ロンドン・オリンピック、男子サッカーの3位決定戦、日本と韓国の戦いは、韓国が2-0で日本を降し、銅メダルを手にした。
日本は、得意のパスサッカーを展開し、幾度となくチャンスを迎えたが、最後に決めきれず、無得点に終わった。これまでの戦いで主役を演じてきた永井も、怪我の影響もあってか、韓国のディフェンス陣に完全に封じられ、全く活躍できなかった。
一方の韓国は、前半から闘争心むき出しでこの試合にかける意気込みを示した。得意のカウンターから、ここぞ、という場面でキッチリとゴールを決めて、宿敵の日本を降した。
試合開始早々、韓国が日本ゴールに襲いかかった。その後、試合が落ち着いてくると、日本がボールを支配し、韓国陣内で試合が勧められた。韓国は、無理に日本のボールを奪おうとはせず、しかし、時折激しいプレーで、この試合への思い入れを体で表した。
韓国は、明らかに足を狙ったプレーで、前半で3枚のイエローカードを受け、さすがに、その後のラフプレーは、やや抑え気味になった。
前半38分。韓国はカウンター攻撃から、オーバーエージ枠のパク・チュヨンがディフェンス4人を引きつけながら、最後は右足でギール右隅にゴール。これまでの試合で堅守を誇っていた日本のディフェンス陣は、何もできなかった。
後半の立ち上がり、日本はディフェンスのちぐはぐなプレーで、何度かピンチを迎えたが、その後は落ち着きを取り戻し、前半同様、日本が韓国エリア内で試合を進めた。
しかし、後半12分、韓国はゴールキーパーからの長いキックを、キャプテンのク・ジャチョルが、そのまま持ち込んで右足でゴール。
日本は、選手交代などで打開を図るが、結局ゴールを挙げることができず、試合は2-0のままで終了。銅メダルを獲得することはできなかった。
韓国は、中盤では日本のパスワークに無理には付き合わず、しかしゴール前での守りに集中し、日本のゴールを許さなかった。また、永井が得意の足を行かせるような展開にならないように、細心の注意を図っていた。
伝統のカウンター攻撃からのゴールは見事だった。日本のディフェンス陣は、一番警戒していた韓国の攻撃を、なすすべなく許した。
日本は、永井を封じられ、ゴール前までボールを運べるが、最後の最後で、韓国のディフェンスの壁を崩すことができなかった。自陣でボールを回しているときと、相手のゴール前に迫っているときと、同じような雰囲気で試合を進めているように見え、韓国の攻守の切り替えとの差が、際立っていた。
大会を通じて、日本は初戦のスペイン戦では、世界が賞賛する素晴らしいチームだったが、最後の各国選では、これまでの通りの、普通のチームになっていた。
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