2012年8月12日日曜日

ロンドン・オリンピック 男子 決勝戦 ブラジル 1-2 メキシコ

ロンドン・オリンピック、男子サッカーの決勝、ブラジルとメキシコの対戦は、大方の予想を覆し、メキシコが2−1でブラジルを降し、オリンピックのサッカーでの初めての金メダルを手にした。

試合では、メキシコの勝負強さだけが目立ち、ネイマール、オスカル、ディアゴ・シウバ、マルチェロ、アレ・サンドロら、世界中の一流チームで活躍するスター選手をそろえたブラジルは、その前に屈した。

試合は、開始早々、ブラジルの激しいプレスで始まった。一度、押し戻されたメキシコも、同じくブラジルのディフェンスに激しいチェック。相手のバックパスを奪ったペラルタが、そのまま一気にゴール前に持ち込んで、右足でゴール左隅にシュート。これがあっさり決まり、開始わずか30秒でメキシコが先制した。

ブラジルは、大会前から不安視されていた守備の弱さが、いきなり露呈し、開始早々から、1点のディスアドバンテージを負ってしまった。

ワールドカップ4回の優勝を誇るブラジルは、オリンピックでの優勝は一度もない。1984年、88年大会でも決勝まで進みながら、銀メダルに終わっている。この大会での優勝は、ブラジルに取って、至上命題になっていた。そのプレッシャーが、1点のビハインドとともに、ブラジルのイレブンに襲いかかった。

ブラジルの華麗なパス回しから繰り出されるシュートを、メキシコのディフェンス陣は、ことごとく跳ね返した。

ブラジルが次第に焦りを感じ始めた後半30分。メキシコが、ゴール前右サイドからのフリーキックのチャンス。ファビアンがゴール前に上げたボールに、左サイドから飛び込んで来たペラルタが、再びゴールを決めて、メキシコがダメ押しの2点目。

ブラジルのディフェンスは、走り込んできたペラルタをだれも止めにいけず、ただゴール前で立っているだけだった。

ブラジルは、守備を巡って、ピッチ場で味方同士で言い争いを始める一幕もあり、チーム一丸となって決勝に挑んだメキシコとの、好対照なチーム事情を露呈した。

ブラジルは、ロスタイムにレアンドロがようやく1ゴールを返したが、時既に遅し。優勝に相応しい戦いをしたメキシコが、勝利を手にした。

0 件のコメント:

コメントを投稿