準々決勝の第3戦は、大会2連覇を目指すスペインと、フランスの対戦。
結果は、スペインがフランスに2-0と完勝。準決勝に駒を進めた。
スペインは、FWに不安定なトーレスでなく、セスクを先発させた。一方のフランスも、これまでずっと先発だった攻撃的なMFであるナスリをベンチスタートさせた。両チームとも、この試合に対して、慎重な姿勢で臨んだ。
終わってから見れば、この試合は、代表キャップの100試合目となった、シャビ・アロンソによる、シャビ・アロンのための試合だった。
前半19分、イニエスタからのパスが左サイドのジョルディ・アルバへ。アルバはそのまま切れ込んでから逆サイドにセンタリング。フリーでゴール前に飛び込んで来たシャビ・アロンソが、頭で叩き付けて、ゴール左隅に。
その後は、両チームとも何度かチャンスを迎えたが、いずれも得点できず。後半ロスタイムに、ペドロがペナルティ・エリア内で倒されてスペインにPKが与えられた。これを、シャビ・アロンソは、落ち着いて、キーパーが飛んだ逆側の左上に決めて、スペインがフランスに引導を渡した。
スペインは、圧倒的な強さはないが、パスを回し、ゴール前に飛び出し、相手の攻撃を防ぐ、という単純な作業を繰り返し、90分後には、2-0でリードしたまま終了の笛を聴いた。
フランスは、決して出来は悪くなかった。しかし、堅いスペインのディフェンスを崩せるだけの、あと一歩、が足りなかった。それは、この試合だけでなく、大会全体の印象だった。フランスは、とてもいいチームだが、それを突き抜ける、完璧な安定感、爆発的な攻撃力、点取り屋、といったものが欠けていた。
スペインは、準決勝では、クリスチャーノ・ロナウド率いるポルトガルと対戦する。ポルトガルは、スペインほどの安定感はないが、爆発的な攻撃力がある。対照的なこの2チームの対戦は、大差がつくか、接戦になるか、どちらかの展開になるだろう。
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