2012年8月4日土曜日

ロンドン・オリンピック 女子 準々決勝 ブラジル 0-2 日本

ロンドン・オリンピック、女子サッカーの準々決勝、ブラジルと日本の強豪同士の戦いは、圧倒的にボールを支配されながらも、少ないチャンスをものにした日本が、2-0でブラジルを降し、準決勝進出を決めた。次の相手は、スウェーデンを降したフランス。

ブラジルは、女子サッカーがオリンピックの競技になって以来、常にベスト4に名前を連ねてたが、これで、初めてベスト8で姿を消すことになるという、初の屈辱を味わった。

試合は、開始早々、3-4-3というこれまでにない攻撃的なスタイルで望んだブラジルが、ほとんどボールを支配し、日本のサイドで試合が行われた。日本の細かいパス回しを封じ、先制点を奪い、有利に試合を進める戦術だった。

日本は、中盤での沢、阪口、守備の岩清水、熊谷を中心に、ブラジルの攻撃を組織で封じ、チャンスを伺った。前半20分以降は、ようやく相手陣内でボールを回し、決定的なチャンスを作れるようになった。

そして、前半27分。相手の左サイドでリスタートのチャンス。沢が素早くディフェンスの後ろに出したボールに、大儀見がいいタイミングで飛び出し、キーパーと1対1になり、冷静にゴール右隅に先制点を決めた。

ブラジルは、ディフェンスの二人が大儀見を追いかけていたが、ただ後ろからついていっている、といだけで、後ろからプレッシャーをかけようとか、そうした気迫が全く感じられなかった。こうした点が、ブラジルのディフェンスの弱点だった。

後半も、ブラジルは開始早々からラインを上げて、主力のマルタを中心に、日本ゴールに襲いかかった。日本は、前半同様、粘り強い組織的な守りで、その攻撃を凌いだ。

ブラジルは、何度なく決定なチャンスを迎えたが、日本のGK福元の攻守や、自らのシュートミスで、なかなか、ゴールを奪えない。この試合、ブラジルには運にも見放されていた。

日本は、後半28分。カウンター攻撃のチャンス。左サイドの大儀見からのパスが、ゴール前の大野につながり、大野は落ち着いてディフェンダーを交わし、左足で貴重な追加点を決めた。ここでも、ブラジルのディフェンスの淡白さが目についた。

ブラジルは、最後まで圧倒的にボールを支配しながら、組織的な日本の守備を崩せず、そのままタイムアップ。一方の日本は、少ないチャンスに、大儀見、大野の決定力の高さで2ゴールを奪った。この決定力の差が、試合の勝敗を分けた。

しかし、日本は、あまりに相手にボールを支配され過ぎていた。相手の決定力の無さや、不運にも助けられて、ノーゴールにブラジルを抑えたが、全体としての調子は、あまりいいとは言えなかった。

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