ロンドン・オリンピック、女子サッカーの決勝戦。ロンドンのサッカーの聖地、ウェンブリースタジアムで行われた試合は、アメリカが2-1で日本を降し、3大会連続でオリンピックでの金メダルを獲得した。
日本は、前回のワールドカップの優勝に続き、史上初めてのワールドカップとオリンピックの連覇を目指したが、果たせず、そのワールドカップの決勝で降したアメリカから、リベンジを受けた形になった。
試合の立ち上がりは、両チームともほぼ互角の戦い。しかし、先制したのはアメリカだった。
前半8分。モーガンが右サイドを深く切れ込んで、ゴール前に折り返し、このボールを飛び込んで来たロイドが頭で決めた。日本のディフェンスは、マークしていたワンバクの後ろから飛び出してきたロイドを、止めることができなかった。
日本は、何度となく決定的なチャンスを迎えたが、シュートミスをしたり、バーに跳ね返されたり、決め手を欠き、同点ゴールが奪えなかった。
また、アメリカのペナルティエリア内での明らかなハンドがありながら、審判がハンドを取らないなど、運にも見放されていた。前半は、1-0のまま終了。後半も、先にゴールを奪ったのは、アメリカだった。
後半9分。先制点を挙げたロイドが、中盤からドリブルでゴール前まで持ち込み、そのまま、あっさりとミドルシュートを決めた。日本は、ずっとロイドについていたが、相手にフリーキックを与えるのをためらい、強引に止めには行かなかったが、それが仇となってしまった。
日本も、後半18分に、宮間、大野、澤と渡ったボール。澤のシュートははじかれたが、そのリバウンドを澤がフリーの大野にパス。これを大野が決めて、ついに、1点を返した。
さらに日本は、後半、鮫島に変わって出場した岩渕が、キーパーと1対1となり、この試合で最大のチャンスを迎えたが、ゴール右隅を狙ったシュートは、アメリカのGKソロに落ち着いてキャッチされ、絶好の同点機を逃した。
結局、試合はそのまま終了し、アメリカが、ワールドカップでの雪辱を果たし、オリンピックの3連覇を決めた。試合は、決勝戦に相応しく、展開がめまぐるしく変わり、お互い攻撃的に試合を展開した、好ゲームだったが、決定力にまさり、運にも恵まれたアメリカが最後には勝利を掴んだ。
日本は、試合内容自体は悪くなかったが、何度かあった決定的なチャンスに決められず、またPKにつながるハンドも主審に認められず、運もなく、銀メダルに終わった。
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