試合を決めた日本は、本田に代わり中村憲剛、今野に代わり井野波を出場させるなど、サブのメンバーを試す余裕があった。
一方のヨルダンは、開始早々から防戦一方。前半27分にFWのディーブが2枚目のイエローカードで退場となってからは、全く歯が立たなかった。
後半の立ち上がり、一時的に攻勢をかけたが、長続きせず、後半8分に本田のPKが決まってからは、再び防戦一方となった。
日本はこれでホームの最初の2戦を不安の全くない完勝で、好発進。6月12日に、アウェイで強敵オーストラリアと対戦する。
2012年6月7日木曜日
EURO 2012 優勝予想③ 波乱が起こるか?
EUROでは、時々、大きな番狂わせが起こる。
1992年大会は、ドイツで行われたが、優勝したのはデンマークだった。しかも、デンマークは、ユーゴスラビアがユーゴ戦争のため、直前で出場停止となり、急遽その代役で出場した。ラウドルップ兄弟の活躍が懐かしい。
2004年大会は、ポルトガルで行われ、ルイ・コスタ、マニシュ、クリスチャーノ・ロナウドを擁する地元ポルトガルの優勝が予想されていたが、優勝したのは、全くノーマークだった、名将オットー・レーハーゲル率いるギリシャだった。
今年もそうした番狂わせが起こるだろうか?
開催国のポルトガル、ウクライナも、初戦で勝利し、そのまま勢いに乗れば、地元の声援を受けて、上位に進出する可能性は大いにある。
また、ギリシャは、通貨ユーロ危機で大きなスポットを浴びている。国内経済は崩壊状態に近い。国民の代表チームに対する期待は大きい。そうした国民の熱い期待が、奇跡をもたらすかもしれない。
1992年大会は、ドイツで行われたが、優勝したのはデンマークだった。しかも、デンマークは、ユーゴスラビアがユーゴ戦争のため、直前で出場停止となり、急遽その代役で出場した。ラウドルップ兄弟の活躍が懐かしい。
2004年大会は、ポルトガルで行われ、ルイ・コスタ、マニシュ、クリスチャーノ・ロナウドを擁する地元ポルトガルの優勝が予想されていたが、優勝したのは、全くノーマークだった、名将オットー・レーハーゲル率いるギリシャだった。
今年もそうした番狂わせが起こるだろうか?
開催国のポルトガル、ウクライナも、初戦で勝利し、そのまま勢いに乗れば、地元の声援を受けて、上位に進出する可能性は大いにある。
また、ギリシャは、通貨ユーロ危機で大きなスポットを浴びている。国内経済は崩壊状態に近い。国民の代表チームに対する期待は大きい。そうした国民の熱い期待が、奇跡をもたらすかもしれない。
EURO 2012 優勝予想② 気になるクロアチア
前回優勝のスペイン、そしてドイツを脅かすのは、どのチームだろうか?予選の結果、過去の実績などから見ると、フランス、イタリア、イングランドが候補に挙がる。
フランスは、2010年のワールドカップでまさかのグループステージで敗退。元代表のブランを監督に迎えて、立て直しを図った。この1年間ほどはほとんど負けがない。かつての安定感を取り戻しつつある。優勝の可能性は、決して低くはないだろう。
イタリアも、フランス同様、2010年のワールドカップでグループステージ敗退。再建の最中だが、EURO2012の予選では、20得点2失点と、かつてのカテナチオが復活したかの感がある。しかし、最近、またもセリエAの八百長疑惑が発覚、これが、代表に悪い影響を与えるかもしれない。
イングランドは、大会に向けて着実に準備してきたが、2月にテリーの人種発言発言から始まったトラブルで、監督のカペッロが突然辞任。大会直前には、ランバートらの主力が怪我で戦線を離脱してしまい、一気に、大会への期待が萎んでしまった。
ダークホースという意味では、クロアチアに注目したい。前回大会では、準々決勝でトルコにPK戦の末に敗退した。2010年ワールドカップでは、本大会への出場を逃し、この大会での復活にかけている。最新のFIFAランキングでは8位。この大会に参加しているチームの中では5位。上位進出の可能性は大いにある。
フランスは、2010年のワールドカップでまさかのグループステージで敗退。元代表のブランを監督に迎えて、立て直しを図った。この1年間ほどはほとんど負けがない。かつての安定感を取り戻しつつある。優勝の可能性は、決して低くはないだろう。
イタリアも、フランス同様、2010年のワールドカップでグループステージ敗退。再建の最中だが、EURO2012の予選では、20得点2失点と、かつてのカテナチオが復活したかの感がある。しかし、最近、またもセリエAの八百長疑惑が発覚、これが、代表に悪い影響を与えるかもしれない。
イングランドは、大会に向けて着実に準備してきたが、2月にテリーの人種発言発言から始まったトラブルで、監督のカペッロが突然辞任。大会直前には、ランバートらの主力が怪我で戦線を離脱してしまい、一気に、大会への期待が萎んでしまった。
ダークホースという意味では、クロアチアに注目したい。前回大会では、準々決勝でトルコにPK戦の末に敗退した。2010年ワールドカップでは、本大会への出場を逃し、この大会での復活にかけている。最新のFIFAランキングでは8位。この大会に参加しているチームの中では5位。上位進出の可能性は大いにある。
EURO 2012 優勝予想① スペインの優勝はないだろう
スペインは、史上初となる大会2連覇を達成できるのか?
おそらく、スペインの優勝はないだろう。スペインは、2008年のヨーロッパ選手権の優勝の後、2010年の南アフリカでのワールドカップでも優勝している。変化の激しいサッカー界において、3つの大きなカップを続けて穫ることは、かなり難しいことだ。
また、今シーズンのスペインリーグにおいて、スペイン代表を象徴するチーム、FCバルセロナが優勝を逃したことも、この大会に影響を与えるだろう。代わりに優勝したのは、スペインのチームというよりは、世界選抜のような、モウリーニョ率いるレアル・マドリッドだった。
では、どのチームが優勝するのか?最も可能性が高いのは、ドイツだろう。2006年に自国開催だったワールドカップでは、優勝したイタリアに破れ3位。EURO2008では、決勝でスペインに敗れて2位。そして、2010年のワールドカップでは、準決勝でまたもスペインに敗れて3位に終わった。しかし、常に安定した実力を発揮してきている。
予選でも負けなしの10戦全勝。最近の親善試合でも安定感を見せている。スペインへの雪辱と、久し振りのビッグタイトルに向けて、準備は整っている。
また、つい先日行われたチャンピオンズチームで惜しくもチェルシーの敗れたものの、試合内容では圧倒していたバイエルンの、ポドルスキー、ミュラー、ラーメらの主力は、ドイツ代表での主力でもある。
唯一の心配は、ドイツの中に、スペインへの苦手意識があるかもしれないということだけだ。
ドイツに次いで可能性が高いのは、オランダだろう。2010年ワールドカップでは、決勝でスペインに破れ、今大会でのリベンジを狙っている。EURO2008では、準決勝で、元オランダ代表監督のヒディング率いるロシアに、まさかの敗戦を喫している。
おそらく、スペインの優勝はないだろう。スペインは、2008年のヨーロッパ選手権の優勝の後、2010年の南アフリカでのワールドカップでも優勝している。変化の激しいサッカー界において、3つの大きなカップを続けて穫ることは、かなり難しいことだ。
また、今シーズンのスペインリーグにおいて、スペイン代表を象徴するチーム、FCバルセロナが優勝を逃したことも、この大会に影響を与えるだろう。代わりに優勝したのは、スペインのチームというよりは、世界選抜のような、モウリーニョ率いるレアル・マドリッドだった。
では、どのチームが優勝するのか?最も可能性が高いのは、ドイツだろう。2006年に自国開催だったワールドカップでは、優勝したイタリアに破れ3位。EURO2008では、決勝でスペインに敗れて2位。そして、2010年のワールドカップでは、準決勝でまたもスペインに敗れて3位に終わった。しかし、常に安定した実力を発揮してきている。
予選でも負けなしの10戦全勝。最近の親善試合でも安定感を見せている。スペインへの雪辱と、久し振りのビッグタイトルに向けて、準備は整っている。
また、つい先日行われたチャンピオンズチームで惜しくもチェルシーの敗れたものの、試合内容では圧倒していたバイエルンの、ポドルスキー、ミュラー、ラーメらの主力は、ドイツ代表での主力でもある。
唯一の心配は、ドイツの中に、スペインへの苦手意識があるかもしれないということだけだ。
ドイツに次いで可能性が高いのは、オランダだろう。2010年ワールドカップでは、決勝でスペインに破れ、今大会でのリベンジを狙っている。EURO2008では、準決勝で、元オランダ代表監督のヒディング率いるロシアに、まさかの敗戦を喫している。
2012年6月3日日曜日
WCブラジル大会 最終予選 オマーン戦①
2014年ワールドカップ ブラジル大会に向けての、アジア最終予選が始まった。
日本の初戦はオマーン。日本でのホームゲーム。結果は3−0で危なげなく、日本が初戦を勝利で飾った。
日本は、開始早々からボールを支配し、そのペースを最後までオマーンに渡さなかった。
前半12分に本田。後半6分には、右サイドからの香川からの絶妙のパスを受けた前田がゴール。その3分後の後半9分には、こぼれ球を岡崎が決めた。
日本サイドから見れば、不安は全くなかった。オマーンは、シュートはわずか1本。まったく試合をさせてもらえなかった。
オマーンのGK、プレミアリーグで活躍するハブシは、日本の決定的なチャンスを何回か防いだ。
第2戦は、6月8日(金)に同じ埼玉スタジアムでヨルダンと対戦する。
日本の初戦はオマーン。日本でのホームゲーム。結果は3−0で危なげなく、日本が初戦を勝利で飾った。
日本は、開始早々からボールを支配し、そのペースを最後までオマーンに渡さなかった。
前半12分に本田。後半6分には、右サイドからの香川からの絶妙のパスを受けた前田がゴール。その3分後の後半9分には、こぼれ球を岡崎が決めた。
日本サイドから見れば、不安は全くなかった。オマーンは、シュートはわずか1本。まったく試合をさせてもらえなかった。
オマーンのGK、プレミアリーグで活躍するハブシは、日本の決定的なチャンスを何回か防いだ。
第2戦は、6月8日(金)に同じ埼玉スタジアムでヨルダンと対戦する。
EURO 2012 グループDを分析
グループDは、ウクライナ、イングランド、フランス、スウェーデン。
ウクライナは、開催国として、圧倒的に有利な状況で大会に臨むが、FIFAランキングでは現在50位。他チームとの実力差は否めない。しかし、かつてACミランのエースストライカーとして活躍したベテランのシェフチェンコが、自国での最後となる大会に臨む。奇跡を起こせるか?
イングランドは、主将だったテリーの人種差別発言に絡む協会によるテリー降格発表を受けて、カペッロ監督が突然2月に監督を辞任。ベテランのホジソンが監督に就任した。さらに、ランバートら主力選手が怪我で大会を断念するなど、大会に向けて不安材料が多い。予選も難しいグループではあったが、5勝3分と振るわず。
フランスは、ワールドカップの惨敗を受けて、新たに就任した元代表DFのブランの新しいチーム作りが着実にチームに浸透している。予選は、難敵のボスニア・ヘルツェゴビナ、ルーマニアなどを相手に、6勝3分1敗とまずまずの結果で1位通過。ここ1年間は無敗を誇る安定感で、上位進出を狙う。
スウェーデンは、予選を8勝2敗でオランダに次ぎ2位で本戦出場を決めた。チームは典型的な攻撃型のチーム。予選でも14選手が31得点を上げた。どこからでもゴールを決められるチーム。ACミランでエースストライカーとして活躍するイブラヒモヴィッチの、シェフチェンコとの新旧エース対決は見物だ。
順当に行けば、イングランドとフランスだが、イングランドには不安定な要因が多すぎる。イギリスは今年はオリンピックイヤーで、エリザベス女王の在位50周年と嬉しいイベントが続いているが、残念ながら、EURO2012は悲しい思い出となるだろう。フランスとスウェーデンがグループリーグを突破するだろう。
ウクライナは、開催国として、圧倒的に有利な状況で大会に臨むが、FIFAランキングでは現在50位。他チームとの実力差は否めない。しかし、かつてACミランのエースストライカーとして活躍したベテランのシェフチェンコが、自国での最後となる大会に臨む。奇跡を起こせるか?
イングランドは、主将だったテリーの人種差別発言に絡む協会によるテリー降格発表を受けて、カペッロ監督が突然2月に監督を辞任。ベテランのホジソンが監督に就任した。さらに、ランバートら主力選手が怪我で大会を断念するなど、大会に向けて不安材料が多い。予選も難しいグループではあったが、5勝3分と振るわず。
フランスは、ワールドカップの惨敗を受けて、新たに就任した元代表DFのブランの新しいチーム作りが着実にチームに浸透している。予選は、難敵のボスニア・ヘルツェゴビナ、ルーマニアなどを相手に、6勝3分1敗とまずまずの結果で1位通過。ここ1年間は無敗を誇る安定感で、上位進出を狙う。
スウェーデンは、予選を8勝2敗でオランダに次ぎ2位で本戦出場を決めた。チームは典型的な攻撃型のチーム。予選でも14選手が31得点を上げた。どこからでもゴールを決められるチーム。ACミランでエースストライカーとして活躍するイブラヒモヴィッチの、シェフチェンコとの新旧エース対決は見物だ。
順当に行けば、イングランドとフランスだが、イングランドには不安定な要因が多すぎる。イギリスは今年はオリンピックイヤーで、エリザベス女王の在位50周年と嬉しいイベントが続いているが、残念ながら、EURO2012は悲しい思い出となるだろう。フランスとスウェーデンがグループリーグを突破するだろう。
EURO 2012 グループCを分析
グループCは、スペイン、イタリア、クロアチア、アイルランド。
スペインは、予選を8戦全勝。ワールドカップを制した主要選手は、今も変わっていない。連覇に向けて不安はないように見える。しかし、過去、ユーロを連覇したチームはない。グループリーグに不安はないが、連覇に向けては、超えるべきハードルは高い。
イタリアは、このところ大きな大会ではこれといった成果を残していない。予選は8勝2分とまずますだったが、楽なグループであったことも確か。しかし失点2というのは、見事。決定的な点取り屋がいないだけに、堅い守りで、上位進出を目指したい。
しかし、大会直前に、再びセリエAでの八百長疑惑が浮上した。以前の騒ぎの時、セリエBに降格となったユベントスが、今期はセリアAを久し振りに征している。それ以降、イタリア代表は泣かず飛ばす。今回も、大会前に冷や水を浴び去られた形になってしまった。
クロアチアは、予選でギリシャに次ぐ2位となり、プレーオフで強豪のトルコを下しての出場。トルコには前回大会の準々決勝でPK戦で敗れた相手だけに、そのリベンジを果たした結果になった。イタリアと、ベスト8進出を巡って争うことになるだろう。
アイルランドは、予選ではロシアに次ぐ2位。プレーオフでエストニアを下して本戦への出場を果たした。監督は、トラパットー二。過去に、インテル、ユベントス、そしてイタリア代表などの監督を務めている名将。大きな大会での戦い方は心得ている。しかし、グループリーグを突破するのは難しいだろう。
スペインのベスト8はまず間違いない。問題は残りの1チーム。過去の実績から言えば、当然イタリアになるが、最近の勢いでは、クロアチアが勝る。両チームとも、アイルランドとの戦いが鍵になる。ここで、きっちりと白星を稼がないとベスト8への道はない。おそらく、クロアチアが、もうひとつの切符を手にするだろう。
スペインは、予選を8戦全勝。ワールドカップを制した主要選手は、今も変わっていない。連覇に向けて不安はないように見える。しかし、過去、ユーロを連覇したチームはない。グループリーグに不安はないが、連覇に向けては、超えるべきハードルは高い。
イタリアは、このところ大きな大会ではこれといった成果を残していない。予選は8勝2分とまずますだったが、楽なグループであったことも確か。しかし失点2というのは、見事。決定的な点取り屋がいないだけに、堅い守りで、上位進出を目指したい。
しかし、大会直前に、再びセリエAでの八百長疑惑が浮上した。以前の騒ぎの時、セリエBに降格となったユベントスが、今期はセリアAを久し振りに征している。それ以降、イタリア代表は泣かず飛ばす。今回も、大会前に冷や水を浴び去られた形になってしまった。
クロアチアは、予選でギリシャに次ぐ2位となり、プレーオフで強豪のトルコを下しての出場。トルコには前回大会の準々決勝でPK戦で敗れた相手だけに、そのリベンジを果たした結果になった。イタリアと、ベスト8進出を巡って争うことになるだろう。
アイルランドは、予選ではロシアに次ぐ2位。プレーオフでエストニアを下して本戦への出場を果たした。監督は、トラパットー二。過去に、インテル、ユベントス、そしてイタリア代表などの監督を務めている名将。大きな大会での戦い方は心得ている。しかし、グループリーグを突破するのは難しいだろう。
スペインのベスト8はまず間違いない。問題は残りの1チーム。過去の実績から言えば、当然イタリアになるが、最近の勢いでは、クロアチアが勝る。両チームとも、アイルランドとの戦いが鍵になる。ここで、きっちりと白星を稼がないとベスト8への道はない。おそらく、クロアチアが、もうひとつの切符を手にするだろう。
2012年6月2日土曜日
EURO 2012 グループBを分析
グループBは、ポルトガル、ドイツ、オランダ、デンマーク。
ポルトガルは、ユース優勝の黄金世代が去り、世代交代の時期。デコも代表を引退し、ビッグネームは、クリスチャーノ・ロナウドだけになってしまった。予選は、5勝1分2敗で、デンマークの後塵を拝し、まさかの2位。ボスニア・ヘルツェゴビナとのプレーオフを制して、何とか本大会に進んだ。
ロナウドは、何よりもそのチーム状況を理解している。”バロンドールより、ユーロのカップが欲しい”と語っている。しかし、不幸にも死のグループに入ってしまった。ポルトガルがこのグループを突破するのは難しいだろう。
ドイツ。前回大会では、決勝でスペインに破れ、惜しくも2位に終わった。2010年のワールドカップでも、準決勝でそのスペインに破れ、今大会での雪辱を誓っている。予選では負け分けなしの10戦全勝。死角はない。このドイツを優勝候補に上げる関係者は多い。そして、その可能性はかなり高い。
オランダは、予選を9勝1敗で、難敵スウェーデンを抑えて1位通過。2010ワールドカップ南アフリカ大会では、決勝でスペインに惜しくも敗れた。メンバーはその時とほとんど変わらない。1988年、フリット、ファンバステン、ライカールトの黄金チーム以来の優勝を目指す。
デンマークは、予選を6勝1分1敗で手堅く1位通過。1992年に制裁で欠場を余儀なくされたセルビアの代わりに出場し、まさかの初優勝を成し遂げてからすでに10年。そのプレースタイルは変わっていない。しかし、グループリーグの突破は難しい。
死のグループ、グループBを突破するのは、ドイツとオランダだろう。
ポルトガルは、ユース優勝の黄金世代が去り、世代交代の時期。デコも代表を引退し、ビッグネームは、クリスチャーノ・ロナウドだけになってしまった。予選は、5勝1分2敗で、デンマークの後塵を拝し、まさかの2位。ボスニア・ヘルツェゴビナとのプレーオフを制して、何とか本大会に進んだ。
ロナウドは、何よりもそのチーム状況を理解している。”バロンドールより、ユーロのカップが欲しい”と語っている。しかし、不幸にも死のグループに入ってしまった。ポルトガルがこのグループを突破するのは難しいだろう。
ドイツ。前回大会では、決勝でスペインに破れ、惜しくも2位に終わった。2010年のワールドカップでも、準決勝でそのスペインに破れ、今大会での雪辱を誓っている。予選では負け分けなしの10戦全勝。死角はない。このドイツを優勝候補に上げる関係者は多い。そして、その可能性はかなり高い。
オランダは、予選を9勝1敗で、難敵スウェーデンを抑えて1位通過。2010ワールドカップ南アフリカ大会では、決勝でスペインに惜しくも敗れた。メンバーはその時とほとんど変わらない。1988年、フリット、ファンバステン、ライカールトの黄金チーム以来の優勝を目指す。
デンマークは、予選を6勝1分1敗で手堅く1位通過。1992年に制裁で欠場を余儀なくされたセルビアの代わりに出場し、まさかの初優勝を成し遂げてからすでに10年。そのプレースタイルは変わっていない。しかし、グループリーグの突破は難しい。
死のグループ、グループBを突破するのは、ドイツとオランダだろう。
EURO 2012 グループAを分析
グループAは、ポーランド、チェコ、ギリシャ、ロシア。
ポーランドは開催国としての参加。グループリーグ突破のためには、地元の声援と、勝利の女神の慈悲が必要だ。
チェコは、世代交代の時期を迎えている。予選では、スペインに次ぐ2位だったが、4勝1敗3分と振るわず、スペインには歯が立たず。上位進出はおろか、グループリーグの突破も難しいだろう。
ギリシャは、典型的なホームで強い内弁慶なチームだが、予選において、クロアチア、イスラエルとの混戦を7勝3分の負けなしで首位突破。得点はわずか14点と低いが、失点はわずか5点。とにかく、堅い。FIFAランキングも現在14位。
現在、ギリシャは、ご存知の通り、通貨EUROから離脱するかどうかで世界の注目を浴びている。国内の景気も悪化する一方。国民は、この大会でも優勝を何より望んでいる。奇跡といわれた2004年の優勝から8年。果たして、2度目の奇跡を起こせるか?
ロシアは、前回2008年大会では、名将ヒディングのもとでベスト4まで進出し、惜しくも優勝したスペインに敗れた。その大会のヒーロー、アルシャヴィンは、キャプテンとして大会に臨む。予選は、比較的楽なグループを7勝2分1敗でトップ通過。グループリーグの突破は堅いだろうが、上位進出は難しいだろう。
グループAは、ギリシャとロシアが突破するだろう。ギリシャは、勢いに乗れば、上位進出の可能性も大いにある。
ポーランドは開催国としての参加。グループリーグ突破のためには、地元の声援と、勝利の女神の慈悲が必要だ。
チェコは、世代交代の時期を迎えている。予選では、スペインに次ぐ2位だったが、4勝1敗3分と振るわず、スペインには歯が立たず。上位進出はおろか、グループリーグの突破も難しいだろう。
ギリシャは、典型的なホームで強い内弁慶なチームだが、予選において、クロアチア、イスラエルとの混戦を7勝3分の負けなしで首位突破。得点はわずか14点と低いが、失点はわずか5点。とにかく、堅い。FIFAランキングも現在14位。
現在、ギリシャは、ご存知の通り、通貨EUROから離脱するかどうかで世界の注目を浴びている。国内の景気も悪化する一方。国民は、この大会でも優勝を何より望んでいる。奇跡といわれた2004年の優勝から8年。果たして、2度目の奇跡を起こせるか?
ロシアは、前回2008年大会では、名将ヒディングのもとでベスト4まで進出し、惜しくも優勝したスペインに敗れた。その大会のヒーロー、アルシャヴィンは、キャプテンとして大会に臨む。予選は、比較的楽なグループを7勝2分1敗でトップ通過。グループリーグの突破は堅いだろうが、上位進出は難しいだろう。
グループAは、ギリシャとロシアが突破するだろう。ギリシャは、勢いに乗れば、上位進出の可能性も大いにある。
EURO 2012がいよいよ始まる!
いよいよ、6月8日(金)より、サッカーヨーロッパ選手権、EURO 2012が始まる。
初戦のポーランドVSギリシャ戦から、7月1日に行われる決勝戦まで、およそ1ヶ月の間、世界のサッカーファンは、この大会に釘付けになる。
今大会の最大の注目点は、スペインが連覇を行うかどうか。予選では、8戦無敗、26得点6失点と圧倒的な強さを見せつけた。
2010年のワールドカップ南アフリカ大会でも、苦しみながらも優勝し、史上初めて、ヨーロッパ選手権とワールドカップを続けて手にしたチームとなった。
しかし、そのスペインに、不安材料もなくはない。
そもそも、ヨーロッパ選手権で連覇したチームは、いまだかつてない。スペイン代表そのものを象徴するような、バルセロナが今年はリーグ戦で優勝できず、チャンピオンズリーグも準決勝で敗退してしまった。
果たして、スペインは史上初の、EURO連覇を達成できるのか?
グループCの初戦、6月10日(日)のイタリア戦が大いに注目される。
初戦のポーランドVSギリシャ戦から、7月1日に行われる決勝戦まで、およそ1ヶ月の間、世界のサッカーファンは、この大会に釘付けになる。
今大会の最大の注目点は、スペインが連覇を行うかどうか。予選では、8戦無敗、26得点6失点と圧倒的な強さを見せつけた。
2010年のワールドカップ南アフリカ大会でも、苦しみながらも優勝し、史上初めて、ヨーロッパ選手権とワールドカップを続けて手にしたチームとなった。
しかし、そのスペインに、不安材料もなくはない。
そもそも、ヨーロッパ選手権で連覇したチームは、いまだかつてない。スペイン代表そのものを象徴するような、バルセロナが今年はリーグ戦で優勝できず、チャンピオンズリーグも準決勝で敗退してしまった。
果たして、スペインは史上初の、EURO連覇を達成できるのか?
グループCの初戦、6月10日(日)のイタリア戦が大いに注目される。
2012年5月20日日曜日
欧州チャンピオンズリーグ2011-2012決勝戦:ミュンヘンの悲劇
これを悲劇といわずして、何を、そう呼んだらいいのか。
チャンピオンズリーグの決勝戦の会場は、決勝戦の試合カードが決まる遥か以前に決定される。バイエルン・ミュンヘンにとっては、ホームで決勝戦を迎えられ、2001年以来の5度目の優勝は、確度が高いと思われていた。
試合は、シュバインシュタイガー、ロッペン、リヴェリ、ゴメスらを擁するバイエルンが終止ペースを握り、後半38分、トーマス・ミューラーのゴールで先制した時は、会場のバイエルンのサポーターは、だれもが5度目の優勝を確信した。
しかし、その5分後、終了間際の後半43分、右コーナーキックからドログバのヘディングが決まり、試合は延長戦に持ち込まれた。バイエルンのディフェンダーは、誰もドログバについて行けなかった。
延長戦の後半、そのドログバが、相手ペナルティエリア内でリヴェリの足を後ろから引っかけてバイエルンにPKのチャンスが与えられた。判定は微妙なものだったが、ヴィエリはこの後、この怪我で退場した。
バイエルンは、再び、優勝に一歩近づいたが、ロッペンのPKは、チェルシーのGKチェフに止められてしまう。
試合はその後、両者無得点に終わり、勝負の行方は、PK戦に持ち込まれた。
PK戦は、バイエルンのサイドで行われ、チェルシーは先頭のマタが、バイエルン・サポーターの凄まじいブーイングに気圧されたのか、失敗。バイエルンは、三たび、優勝をほぼ手中にした。
しかし、勝利の女神は、バイエルンには、最後まで微笑まなかった。4番目のオリッチが失敗し、同点に。バイエルンの最後のキッカー、シュバインシュターガーのボールは、不幸にも右ポストを叩いてゴールならず。チェルシーは、ドログバが落ち着いてキーパーの予測を外し、左隅に決めて、チェルシーが、念願のチャンピオンズリーグの初優勝を決めた。
最後にPKを外したシュバインシュターガーは、頭を抱え、しばらくは、立ち上がることができなかった。
試合後、バイエルンのハインケス監督は、”負けたのは自分たちのせいであり、それ以外の理由はない。”と語ったが、この試合を見ていた多くの人は、決して、そうは思わなかっただろう。
この試合は、”ミュンヘンの悲劇”として、長く語り継がれることになるのでないか。
チャンピオンズリーグの決勝戦の会場は、決勝戦の試合カードが決まる遥か以前に決定される。バイエルン・ミュンヘンにとっては、ホームで決勝戦を迎えられ、2001年以来の5度目の優勝は、確度が高いと思われていた。
試合は、シュバインシュタイガー、ロッペン、リヴェリ、ゴメスらを擁するバイエルンが終止ペースを握り、後半38分、トーマス・ミューラーのゴールで先制した時は、会場のバイエルンのサポーターは、だれもが5度目の優勝を確信した。
しかし、その5分後、終了間際の後半43分、右コーナーキックからドログバのヘディングが決まり、試合は延長戦に持ち込まれた。バイエルンのディフェンダーは、誰もドログバについて行けなかった。
延長戦の後半、そのドログバが、相手ペナルティエリア内でリヴェリの足を後ろから引っかけてバイエルンにPKのチャンスが与えられた。判定は微妙なものだったが、ヴィエリはこの後、この怪我で退場した。
バイエルンは、再び、優勝に一歩近づいたが、ロッペンのPKは、チェルシーのGKチェフに止められてしまう。
試合はその後、両者無得点に終わり、勝負の行方は、PK戦に持ち込まれた。
PK戦は、バイエルンのサイドで行われ、チェルシーは先頭のマタが、バイエルン・サポーターの凄まじいブーイングに気圧されたのか、失敗。バイエルンは、三たび、優勝をほぼ手中にした。
しかし、勝利の女神は、バイエルンには、最後まで微笑まなかった。4番目のオリッチが失敗し、同点に。バイエルンの最後のキッカー、シュバインシュターガーのボールは、不幸にも右ポストを叩いてゴールならず。チェルシーは、ドログバが落ち着いてキーパーの予測を外し、左隅に決めて、チェルシーが、念願のチャンピオンズリーグの初優勝を決めた。
最後にPKを外したシュバインシュターガーは、頭を抱え、しばらくは、立ち上がることができなかった。
試合後、バイエルンのハインケス監督は、”負けたのは自分たちのせいであり、それ以外の理由はない。”と語ったが、この試合を見ていた多くの人は、決して、そうは思わなかっただろう。
この試合は、”ミュンヘンの悲劇”として、長く語り継がれることになるのでないか。
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